IM-AccelDB for Accel Platform マニュアル 第2版 2016-09-01

7. 設定管理

「設定管理」の概要および使用手順について示します。

7.1. 設定管理について

7.1.1. 個別設定

個別設定では以下の機能を提供します。

No 機能名 説明
1 参照 設定を表示します。
2 変更 設定を変更します。
3 履歴
設定変更の履歴に関する、以下の機能を提供します。
・設定変更履歴の一覧を表示します。
・設定変更履歴から過去の設定ファイルをリストアします。
・不要な設定変更履歴を削除します。
4 ダウンロード 設定ファイルをダウンロードします。

対象とする設定ファイルは以下の通りです。

No 設定ファイル名 内容
1 pg_hba.conf PostgreSQL のアクセス制御に関する設定です。
2 pg_rman.ini PostgreSQL バックアップに関する設定です。 IM-AccelDB 「バックアップ」メニューで使用します。
3 pg_stats_reporter.ini PostgreSQL の統計情報取得に関する設定です。 IM-AccelDB 「統計情報」メニューで使用します。
4 postgresql.conf PostgreSQL 全般の設定です。

以下の手順で「設定管理」画面を表示します。

  1. メニューリストから、[設定管理] をクリックし、「設定管理」画面を表示します。

    ../_images/7-2.JPG

    No 項目名 内容
    1 『設定ファイル選択』 操作対象の設定ファイルを選択します。
    2 [参照] ボタン 「参照」画面を表示します。
    3 [変更] ボタン 「変更」画面を表示します。
    4 [履歴] ボタン 「履歴」画面を表示します。
    5 [ダウンロード] ボタン 設定ファイルをダウンロードします。

7.1.2. 高度な設定

高度な設定では以下の機能を提供します。

No 機能名 説明
1 Dry-Run
Dry-Runの最後に実行した結果を表示します。
Run実行はこの画面から行います。
2 履歴
設定変更の履歴に関する、以下の機能を提供します。
・設定変更履歴の一覧を表示します。
・設定変更履歴から過去の設定ファイルをリストアします。
・設定変更を初期化します。
・不要な設定変更履歴を削除します。
3 アップロード 変更するIPアドレスを記載したYAML形式ファイルをアップロードします。

コラム

過去にアップロードを実施し、Dry-Runを実行していない場合、「Dry-Run」ボタンは表示されません。

以下の手順で「設定管理」画面を表示します。

  1. メニューリストから、[設定管理] をクリックし、「設定管理」画面を表示します。

    ../_images/7-2-2.JPG

    No 項目名 内容
    1 [Dry-Run] ボタン 「Dry-Run」画面を表示します。
    2 [履歴] ボタン 「履歴」画面を表示します。
    3 [アップロード] ボタン 設定ファイルをアップロードします。

7.2. 設定参照

設定を参照する手順を示します。例として、postgresql.conf を参照します。

  1. 「設定管理」画面から『postgresql.conf』を選択し、[参照] ボタンをクリックします。
  2. 「参照」画面が表示されます。

    ../_images/7-4.JPG

    No 項目名 説明
    1 パラメータ
    各パラメータ名が表示されます。
    pg_hba.confの場合のみ、記載行数が表示されます。
    2 設定値 各パラメータの値が表示されます。
    3 [一覧に戻る] リンク 「設定管理」画面に戻ります。
    4 [詳細設定] タブ 設定表示部で表示していない設定を表示します。

  3. 設定表示部で表示されない設定を参照するには、[詳細設定] タブをクリックします。

    ../_images/7-6.JPG

  4. 詳細設定が表示されます。

    ../_images/7-7.JPG

7.3. 設定変更

7.3.1. 概要

以下の手順を実施します。

  1. 設定変更
    設定を変更します。
  2. 設定読み込み
    設定ファイルを読み込んで、変更した設定を有効にします。

コラム

HA構成の場合、設定変更はそれぞれのマシンで実施してください。

7.3.2. 設定変更

設定を変更する手順を示します。例として、postgresql.conf を以下のように変更します。
  • shared_buffersを32MBから128MBにします。
  • work_memを1MBから5MBにします。
  • log_temp_filesを100MBから200MBにします。

注意

本機能では、設定変更するパラメータについて、形式や整合性の確認は行っておりません。
誤った値を設定した場合、PostgreSQLが起動しなくなることがあります。
起動しなくなった場合は、履歴から設定をリストアすることで、変更前の状態に戻すことが可能です。
  1. 「設定管理」画面から「postgresql.conf」を選択し、[変更] ボタンをクリックします。

    ../_images/7-11.JPG

  2. 「変更」画面が表示されます。

    ../_images/7-12.JPG
    .. table::
    No 項目名 説明
    1 パラメータ
    各パラメータ名が表示されます。
    pg_hba.confの場合のみ、記載行数が表示されます。
    2 設定値 各パラメータの値が表示されます。
    3 [一覧に戻る] リンク 「設定管理」画面に戻ります。
    4 [詳細設定] タブ 設定表示部で表示していない設定を表示します。
    5 [変更] ボタン 「変更確認」画面を表示します。
    6 [クリア] ボタン 入力項目が変更前の値に戻ります

  3. 「shared_buffers」に『128MB』と入力します。

    ../_images/7-13.JPG

  4. 「work_mem」に『5MB』と入力します。

    ../_images/7-14.JPG

  5. [詳細設定] タブをクリックします。

    ../_images/7-14.JPG

  6. 詳細設定が表示されたことを確認し、log_temp_filesの行に『200MB』と入力します。

    ../_images/7-16.JPG

  7. [変更] ボタンをクリックします。

    ../_images/7-17.JPG

  8. 「変更確認」画面が表示されます。変更内容が赤くハイライトされるので確認します。

    ../_images/7-18-1.JPG

  9. [詳細設定] タブをクリックし、詳細設定の変更内容を確認します。

    ../_images/7-18-2.JPG

  10. 変更内容を確認して、[はい] ボタンをクリックします。

    ../_images/7-18-3.JPG

  11. 「変更完了」画面が表示されたことを確認し、[一覧に戻る] ボタンをクリックします。

    ../_images/7-18-4.JPG

  12. 「設定管理」画面が表示されたことを確認し、『postgresql.conf』を選択して [参照] ボタンをクリックします。

    ../_images/7-11.JPG

  13. 変更した設定が反映されていることを確認します。

    ../_images/7-22-1.JPG
    ../_images/7-22-2.JPG

7.3.3. 設定読み込み

設定ファイルを読み込んで、変更した設定を有効にします。
設定ファイルによって、設定読み込み手順が異なります。
  • pg_hba.conf
    「クラスタ管理」画面で、[DB設定読込] ボタンをクリックしてください。
  • pg_rman.ini
    設定読み込み手順は不要です。
    バックアップのスケジュールを作成した際に、変更した設定でスケジュールを作成します。

コラム

以下の設定は、バックアップ実行(バックアップの即時取得時)にも反映されます。

・ WALアーカイブWALの保存日数(KEEP_ARCLOG_DAYS)
・ WALアーカイブの保存ファイル数(KEEP_ARCLOG_FILES)
  • pg_stats_reporter.ini
    「稼働情報」画面で、[Reload config] ボタンをクリックしてください。
  • postgresql.conf
    「クラスタ管理」画面で、[DB設定読込] ボタンをクリックしてください。
    ただし、以下の表に記載されたパラメータについては、「クラスタ管理」画面でクラスタを再起動してください。

    (HA構成で再起動が必要な場合は、以下の 付録 【HA構成】postgresql.conf 変更時のクラスタ再起動 に記載された手順を参照してください。)

    No パラメータ名
    1 archive_mode
    2 autovacuum_freeze_max_age
    3 autovacuum_max_workers
    4 max_files_per_process
    5 wal_buffers
    6 wal_level
    7 max_connections
    8 max_prepared_transactions
    9 shared_buffers
    10 superuser_reserved_connections

7.3.4. 付録 【HA構成】postgresql.conf 変更時のクラスタ再起動

例として、変更前にMaster 機のマシンを1号機、Slave 機のマシンを2号機とします。

注意

クラスタ停止前に、Slave 機のPostgreSQLクラスタ状態が「SYNC」になっていることを確認してください。
2号機で設定を変更した後、1号機でクラスタ組み込みを実施して変更した設定を同期します。
設定を同期するため、クラスタ内が同じ設定であることが保障されます。
../_images/7-10.JPG

コラム

クラスタ組み込みを実施しない手順

再起動時に、クラスタ組み込みを実施しない手順です。以下の場合には、本手順を実施してください。
- クラスタ間で異なる設定にする場合
- クラスタ間で同じ設定をするが、作業時間を短縮したい場合
(クラスタ組み込みを実施しないため、全体の所要時間はクラスタ組み込みを実施する場合と比較して短くなります)

設定を同期しないため、クラスタ内が同じ設定であることは保障されません。
この手順で同じ設定にする場合は、各マシンで同じ設定を入力する必要があります。
../_images/7-9.JPG

注意

クラスタ再起動ができないとき
組み込みなしの手順の場合、1号機のクラスタ停止からクラスタ起動までの間に2号機でデータが書き込まれると、1号機を起動することができません。
起動できない場合は、クラスタ組み込みを実施してください。

7.4. ダウンロード

設定ファイルをダウンロードする手順を示します。例として、 postgresql.conf をダウンロードします。

  1. 「設定管理」画面から『postgresql.conf』を選択し、[ダウンロード] ボタンをクリックします。

    ../_images/7-11.JPG

  2. ブラウザのダウンロードダイアログに従って、postgresql.conf をダウンロードします。
    (ブラウザのバージョンおよび設定によっては、ダイアログが表示されずにファイルが自動でダウンロードされることがあります)

7.5. 履歴

7.5.1. 履歴について

以下のタイミングで、過去の設定ファイル(変更前の設定ファイル)が変更履歴に保存されます。

  • 設定を変更したとき
  • 履歴から設定ファイルをリストアしたとき

7.5.2. 設定変更履歴の表示

設定変更履歴を表示する手順を示します。例として、 postgresql.conf の履歴を表示する手順を示します。

  1. 「設定管理」画面から『postgresql.conf』を選択し、[履歴] ボタンをクリックします。
  2. 「履歴」画面が表示されます。

    ../_images/7-27.JPG

    No 項目名 説明
    1 [一覧に戻る] リンク 「設定管理」画面に戻ります。
    2 設定変更履歴表示部 設定ファイルの履歴一覧が表示されます。
    3 チェックボックス 履歴から削除する設定ファイルを選択します。
    4 [ダウンロード] ボタン
    履歴から過去の設定ファイルをダウンロードします。
    画面上部のダウンロードボタンでチェックしたファイルの一括ダウンロードを行います。
    6 [リストア] ボタン 現在の設定を、選択した時点の設定ファイルの値に戻します。
    7 [削除] ボタン 履歴から過去の設定ファイルを削除します。

    コラム

    pg_hba.confで複数の設定項目を同時に変更した場合、設定変更履歴が変更した行数分だけ生成されます。 (2行変更した場合、履歴には2ファイル追加されます)

    コラム

    過去に設定変更を実施していない場合、「履歴」画面で設定変更履歴は表示されません。

    ../_images/7-28.JPG

7.5.3. ダウンロード

設定変更履歴から過去の設定ファイルをダウンロードする手順を示します。
例として、下記の設定ファイルをダウンロードします。
  • 設定ファイル:postgresql.conf
  • 日時:2015/03/03 07:55

コラム

「設定管理」画面の「ダウンロード」メニューでは、最新の設定ファイルがダウンロードできます。 「履歴」画面のダウンロードでは、過去の設定ファイルをダウンロードできます。

  1. 「履歴」画面で、ダウンロードする設定ファイルの [ダウンロード] ボタンをクリックします。

    ../_images/7-37.JPG

    コラム

    複数ファイルをまとめてダウンロードする場合、対象のファイルにチェックを付け、画面上部の[ダウンロード]ボタンをクリックします。全選択を行いたい場合は最上部のチェックボックスをクリックします。

  2. ブラウザのダウンロードダイアログに従って、設定ファイルをダウンロードします。
    (ブラウザのバージョンおよび設定によっては、ダイアログが表示されずにファイルが自動でダウンロードされることがあります)

7.5.4. リストア

履歴から設定ファイルをリストアして、設定ファイルを過去の状態に戻します。例として、下記の設定に戻します。

  • 設定ファイル:postgresql.conf
  • 日時:2016/05/27 00:30
  1. 「履歴」画面で、履歴の [リストア] ボタンをクリックします。

    ../_images/7-37.JPG

  2. 「設定リストア確認」画面が表示されます。
    表示された設定ファイル名を確認し、[はい] ボタンをクリックします。

    ../_images/7-30.JPG

  3. 「設定リストア完了」画面が表示されたことを確認し、[履歴一覧に戻る] ボタンをクリックします。

    ../_images/7-31.JPG

    No 項目名 説明
    1 [履歴一覧に戻る] ボタン 「履歴」画面に戻ります。
    2 [設定管理に戻る] ボタン 「設定管理」画面に戻ります。

  4. リストア前の設定ファイルが履歴に追加されたことを確認します。

    ../_images/7-32.JPG

  5. リストアした設定ファイルを読み込んで、戻した設定を有効にします。
    詳細は、 設定読み込み を参照してください。

7.5.5. 削除

設定変更履歴から過去の設定ファイルを削除する手順を示します。

注意

一度削除した履歴は復元できません。

例として、下記の設定ファイルを履歴から削除します。
  • 設定ファイル:postgresql.conf
  • 日時:2016/05/27 00:33
  1. 「履歴」画面で、削除する設定ファイルを選択して、[削除] ボタンをクリックします。

    ../_images/7-33.JPG

  2. 「削除確認」画面が表示されます。
    表示された設定ファイル名を確認し、[はい] ボタンをクリックします。

    ../_images/7-34.JPG

  3. 「履歴」画面で、削除した設定ファイルが表示されていないことを確認します。

    ../_images/7-36.JPG

7.6. ネットワーク設定変更【高度な設定】

IM-AccelDB のネットワーク設定を変更する機能です。
IPアドレスやホスト名の変更が必要な場合に、クラスタ内全てのノードで本手順を実施してください。

7.6.1. 前提条件

手順実施前に、以下を確認してください。
  • IM-AccelDB の1号機がMaster機の状態で、クラスタが停止していること(HA構成の場合は両系が停止していること)

注意

IM-AccelDB インストール後から1回以上クラスタを起動した場合は、1号機がMaster機として起動している状態でクラスタを停止してから、設定変更を実施してください。
また、以下のものを準備してください。
  • 変更するIPアドレスを記載したYAML形式ファイル(以下、 <IPファイル> )

7.6.2. 設定変更

以下の手順で設定変更を行います。

  1. クラスタが起動している場合は、クラスタを停止します。
    詳細は、クラスタ停止 を参照してください。
  2. メニューリストから、[設定管理] をクリックし、「設定管理」画面を表示します。

    ../_images/7-39.JPG
  3. 「高度な設定」から [アップロード] ボタンをクリックし、 <IPファイル> をアップロードします。
  4. 「ファイルアップロード完了」画面が表示されます。
    ファイルチェックが成功していることを確認し、[Dry-Run] ボタンをクリックします。

    ../_images/7-40.JPG

  5. 「Dry-Run」画面が表示されます。「結果」がすべて『成功しました』となっていることを確認し、[Run] ボタンをクリックします。

    ../_images/7-41.JPG
    No 項目名 説明
    1 last Dry-Run Dry-Runを実行した最終日時が表示されます。
    2 実行結果
    Dry-run実行結果の結果が表示されます。
    実行に成功していると内容にokが表示されます。
    3 [一覧に戻る] リンク 「設定管理」画面に戻ります。
    4 [詳細情報] タブ Dry-Run実行結果の詳細を表示します。
    5 [Run]ボタン 変更処理を実行します。

    コラム

    エラー発生時など、実行結果の詳細を確認する際は [詳細情報] ボタンをクリックします。
  6. 「Run確認」画面が表示されたことを確認し、[Run] ボタンをクリックします。

    ../_images/7-42.JPG

  7. 「実行中」画面が表示されたことを確認します(完了画面は表示されません)。

    ../_images/7-43.JPG

    コラム

    IM-AccelDB GUIにアクセスするためのIPアドレスを変更する場合は、Run実行中に <変更前のIPアドレス> で IM-AccelDB GUIにアクセスできなくなります。

  8. 現在開いているウインドウ(タブ)を開いたまま、ブラウザの新しいウィンドウ(タブ)を開いて、 <変更後のIPアドレス> で IM-AccelDB GUIにアクセスします。

    注意

    処理の実行中にウィンドウ(タブ)を閉じると、処理が完了しないことがあります。
    <変更後のIPアドレス> で IM-AccelDB GUIにアクセスできることを確認後に、古いウィンドウ(タブ)を閉じてください。
  9. 「設定管理」画面から、「高度な設定」の [履歴] ボタンをクリックし、「履歴」画面を表示します。

    ../_images/7-44.JPG

  10. 設定を変更した時刻のバックアップファイルが生成されたことを確認します。

    ../_images/7-45.JPG

    コラム

    設定変更に成功すると、使用した <IPファイル> がバックアップファイルとして保存されます。

  11. 変更した設定を反映させるために、OSを再起動します。
    メニューリストの [運用管理] から、[マシン操作] をクリックします。

    ../_images/7-46.JPG

  12. [再起動] ボタンをクリックし、[はい] ボタンをクリックします。

    ../_images/7-47.JPG
    ../_images/7-48.JPG

  13. [再起動] ボタンをクリック後、『処理を実行しています』と表示されます。
    再起動には数分時間がかかりますので、しばらくお待ちください。

以上で設定変更は終了です。
クラスタ管理について を参照して、クラスタ起動・組込ができることを確認してください。

コラム

クラスタ起動できないとき
変更した設定が反映されていない可能性があります。再度OSを再起動してください。

7.7. 履歴【高度な設定】

7.7.1. 履歴について

以下のタイミングで、過去の設定ファイル(変更前の設定ファイル)が変更履歴に保存されます。

  • Runを実行したとき。

7.7.2. 高度な設定変更履歴の表示

設定変更履歴を表示する手順を示します。

  1. 「設定管理」画面から「高度な設定」の欄にある、[履歴] ボタンをクリックします。
  2. 「履歴」画面が表示されます。

    ../_images/7-27-2.JPG

    No 項目名 説明
    1 [一覧に戻る] リンク 「設定管理」画面に戻ります。
    2 設定変更履歴表示部 設定ファイルの履歴一覧が表示されます。
    3 チェックボックス 履歴から削除する設定ファイルを選択します。
    4 [ダウンロード] ボタン
    履歴から過去の設定ファイルをダウンロードします。
    画面上部のダウンロードボタンでチェックしたファイルの一括ダウンロードを行います。
    6 [リストア] ボタン 現在の設定を、選択した時点の設定ファイルの値に戻します。
    7 [削除] ボタン 履歴から過去の設定ファイルを削除します。
    8 [初期化] ボタン ネットワーク設定を、インストール直後の状態に戻します。

    コラム

    過去に設定変更を実施していない場合、「履歴」画面で設定変更履歴は表示されません。

    ../_images/7-28-2.JPG

7.7.3. 初期化

ネットワーク設定を、インストール直後の状態に戻す機能です。
クラスタ内全てのノードで、本手順を実施してください。
手順実施前に、以下を確認してください。
* IM-AccelDB の1号機がMaster機の状態で、クラスタが停止していること(HA構成の場合は両系が停止していること)
以下の手順で初期化を行います。
  1. 「設定管理」画面から、「高度な設定」の [履歴] ボタンをクリックし、「履歴」画面を表示します。
  2. 「履歴」画面の [初期化] ボタンをクリックします。

    ../_images/7-49.JPG

  3. 「初期化確認」画面が表示されることを確認し、[はい] ボタンをクリックします。

    ../_images/7-50.JPG

  4. 「初期化成功」画面が表示されることを確認し、そのままお待ちください。自動でDry-Runが実行されます。

    ../_images/7-50-2.JPG

  5. 以降は、 設定変更 の手順6~14を実施します。

7.7.4. ダウンロード

バックアップファイルをダウンロードする機能です。

以下の手順でダウンロードを行います。

  1. 「設定管理」画面から、「高度な設定」の [履歴] ボタンをクリックし、「履歴」画面を表示します。
  2. ダウンロードするバックアップファイルの [ダウンロード] ボタンをクリックします。

    ../_images/7-27-2.JPG

    コラム

    複数ファイルをまとめてダウンロードする場合、対象のファイルにチェックを付け、画面上部の[ダウンロード]ボタンをクリックします。全選択を行いたい場合は最上部のチェックボックスをクリックします。
  3. ブラウザのダウンロードダイアログに従って、ファイルをダウンロードします。
    (ブラウザのバージョンおよび設定によっては、ダイアログが表示されずにファイルが自動でダウンロードされることがあります)

7.7.5. リストア

バックアップファイルからリストアを実行し、その時点の状態に戻す機能です。
クラスタ内全てのノードで、本手順を実施してください。
手順実施前に、以下を確認してください。
* IM-AccelDB の1号機がMaster機の状態で、クラスタが停止していること(HA構成の場合は両系が停止していること)

以下の手順でリストアを行います。

  1. 「設定管理」画面から、「高度な設定」の [履歴] ボタンをクリックし、「履歴」画面を表示します。
  2. リストアするバックアップファイルの [リストア] ボタンをクリックします。

    ../_images/7-51.JPG

  3. 「リストア確認」画面が表示されたことを確認し、[はい] ボタンをクリックします。

    ../_images/7-52.JPG

  4. 「リストアファイル」画面が表示されることを確認し、[Dry-Run] ボタンを選択します。

    ../_images/7-53.JPG

  5. [Dry-Run] ボタンをクリックすると、Dry-Runが実行されます。
    以降は、 設定変更 の手順6~14を実施します。

7.7.6. 削除

バックアップファイルを削除する機能です。

以下の手順で削除を行います。

  1. 「設定管理」画面から、「高度な設定」の [履歴] ボタンをクリックし、「履歴」画面を表示します。
  2. 削除するバックアップファイルのチェックボックスをクリックします。(複数選択可能)

    ../_images/7-55.JPG

  3. 「履歴」画面の [削除] ボタンをクリックします。

    ../_images/7-55-2.JPG

  4. 「履歴削除確認」画面が表示されることを確認し、[はい] をクリックします。

    ../_images/7-56.JPG
  5. バックアップファイルが削除され、「履歴」画面に戻ります。
  6. 削除したバックアップファイルが「履歴」画面に表示されていないことを確認します。
    ../_images/7-57.JPG