IM-PDFDesigner FullPack for Accel Platform Formaフォーム→IOD変換 仕様書 初版 2025-04-01

5.3. 文字列共通

5.3.1. オブジェクト構成

変換後のオブジェクト構成は、次の通りです。

画面アイテム(細分化) IODオブジェクト
ラベル[前/後](※1)  文字列 固定文字
            背景 ボックス(※2)
            下線 直線(※3)
フィールド       入力欄 識別子
            枠線(※4、5) ボックス/直線
            背景 ボックス(※2)

※1:対象の文字列が未設定の場合、関連するIODオブジェクトは配置しません。

※2:背景色が未設定の場合、ボックスは配置しません。

※3:下線が未設定の場合、直線は配置しません。

※4:枠線は設定値によってオブジェクト構成が次のように異なります。

  • 枠あり:ボックス
  • 枠なし:配置なし
  • 下線のみ:直線

※5:枠線の設定項目がないリストボックスは、「枠あり」としてボックスを配置します。

5.3.2. 表示スタイル

  • セレクトボックス、所属組織選択は、フィールドのフォントサイズの設定項目がありません。

    そのため、変換後の識別子のフォントサイズは、次の固定値となります。

    • セレクトボックス:「13」
    • 所属組織選択:「12」

5.3.3. データの定義/データソース

リストボックスのフィールド幅が未設定の場合、画面アイテムの「データの定義」、または、「データソース」タブの設定状態によって識別子の書式のバイト数が異なります。

FullPack版 Formaフォーム→IOD変換 では、次の値を基に1文字につき全角2バイト、半角1バイトとしてバイト数を設定します。

「データの定義」タブ

  • 項目の定義の表示値が設定されている場合      :表示値の中で最大の文字列の長さ
  • 項目の定義の表示値が空、または、項目が未定義の場合:文字列”プロパティ設定値”の長さ

「データソース」タブ

  • 値の取得元が「プロパティ設定値」の場合

    • 項目の定義の表示値が設定されている場合      :表示値の中で最大の文字列の長さ
    • 項目の定義の表示値が空、または、項目が未定義の場合:文字列”プロパティ設定値”の長さ
  • 値の取得元が「データソース設定値」の場合       :文字列”データソース設定値”の長さ

コラム

枠線や下線の幅は、識別子の書式を基に設定します。

5.3.4. リストボックスの行数

  • リストボックスのフィールドは、プロパティ設定で設定した行数分の高さでフォーム上表示されますが、変換後は1行分(フォントサイズ分)の高さになります。