IM-BIS for Accel Platform IM-BIS ビギナーズガイド 第4版 2017-08-01

7. 問い合わせ対応の業務プロセスを実行してみよう

作成した問い合わせ対応の業務プロセスをそれぞれのユーザとして実行していきましょう。
  • 今回実行するユーザとルート

    ../../_images/users.png
  • 操作する手順

    ../../_images/procedure.png

7.1. 担当者から問い合わせ対応を開始する

最初の「担当者入力」で処理対象者になっているユーザでログインし、問い合わせ対応の業務プロセスの処理を開始しましょう。

7.1.1. 新規に問い合わせ内容を記録し、次の処理に進める

まずは新規に問い合わせ内容を記録し、次の処理者に進めましょう。
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  1. 問い合わせ対応の最初の業務を行う担当者でログインします。
    (この例では、サポート&サービス部の担当者「坂井政尚」でログインします。)
  2. 上部のメニュー(グローバルナビ)の「 IM-BIS 」→「BPM」の順にマウスを重ねてから「処理開始」をクリックしましょう。
    ../../_images/bp_1_1.png
  3. 「問い合わせ対応フロー」の「申請/処理開始」をクリックします。
    ../../_images/bp_1_2.png
  4. 問い合わせ対応の最初の画面を表示することができました。
    ../../_images/bp_1_3.png
  5. 最初に受付日と問い合わせを行ったお客様の名前を入力しましょう。
    入力できたら、対象製品の image_common_9 をクリックしましょう。
    ../../_images/bp_1_4.png
  6. 製品マスタに登録されている製品が一覧で表示されますので、対象の製品をクリックしましょう。
    ../../_images/bp_1_5.png
  7. 選択した製品が「対象製品」に反映されました。
    続いて、問い合わせのタイトルと詳細を入力しましょう。
    ../../_images/bp_1_6.png
  8. お客様から提供されたファイルを添付ファイルに登録するために、添付ファイルの image_common_4 をクリックしましょう。
    ../../_images/bp_1_7.png
  9. 「ファイル追加」をクリックして、ファイルを選択しましょう。
    ../../_images/bp_1_8.png
  10. 選択したファイル名が表示されたら、「備考」に説明を追加し、「開始」をクリックしてファイルを添付しましょう。
    ../../_images/bp_1_9.png
  11. ファイルを添付することができましたので、「処理」をクリックして進めましょう。
    ../../_images/bp_1_10.png
  12. これで、最初の処理を実行することができました。

7.1.2. 処理を実行した業務プロセスの状態を確認する

処理を実行した業務プロセスの状態や、次の処理者を確認してみましょう。
  1. 上部のメニュー(グローバルナビ)の「 IM-BIS 」→「BPM」の順にマウスを重ねてから「処理済」をクリックしましょう。
    ../../_images/bp_1_11.png
  2. 処理を実行した業務プロセスが表示されますので、 image_common_13 をクリックしましょう。
    ../../_images/bp_1_12.png
  3. 現在処理中の対象者が赤で表示されます。
    下の一覧に青字で表示されている「申請/処理開始者の所属組織:部長」をクリックすると、実際の対象者となるユーザを確認することができました。
    ../../_images/bp_1_13.png

7.2. 問い合わせ内容を確認し、分岐先を判断する

「サポート受付」で処理対象者になっているユーザでログインし、問い合わせ対応のフローを処理しましょう。

7.2.1. 問い合わせ内容を確認し、後の処理(分岐先)を判断する

担当者が実施した処理の内容を確認して、後の処理方法(分岐先)を決定しましょう。
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  1. 問い合わせ対応の業務を行った担当者の組織の部長でログインします。
    (この例では、サポート&サービス部の部長「斎藤龍興」でログインします。)
  2. 上部のメニュー(グローバルナビ)の「 IM-BIS 」→「BPM」の順にマウスを重ねてから「未処理」をクリックしましょう。
    ../../_images/bp_2_1.png
  3. 未処理の一覧には、先ほど処理されたフローが表示されていますので、「処理」をクリックしましょう。
    ../../_images/bp_2_2.png
  4. 画面の上半分には、前の処理者までに入力された内容、下半分には、現在処理中の担当者の名前が自動的に表示され、コメント、処理種別が入力できるようになっています。
    ../../_images/bp_2_3.png
  5. 回答内容を入力します。
    今回は、処理ノードを含む方に分岐させるために、処理種別に「開発部」を選択したら、「処理」をクリックしましょう。
    ../../_images/bp_2_4.png
  6. これで、処理を実行することができました。

7.2.2. 処理を実行した業務業務プロセスの状態を確認する

処理を実行した業務業務プロセスの状態や、次の処理者を確認してみましょう。
  1. 上部のメニュー(グローバルナビ)の「 IM-BIS 」→「BPM」の順にマウスを重ねてから「処理済」をクリックしましょう。
    ../../_images/bp_2_5.png
  2. 処理を実行した業務プロセスが表示されますので、 image_common_13 をクリックしましょう。
    ../../_images/bp_2_6.png
  3. 現在処理中の対象者が赤で表示されます。
    下の一覧に青字で表示されている「開発部」をクリックすると、実際の対象者となるユーザを確認することができました。
    ../../_images/bp_2_7.png

7.3. 開発部の担当者が問い合わせ対応の回答を追記し、処理を進める

先の処理で選択された分岐先の「製品開発担当」で処理対象者になっているユーザでログインし、問い合わせ対応のフローを処理しましょう。

7.3.1. 問い合わせ内容の回答を追記し、次の処理に進める

追加の回答を記載し、次の処理者に進めましょう。
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  1. 製品開発担当の業務を行う担当者でログインします。
    (この例では、開発部の担当者「後藤基次」でログインします。)
  2. 上部のメニュー(グローバルナビ)の「 IM-BIS 」→「BPM」の順にマウスを重ねてから「未処理」をクリックしましょう。
    ../../_images/bp_3_1.png
  3. 未処理の一覧には、先ほど処理されたフローが表示されていますので、「処理」をクリックしましょう。
    ../../_images/bp_3_2.png
  4. 画面の上半分には、前の処理者までに入力された内容、下半分には、現在処理中の担当者の名前が自動的に表示され、コメント、対応方法が入力できるようになっています。
    ../../_images/bp_3_3.png
  5. 回答内容を入力し、対応方法を選択したら、「処理」をクリックしましょう。
    ../../_images/bp_3_4.png
  6. これで、処理を実行することができました。

7.3.2. 処理を実行した業務プロセスの状態を確認する

処理を実行した業務プロセスの状態や、次の処理者を確認してみましょう。
  1. 上部のメニュー(グローバルナビ)の「 IM-BIS 」→「BPM」の順にマウスを重ねてから「処理済」をクリックしましょう。
    ../../_images/bp_3_5.png
  2. 処理を実行した業務プロセスが表示されますので、 image_common_13 をクリックしましょう。
    ../../_images/bp_3_6.png
  3. 現在処理中の対象者が赤で表示されます。
    下の一覧に青字で表示されている「前処理者の所属組織:部長」をクリックすると、実際の対象者となるユーザを確認することができました。
    ../../_images/bp_3_7.png

7.4. 開発部の担当者の処理結果を確認し、処理を差し戻す

「サポートへの回答」で処理対象者になっているユーザでログインし、問い合わせ対応のフローを処理しましょう。

7.4.1. 問い合わせ内容を確認し、前の処理に差し戻す

ここでは、問い合わせ内容と回答を確認し、前の処理者に差し戻してみましょう。
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  1. 問い合わせ対応の最初の業務を行う担当者でログインします。
    (この例では、開発部の部長「竹中重治」でログインします。)
  2. 上部のメニュー(グローバルナビ)の「 IM-BIS 」→「BPM」の順にマウスを重ねてから「未処理」をクリックしましょう。
    ../../_images/bp_4_1.png
  3. 未処理の一覧には、先ほど処理されたフローが表示されていますので、「処理」をクリックしましょう。
    ../../_images/bp_4_2.png
  4. 画面の上半分には、前の処理者までに入力された内容が表示されています。
    また、前の処理者では処理ボタンは1つしか表示されませんでしたが、この対象者では差戻しなどの特殊な処理を行えるように「オプション処理」ボタンが表示されています。
    ../../_images/bp_4_3.png
  5. 「オプション処理」をクリックしましょう。
    ../../_images/bp_4_4.png
  6. 処理画面が表示されますので、「処理種別」を差戻しに変更しましょう。
    ../../_images/bp_4_5.png
  7. 差戻し先として、前の処理者の「製品開発回答」のチェックボックスをオンにし、「差戻し」をクリックしましょう。
    ../../_images/bp_4_6.png
  8. これで、処理を差し戻すことができました。

7.4.2. 処理を実行した業務プロセスの状態を確認する

処理を実行した業務プロセスの状態や、次の処理者を確認してみましょう。
  1. 上部のメニュー(グローバルナビ)の「 IM-BIS 」→「BPM」の順にマウスを重ねてから「処理済」をクリックしましょう。
    ../../_images/bp_4_7.png
  2. 処理を実行したフローが表示されますので、 image_common_13 をクリックしましょう。
    ../../_images/bp_4_8.png
  3. 現在処理中の対象者が赤で表示されます。
    下の一覧に青字で表示されている「開発部」をクリックすると、実際の対象者となるユーザを確認することができました。
    差戻しが行われる前と比較し、実際に処理を行ったユーザのみが対象となります。
    ../../_images/bp_4_9.png

7.5. 差し戻された処理を再度実行する

差戻し後の「製品開発回答」の処理を再度実行しましょう。

7.5.1. 先に処理したときの内容を変更し、処理を実行する

先に処理したときのコメントに追記し、選択した対応方法を変更して処理を行いましょう。
../../_images/step_5.png
  1. 問い合わせ対応の最初の業務を行う担当者でログインします。
    (この例では、開発部の担当者「後藤基次」でログインします。)
  2. 上部のメニュー(グローバルナビ)の「 IM-BIS 」→「BPM」の順にマウスを重ねてから「未処理」をクリックしましょう。
    ../../_images/bp_5_1.png
  3. 未処理の一覧には、先ほど処理されたフローが表示されていますので、「処理」をクリックしましょう。
    ../../_images/bp_5_2.png
  4. 再度表示した画面では、先に表示した時と異なり、入力した内容はそのまま保持されていますので、ここに追記していきます。
    ../../_images/bp_5_3.png
  5. 回答内容を追記し、対応方法を変更したら、「処理」をクリックしましょう。
    ../../_images/bp_5_4.png
  6. これで、処理を実行することができました。

7.5.2. 処理を実行した業務プロセスの状態を確認する

処理を実行した業務プロセスの状態や、次の処理者を確認してみましょう。
  1. 上部のメニュー(グローバルナビ)の「 IM-BIS 」→「BPM」の順にマウスを重ねてから「処理済」をクリックしましょう。
    ../../_images/bp_5_5.png
  2. 処理を実行した業務プロセスが表示されますので、 image_common_13 をクリックしましょう。
    ../../_images/bp_5_6.png
  3. 現在処理中の対象者が赤で表示されます。
    下の一覧に青字で表示されている「前処理者の所属組織:部長」をクリックすると、実際の対象者となるユーザを確認することができました。
    ../../_images/bp_5_7.png

7.6. 差戻しを行った処理を再度処理する

先の処理で差戻しを行った処理の再処理を行い、最後の処理に進めましょう。

7.6.1. 問い合わせ内容の回答を再度確認し、次の処理に進める

差戻し後に変更された内容を確認し、次の処理に進めていきましょう。
../../_images/step_6.png
  1. 問い合わせ対応の最初の業務を行う担当者でログインします。
    (この例では、開発部の部長「竹中重治」でログインします。)
  2. 上部のメニュー(グローバルナビ)の「 IM-BIS 」→「BPM」の順にマウスを重ねてから「未処理」をクリックしましょう。
    ../../_images/bp_6_1.png
  3. 未処理の一覧には、先ほど処理されたフローが表示されていますので、「処理」をクリックしましょう。
    ../../_images/bp_6_2.png
  4. 差し戻し後の変更内容を確認し、「処理」をクリックしましょう。
    ../../_images/bp_6_3.png
  5. これで、処理を実行することができました。

7.6.2. 処理を実行した業務プロセスの状態を確認する

処理を実行した業務プロセスの状態や、次の処理者を確認してみましょう。
  1. 上部のメニュー(グローバルナビ)の「 IM-BIS 」→「BPM」の順にマウスを重ねてから「処理済」をクリックしましょう。
    ../../_images/bp_6_4.png
  2. 処理を実行した業務プロセスが表示されますので、 image_common_13 をクリックしましょう。
    ../../_images/bp_6_5.png
  3. 現在処理中の対象者が赤で表示されます。
    下の一覧に青字で表示されている「開発部」をクリックすると、実際の対象者となるユーザを確認することができました。
    ../../_images/bp_6_6.png

    コラム

    差戻しを含む複数回同じノードの処理が行われた履歴の確認

    この手順で確認している「フロー参照」の画面では、各ノードの処理情報が1行ずつ表示されるため、繰り返し同じノードの処理が行われたことを確認できません。
    (差し戻された状態、もしくは処理が終わっている状態などの表示になります。)
    「履歴参照」では、差戻しなど同じノードの複数回の処理もすべて表示されるため、繰り返し行われた処理等を確認する場合には、履歴参照を利用して確認します。
    ../../_images/bp_6_7.png

7.7. 最後の処理を実行し、フローを終了する

「サポート受付」で処理対象者になっているユーザでログインし、問い合わせ対応のフローの最後の処理を実行して完了させましょう。

7.7.1. 処理を実行して、フローを完了する

最後のノード(サポートからの回答)の処理を実行し、フローを完了しましょう。
../../_images/step_7.png
  1. 問い合わせ対応の最後の業務を行う担当者でログインします。
    (この例では、サポート&サービス部の担当者「坂井政尚」でログインします。)
  2. 上部のメニュー(グローバルナビ)の「 IM-BIS 」→「BPM」の順にマウスを重ねてから「未処理」をクリックしましょう。
    ../../_images/bp_7_1.png
  3. 未処理の一覧には、処理されたフローが表示されていますので、「処理」をクリックしましょう。
    ../../_images/bp_7_2.png
  4. 上部には、担当者が最初に記録した内容、下部にはこれまでの回答の内容が表示されています。
    ../../_images/bp_7_3.png
  5. 中央部の最終回答を入力し、「処理」をクリックしましょう。
    ../../_images/bp_7_4.png
  6. これで、処理を実行することができました。
    最後の処理が完了しましたので、フローは完了となります。

7.7.2. 処理が完了した業務プロセスの状態を確認する

処理が完了した業務プロセスの状態を確認してみましょう。
  1. 上部のメニュー(グローバルナビ)の「 IM-BIS 」→「BPM」の順にマウスを重ねてから「処理済」をクリックしましょう。
    ../../_images/bp_7_5.png
  2. 業務プロセス(案件)が完了しているため、未完了案件には表示されなくなります。
    完了案件をクリックして切り替えると、承認を行った業務プロセス(案件)が表示されますので、 image_common_13 をクリックしましょう。
    ../../_images/bp_7_6.png
  3. 完了しているために、すべてのノードが薄紫で表示されることが確認できました。
    ../../_images/bp_7_7.png