Accel Studio アプリケーション管理機能 仕様書 第10版 2025-10-01

4.4. アプリケーション管理履歴

アプリケーション管理履歴では、アプリケーションの情報、構成情報の変更、内包するローコード資材に変更があったときに履歴として記録を行う機能です。
アプリケーションに対して特定の操作を行った際に、実行ユーザ、実行日時を記録します。
リソースを複数のアプリケーションが共有していた場合、複数のリソースにアプリケーション管理履歴が記録されます。

4.4.1. アプリケーション管理履歴の種類

アプリケーション管理履歴には以下の種類があります。

  • アプリケーション作成履歴
    • アプリケーションの作成時に記録されます。
  • アプリケーション更新履歴
    • アプリケーションの名前、備考、所属カテゴリを更新したときに記録されます。
  • アプリケーション認可更新履歴
    • アプリケーションの認可設定が変更されたときに記録されます。
  • アプリケーションインポート履歴
    • アプリケーションがインポートされたときに記録されます。
  • リソース関連追加履歴
    • アプリケーションに新規でリソースが関連付けられたときに記録されます。
  • リソース関連削除履歴
    • アプリケーションからリソースの関連が削除されたときに記録されます。
  • リソース作成履歴
    • アプリケーション管理機能 経由で新規でリソースを作成したときに記録されます。
  • リソース更新履歴
    • アプリケーションに関連付けられているリソースが更新されたときに記録されます。
  • リソース削除履歴
    • アプリケーションに関連付けられているリソースが削除されたときに記録されます。
  • リソース独自の履歴
    • リソース毎の固有の操作で独自に履歴が記録されます。
    • IM-Workflow
    • IM-Workflow のリソースを含むアプリケーションをインポートした場合、インポート時に登録情報で補完された内容を履歴として記録します。
    • アプリケーションのインポート、テナント環境セットアップによってワークフロー定義への移行処理が行われた場合、移行処理の結果を履歴として記録します。
  • リモートリポジトリからのインポート履歴
    • Git連携機能 でリモートリポジトリからインポートしたときに記録されます。
  • リモートリポジトリへのプッシュ履歴
    • Git連携機能 でアプリケーションをリモートリポジトリにアップロードしたときに記録されます。

4.4.2. インポート時の管理履歴の仕様

アプリケーション管理機能 のインポート・エクスポート機能では、アプリケーション管理履歴は管理されていないため、アプリケーションを作成した環境から別環境には移行できません。