3.3. 金融機関マスタ¶
本項では、金融機関マスタの設定方法を説明します。
3.3.2. メンテナンス¶
本項では、メンテナンス機能を利用したマスタ設定方法を説明します。
3.3.2.2. 更新¶
「サイトマップ」→「Kaiden!」→「マスタメンテナンス」→「金融機関」をクリックします。 一覧画面で「検索」をクリックします。コラム
検索欄に検索したい金融機関の以下の項目を入力して「検索」をクリックすると、結果を一覧に表示します。
金融機関コード 金融機関名 金融機関名(カナ) 支店番号 支店名 支店名(カナ) 一覧画面の対象データが表示されている行をクリックします。コラム
一覧機能の操作方法は、 一覧画面の操作 を参照してください。 登録/更新画面で情報を編集し、「更新」をクリックします。次の項目は編集不可項目です。
- 金融機関コード
- 支店番号
- 金融機関並びコード
確認ポップアップが表示されますので、「決定」をクリックします。 更新することができました。
3.3.3. インポート¶
本項では、インポート機能を利用したマスタ設定方法を説明します。
3.3.3.1. インポートデータ作成¶
インポートするデータを作成し、ストレージにアップロードします。作成するインポートデータの形式は、次の通りです。
ファイル形式ジョブネットの設定で設定する実行パラメータにより変化します。以下は初期値(実行パラメータ未設定の場合)のファイル形式です。
ファイル名 bankfaciljp_import.csv 文字コード UTF-8 区切り文字 , 囲み文字 “ データ形式
No(列) 項目名 必須 最大文字数 備考 1 金融機関コード ○ 4 2 金融機関名 ○ 250 3 金融機関名(カナ) ○ 15 4 支店番号 ○ 3 5 支店名 ○ 250 6 支店名(カナ) ○ 15 7 郵便番号 25 8 支店所在地 250 9 支店所在地(カナ) 250 10 電話番号 25 11 手形交換所番号 100 12 金融機関並びコード ○ 100 データサンプル"0001","サンプル銀行","サンプルギンコウ","005","本店","ホンテン","999-999","所在地","ショザイチ","100-000-111","","1"コラム
項目を省略する場合でも、「”」で囲んでください。 アップロード先ジョブネットの設定で設定する実行パラメータにより変化します。以下は初期値(実行パラメータ未設定の場合)のアップロード先です。
ディレクトリ kaiden/import/bankfaciljp ファイル名 bankfaciljp_import.csv コラム
インストール直後などはアップロード先のディレクトリが作成されていません。ディレクトリの作成方法やファイルのアップロード方法は、次のドキュメントを参照してください。
3.3.3.2. ジョブネットの設定¶
インポート機能用のジョブネットの設定を行います。
「サイトマップ」→「テナント管理」→「ジョブネット設定」をクリックします。 ジョブネット一覧(画面左部)の「金融機関」をクリックします。 「編集」をクリックします。 必要に応じて「実行パラメータ」、「トリガ設定」を編集します。コラム
設定が必要な実行パラメータの詳細は、実行パラメータを参照してください。トリガ設定の設定方法は『テナント管理者操作ガイド』を参照してください。コラム
複数の「実行パラメータ」、「トリガ設定」を行う場合はジョブネットを複数作成してください。ジョブネットの作成方法は『テナント管理者操作ガイド』を参照してください。ジョブネット作成時には次のジョブを登録してください。
ジョブID ジョブ名(ジョブ選択時のツリー) kaiden-job-master-import-bankfaciljp Kaiden! / マスタ / インポート / 金融機関 編集後、「更新」をクリックします。 確認ポップアップの「決定」をクリックします。 ジョブネットが設定されました。コラム
ジョブネットの設定(実行)後、メンテナンス機能でインポートが正しく実行されたことを確認してください。
3.3.3.3. 実行パラメータ¶
設定が可能な実行パラメータは次の通りです。
名称 キー 説明/設定値 インポートモード import_mode
1 : 単一期間(差分)モード 2 : 単一期間(一新)モード 3 : 単一期間(入替)モード インポートファイル target_file インポートファイルのstorage以降のパスを設定します。(省略時:kaiden/import/bankfaciljp/bankfaciljp_import.csv) 文字コード character インポートファイルの文字コードを設定します。(省略時:UTF-8)
UTF-8 S-JIS 区切り文字 delimiter インポートファイルの区切り文字を設定します。(省略時:,)
, : カンマ \\t : タブ 囲み文字 enclosing インポートファイルの囲み文字を設定します。(省略時:”)
” : ダブルクォーテーション 読込開始行数 start_rows インポートファイルの読込開始行数を設定します。(省略時:0) アーカイブファイル archive_file インポートファイルのアーカイブ先を設定します。(省略時:kaiden/archive/import/bankfaciljp/bankfaciljp_import_{YMDHMSN}.csv) ファイル削除判定 delete_flag インポートファイルの削除有無を設定します。(省略時:false)
true : 削除する false : 削除しない 正常終了時のファイル出力有無 normal_log 正常終了時の処理結果ファイル出力有無を設定します。(省略時:true)
true : 出力する false : 出力しない{YMDHMSN}:「yyyyMMddHH24mmssfff」形式