IM-PDFAutoConverter for Accel Platform 2024 Autumn リリースノート 初版 2024-10-01

5. システム要件

当バージョンにおけるシステム要件は次の通りです。

5.1. サーバ要件

5.1.1. intra-mart Accel Platform

  • intra-mart Accel Platform 2024 Autumn ( Standard Edition 、 Advanced Edition 、 Enterprise Edition 、 Basic Edition 、 Advance Edition 、 Professional Edition )
  • 利用する intra-mart Accel Platform の サーバ要件 に準じます。

注意

HTML→PDF変換 を利用する場合、 intra-mart Accel Platform ( スタンドアローン構成 )には、 連携エンジン HTMLtoPDF が必要です。

そのため、連携エンジンを動作させるための要件が、サーバ要件に追加となります。

追加となる要件については「 追加で必要なメモリ容量・ディスク容量について 」を参照してください。

注意

Linux 環境にて HTML→PDF変換 を利用する場合、 連携エンジン HTMLtoPDF をインストールしているサーバに Xvfb をインストールする必要があります。

詳細については「 Linux 環境では、サーバに Xvfb をインストールする必要があります 」を参照してください。

注意

次のバージョンは必ず正しい組み合わせで運用してください。

異なる組み合わせはサポート対象外です。

  • intra-mart Accel Platform のバージョン
  • IM-PDFAutoConverter for Accel Platform のバージョン
  • 連携エンジン PDFオートコンバータEX のバージョン
  • 連携エンジン PDFコンバータXP のバージョン
  • 連携エンジン HTMLtoPDF のバージョン

連携エンジンの詳細なバージョンについては、「 IM-PDFAutoConverter for Accel Platform セットアップガイド 」-「 連携エンジンバージョン 」を参照してください。

5.1.2. PDF変換サーバ

PDF変換サーバ は、 Office系→PDF変換 と HTML→PDF変換 とでサーバ要件が異なります。

機能ごとのサーバ要件は、次の通りです。

5.1.2.1. Office系→PDF変換

種別 製品名
OS
Windows Server 2016 日本語版(64bit)

Windows Server 2019 日本語版(64bit)

Windows Server 2022 日本語版(64bit)
ハードウェア
各OSの安定稼動が可能となるPC

(CPU 3GHz以上を推奨)
必要メモリ容量(JVM) 推奨する最小構成 2GB 以上
JDK
Oracle JDK 8

Oracle JDK 11

Oracle JDK 17

OpenJDK 17

Amazon Corretto 11

Amazon Corretto 17
Web Application Server Apache Tomcat 9.0.x
PDF変換に必要なソフトウェア
Officeファイル Microsoft Office

一太郎ファイル 一太郎

DocuWorksファイル DocuWorks

PDF対象ファイルについては「Office系→PDF変換 のサポートするファイル形式」を参照ください。

注意

IM-PDFAutoConverter for Accel Platform の Office系→PDF変換 は、 分散構成 のみサポートしています。

運用には PDF変換サーバ が必要です。

また、 PDF変換サーバ を複数台設置することで、負荷分散(ラウンドロビン方式)が可能です。

注意

Office系→PDF変換 を利用する場合、 PDF変換サーバ ( 分散構成 )には、 連携エンジン PDFオートコンバータEX 、および、 連携エンジン PDFコンバータXP が必要です。

そのため、連携エンジンを動作させるための要件が、サーバ要件に追加となります。

追加となる要件については「 追加で必要なメモリ容量・ディスク容量について 」を参照してください。

注意

次のOSのサポートは終了しています。

  • Windows 7
  • Windows Server 2008
  • Windows Server 2012
  • Windows Server 2012 R2

PDFオートコンバータEX インストール・ガイド 」、または、「 PDFコンバータXP インストール・ガイド 」に、

当該製品に関する記述がありますが、当該製品のサポートを示すものではありません。

注意

Office系→PDF変換 には、変換対象とするファイルに対応したアプリケーションが PDF変換サーバ にインストールされている必要があります。

詳細については、「 Office系→PDF変換 には変換対象とするファイルに対応したアプリケーションが必要です 」を参照してださい。

5.1.2.2. HTML→PDF変換

種別 製品名
OS
Windows Server 2016 日本語版(64bit)

Windows Server 2019 日本語版(64bit)

Windows Server 2022 日本語版(64bit)

Red Hat Enterprise Linux 8.x(64bit)

Red Hat Enterprise Linux 9.x(64bit)

Amazon Linux 2

Amazon Linux 2023
ハードウェア
各OSの安定稼動が可能となるPC

(CPU 3GHz以上を推奨)
クラウドサービス
Amazon Elastic Compute Cloud(Amazon EC2)

Microsoft Azure Virtual Machines

Oracle Cloud Infrastructure Compute
必要メモリ容量(JVM) 推奨する最小構成 2GB 以上
JDK
Oracle JDK 8

Oracle JDK 11

Oracle JDK 17

OpenJDK 17

Amazon Corretto 11

Amazon Corretto 17
Web Application Server Apache Tomcat 9.0.x

注意

IM-PDFAutoConverter for Accel Platform の HTML→PDF変換 は、 スタンドアローン構成、および、 分散構成 をサポートしています。

分散構成の運用には PDF変換サーバ が必要です。

注意

HTML→PDF変換 を利用する場合、 PDF変換サーバ ( 分散構成 )には、 連携エンジン HTMLtoPDF が必要です。

そのため、連携エンジンを動作させるための要件が、サーバ要件に追加となります。

追加となる要件については「 追加で必要なメモリ容量・ディスク容量について 」を参照してください。

5.1.3. 追加で必要なメモリ容量・ディスク容量について

連携エンジンを動作させるために、対象サーバにメモリ容量、および、ディスク容量が追加で必要です。

必要な容量については、次の通りです。

  • 連携エンジン PDFオートコンバータEX + 連携エンジン PDFコンバータXP

    種別 製品名
    必要メモリ容量(連携エンジン) 8GB以上
    必要ディスク容量(連携エンジン)

    次の合計値

    • 20GB以上
    • 一時ファイルを作成するために必要な空きディスク容量
  • 連携エンジン HTMLtoPDF

    種別 製品名
    必要メモリ容量(連携エンジン) (同時起動数 x 0.3) + 0.2 GB以上
    必要ディスク容量(連携エンジン)

    次の合計値

    • 10GB以上( PDF変換サーバ の場合は20GB以上)
    • 一時ファイルを作成するために必要な空きディスク容量

    注意

    同時起動数の上限値によって必要なメモリ容量が変動します。

    • 同時起動数が1の場合:0.5GB以上
    • 同時起動数が2の場合:0.8GB以上
    • 同時起動数が3の場合:1.1GB以上

注意

帳票を大量出力する案件の場合は、処理量に応じてメモリ容量を追加してください。

注意

一時ファイルを作成するために必要な空きディスク容量は、ファイルの大きさや利用頻度によって異なります。

IM-PDFAutoConverter for Accel Platform は、次の一時ディレクトリを使用します。

  • OSの一時ディレクトリ
  • Javaの一時ディレクトリ(java.io.tmpdir)
  • intra-mart Accel Platform の一時ディレクトリ

一時ディレクトリの空き容量が不足している場合、PDFファイルの出力に失敗する可能性があります。

5.2. ライセンス要件

  • PDF変換サーバ 単位でライセンスが必要です。

  • IM-PDFAutoConverter for Accel Platform の1ライセンスには、次のライセンスがそれぞれ1ライセンスずつ含まれます。

    ライセンス名 概要
    PDFオートコンバータEX ライセンス PDFオートコンバータEX (連携エンジン)を導入するために必要なライセンスです。
    PDFコンバータXP ライセンス PDFコンバータXP (連携エンジン)を導入するために必要なライセンスです。