4.7. デプロイ資材の作成¶
本項では、IM-BPM Designerで作成したBPMのプロセス定義ファイル(以下bpmnファイル)をintra-mart Accel Platform上にデプロイする方法について説明します。プロセス定義のデプロイ方法については以下の2つの単位でデプロイすることが可能です。
- bpmnファイル
- barファイル(アーカイブファイル)
実際にプロセス定義をデプロイする方法に関しては、「IM-BPM ユーザ操作ガイド」を参照してください。
4.7.1. barファイルの作成方法¶
barファイルについては、以下の方法で作成を行います。
- デプロイしたいbpmnファイルを含んだプロジェクトを選択して右クリックします。
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- 表示されたメニューバーから「Create development artifacts」を選択します。
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- プロジェクト上にdeploymentフォルダが生成され、その中にbarファイルが作成されます。
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4.7.2. 各デプロイ方法の特徴¶
- barファイルでデプロイする利点
bpmnファイルでは特定のプロセス定義をデプロイできるのに対して、barファイルとしてコミットするとプロジェクト内のプロセス定義ファイルを一括してデプロイすることができます。またbarファイルを作成した場合、同一プロジェクト中に存在するJavaクラスとJavaScriptファイルを含んだjarファイルと関連ドキュメントとして配置されたファイルが含まれます。実際の本番環境にデプロイする場合、barファイルという単位で複数のプロセスの追加や更新と同時に、利用されるJavaクラスとJavaScriptファイル、関連ドキュメントの追加が一括でできます。
- bpmnファイルでデプロイする利点
barファイルでデプロイするときに、含まれているプロセス定義のどれか1つでも設定に誤りがあった場合、エラーが発生してすべてのプロセス定義が以前の状態にロールバックされます。そのためプロジェクト中に未完成のプロセス定義が含まれている状態で特定のプロセス定義のみデプロイを行いたいときは、デプロイ時にbpmnファイルを選択することで実現できます。