4.11. 休暇管理マスタ¶
本項では、休暇管理マスタの設定方法を説明します。
4.11.1. 概要¶
休暇管理マスタでは、従業員への休暇付与情報、および、残日数/残時間数を調整します。
4.11.2. メンテナンス¶
本項では、メンテナンス機能を利用したマスタ設定方法を説明します。
4.11.2.1. 休暇付与¶
「サイトマップ」→「Kaiden!」→「マスタメンテナンス」→「勤務管理」→「休暇管理」をクリックします。 一覧画面で「検索」をクリックします。 休暇管理可能な従業員の一覧表示で、休暇付与する従業員をクリックします。コラム
一覧機能の操作方法は、一覧画面の操作を参照してください。 「新規登録」をクリックします。 登録/更新画面で必要な情報を入力し、「登録」をクリックします。
開始日休暇の付与日を入力します。 終了日付与する休暇の有効期限(失効日)を入力します。 付与日数休暇を付与する日数を入力します。 確認ポップアップが表示されますので、「決定」をクリックします。 休暇付与することができました。
4.11.2.2. 休暇更新¶
「サイトマップ」→「Kaiden!」→「マスタメンテナンス」→「勤務管理」→「休暇管理」をクリックします。 一覧画面で「検索」をクリックします。 休暇管理可能な従業員の一覧表示で、休暇付与する従業員をクリックします。コラム
一覧機能の操作方法は、一覧画面の操作を参照してください。 登録/更新画面で更新する休暇の編集アイコンをクリックします。 登録/更新画面で必要な情報を編集し、「更新」をクリックします。次の項目は編集不可項目です。
- 開始日
- 付与済み日数
確認ポップアップが表示されますので、「決定」をクリックします。 更新することができました。
4.11.2.3. 休暇調整¶
「サイトマップ」→「Kaiden!」→「マスタメンテナンス」→「勤務管理」→「休暇管理」をクリックします。 一覧画面で「検索」をクリックします。 休暇管理可能な従業員の一覧表示で、休暇付与する従業員をクリックします。コラム
一覧機能の操作方法は、一覧画面の操作を参照してください。 登録/更新画面で更新する休暇の調整アイコンをクリックします。 調整画面で必要な情報を編集し、「登録」をクリックします。
調整後日数休暇調整後の休暇残日数を入力します。 調整後時間数休暇調整後の休暇残時間数を入力します。時間単位年休制度を導入していない場合は「0」を入力します。 適用日調整内容が反映される日付を入力します。有効期間内(開始日から終了日の間)であれば過去日も指定可能です。 調整理由休暇調整を行う理由を入力します。履歴確認(後述)から確認可能です。 確認ポップアップが表示されますので、「決定」をクリックします。 休暇残数を調整することができました。
4.11.3. インポート¶
本項では、インポート機能を利用したマスタ設定方法を説明します。
4.11.3.1. インポートデータ作成¶
インポートするデータを作成し、ストレージにアップロードします。作成するインポートデータの形式は、次の通りです。
ファイル形式ジョブネットの設定で設定する実行パラメータにより変化します。以下は初期値(実行パラメータ未設定の場合)のファイル形式です。
ファイル名
leave_grant_import.csv
文字コード
UTF-8
区切り文字
,
囲み文字
“
データ形式
No(列)
項目名
必須
最大文字数
備考
1
ユーザコード
○
100
2
会社コード
○
100
3
休暇種別コード
○
100
4
有効期間開始日
10
yyyy/MM/dd形式未来互換用の項目ですので、設定された場合でも使用しません。5
有効期間終了日
10
yyyy/MM/dd形式未来互換用の項目ですので、設定された場合でも使用しません。6
付与日数
○
18
コラム
休暇種別コードへの設定値は項目ID(項目区分コード(310001) + “-” + 項目コード)を設定してください。項目コードのみを設定した場合は、インポート時にエラーが発生します。データサンプル"user_000001","comp_sample_01","0001","","","18"コラム
項目を省略する場合でも、「”」で囲んでください。 アップロード先ジョブネットの設定で設定する実行パラメータにより変化します。以下は初期値(実行パラメータ未設定の場合)のアップロード先です。
ディレクトリ
kaiden/import/leave_grant
ファイル名
leave_grant_import.csv
コラム
インストール直後などはアップロード先のディレクトリが作成されていません。ディレクトリの作成方法やファイルのアップロード方法は、次のドキュメントを参照してください。
4.11.3.2. ジョブネットの設定¶
インポート機能用のジョブネットの設定を行います。
「サイトマップ」→「テナント管理」→「ジョブネット設定」をクリックします。 ジョブネット一覧(画面左部)の「休暇付与データインポート」をクリックします。 「編集」をクリックします。 必要に応じて「実行パラメータ」、「トリガ設定」を編集します。コラム
設定が必要な実行パラメータの詳細は、実行パラメータを参照してください。トリガ設定の設定方法は『テナント管理者操作ガイド』を参照してください。コラム
複数の「実行パラメータ」、「トリガ設定」を行う場合はジョブネットを複数作成してください。ジョブネットの作成方法は『テナント管理者操作ガイド』を参照してください。ジョブネット作成時には次のジョブを登録してください。
ジョブID
ジョブ名(ジョブ選択時のツリー)
kaiden-job-labor-import-leave_grant
Kaiden! / 勤務管理 / 休暇付与データインポート
編集後、「更新」をクリックします。 確認ポップアップの「決定」をクリックします。 ジョブネットが設定されました。コラム
ジョブネットの設定(実行)後、メンテナンス機能でインポートが正しく実行されたことを確認してください。
4.11.3.3. 実行パラメータ¶
設定が可能な実行パラメータは次の通りです。
名称 キー 説明/設定値 処理対象会社コード company_cd インポートを行う会社の会社コードを設定します。(省略時:登録済みの全会社を対象とします。) インポートファイル target_file インポートファイルのstorage以降のパスを設定します。(省略時:kaiden/import/leave_grant/leave_grant_import.csv) 文字コード character インポートファイルの文字コードを設定します。(省略時:UTF-8)
UTF-8 S-JIS 区切り文字 delimiter インポートファイルの区切り文字を設定します。(省略時:,)
, : カンマ \\t : タブ 囲み文字 enclosing インポートファイルの囲み文字を設定します。(省略時:”)
“:ダブルクォーテーション 読込開始行数 start_rows インポートファイルの読込開始行数を設定します。(省略時:0) アーカイブファイル archive_file インポートファイルをアーカイブ先を設定します。(省略時:kaiden/archive/import/leave_grant/leave_grant_import_{YMDHMSN}.csv) ファイル削除判定 delete_flag インポートファイルの削除有無を設定します。(省略時:false)
true : 削除する false : 削除しない 正常終了時のファイル出力有無 normal_log 正常終了時の処理結果ファイル出力有無を設定します。(省略時:true)
true : 出力する false : 出力しない{YMDHMSN}:「yyyyMMddHH24mmssfff」形式