5. システム要件¶
当バージョンにおけるシステム要件は次の通りです。
5.1. サーバ要件¶
5.1.1. intra-mart Accel Platform¶
- intra-mart Accel Platform 2024 Autumn ( Standard Edition 、 Advanced Edition 、 Enterprise Edition 、 Basic Edition 、 Advance Edition 、 Professional Edition )
- 利用する intra-mart Accel Platform の サーバ要件 に準じます。
注意
HTML→PDF変換 を利用する場合、 intra-mart Accel Platform ( スタンドアローン構成 )には、 連携エンジン HTMLtoPDF が必要です。
そのため、連携エンジンを動作させるための要件が、サーバ要件に追加となります。
追加となる要件については「 追加で必要なメモリ容量・ディスク容量について 」を参照してください。
注意
Linux 環境にて HTML→PDF変換 を利用する場合、 連携エンジン HTMLtoPDF をインストールしているサーバに Xvfb をインストールする必要があります。
詳細については「 Linux 環境では、サーバに Xvfb をインストールする必要があります 」を参照してください。
注意
次のバージョンは必ず正しい組み合わせで運用してください。
異なる組み合わせはサポート対象外です。
- intra-mart Accel Platform のバージョン
- IM-PDFAutoConverter for Accel Platform のバージョン
- 連携エンジン PDFオートコンバータEX のバージョン
- 連携エンジン PDFコンバータXP のバージョン
- 連携エンジン HTMLtoPDF のバージョン
連携エンジンの詳細なバージョンについては、「 IM-PDFAutoConverter for Accel Platform セットアップガイド 」-「 連携エンジンバージョン 」を参照してください。
5.1.2. PDF変換サーバ¶
PDF変換サーバ は、 Office系→PDF変換 と HTML→PDF変換 とでサーバ要件が異なります。
機能ごとのサーバ要件は、次の通りです。
5.1.2.1. Office系→PDF変換¶
種別 | 製品名 |
---|---|
OS | Windows Server 2016 日本語版(64bit)
Windows Server 2019 日本語版(64bit)
Windows Server 2022 日本語版(64bit)
|
ハードウェア | 各OSの安定稼動が可能となるPC
(CPU 3GHz以上を推奨)
|
必要メモリ容量(JVM) | 推奨する最小構成 2GB 以上 |
JDK | Oracle JDK 8
Oracle JDK 11
Oracle JDK 17
OpenJDK 17
Amazon Corretto 11
Amazon Corretto 17
|
Web Application Server | Apache Tomcat 9.0.x |
PDF変換に必要なソフトウェア | Officeファイル Microsoft Office
一太郎ファイル 一太郎
DocuWorksファイル DocuWorks
PDF対象ファイルについては「Office系→PDF変換 のサポートするファイル形式」を参照ください。
|
注意
IM-PDFAutoConverter for Accel Platform の Office系→PDF変換 は、 分散構成 のみサポートしています。
運用には PDF変換サーバ が必要です。
また、 PDF変換サーバ を複数台設置することで、負荷分散(ラウンドロビン方式)が可能です。
注意
Office系→PDF変換 を利用する場合、 PDF変換サーバ ( 分散構成 )には、 連携エンジン PDFオートコンバータEX 、および、 連携エンジン PDFコンバータXP が必要です。
そのため、連携エンジンを動作させるための要件が、サーバ要件に追加となります。
追加となる要件については「 追加で必要なメモリ容量・ディスク容量について 」を参照してください。
注意
次のOSのサポートは終了しています。
- Windows 7
- Windows Server 2008
- Windows Server 2012
- Windows Server 2012 R2
「 PDFオートコンバータEX インストール・ガイド 」、または、「 PDFコンバータXP インストール・ガイド 」に、
当該製品に関する記述がありますが、当該製品のサポートを示すものではありません。
注意
Office系→PDF変換 には、変換対象とするファイルに対応したアプリケーションが PDF変換サーバ にインストールされている必要があります。
詳細については、「 Office系→PDF変換 には変換対象とするファイルに対応したアプリケーションが必要です 」を参照してださい。
5.1.2.2. HTML→PDF変換¶
種別 | 製品名 |
---|---|
OS | Windows Server 2016 日本語版(64bit)
Windows Server 2019 日本語版(64bit)
Windows Server 2022 日本語版(64bit)
Red Hat Enterprise Linux 8.x(64bit)
Red Hat Enterprise Linux 9.x(64bit)
Amazon Linux 2
Amazon Linux 2023
|
ハードウェア | 各OSの安定稼動が可能となるPC
(CPU 3GHz以上を推奨)
|
クラウドサービス | Amazon Elastic Compute Cloud(Amazon EC2)
Microsoft Azure Virtual Machines
Oracle Cloud Infrastructure Compute
|
必要メモリ容量(JVM) | 推奨する最小構成 2GB 以上 |
JDK | Oracle JDK 8
Oracle JDK 11
Oracle JDK 17
OpenJDK 17
Amazon Corretto 11
Amazon Corretto 17
|
Web Application Server | Apache Tomcat 9.0.x |
注意
IM-PDFAutoConverter for Accel Platform の HTML→PDF変換 は、 スタンドアローン構成、および、 分散構成 をサポートしています。
分散構成の運用には PDF変換サーバ が必要です。
注意
HTML→PDF変換 を利用する場合、 PDF変換サーバ ( 分散構成 )には、 連携エンジン HTMLtoPDF が必要です。
そのため、連携エンジンを動作させるための要件が、サーバ要件に追加となります。
追加となる要件については「 追加で必要なメモリ容量・ディスク容量について 」を参照してください。
5.1.3. 追加で必要なメモリ容量・ディスク容量について¶
連携エンジンを動作させるために、対象サーバにメモリ容量、および、ディスク容量が追加で必要です。
必要な容量については、次の通りです。
連携エンジン PDFオートコンバータEX + 連携エンジン PDFコンバータXP
種別 製品名 必要メモリ容量(連携エンジン) 8GB以上 必要ディスク容量(連携エンジン) 次の合計値
- 20GB以上
- 一時ファイルを作成するために必要な空きディスク容量
連携エンジン HTMLtoPDF
種別 製品名 必要メモリ容量(連携エンジン) (同時起動数 x 0.3) + 0.2 GB以上 必要ディスク容量(連携エンジン) 次の合計値
- 10GB以上( PDF変換サーバ の場合は20GB以上)
- 一時ファイルを作成するために必要な空きディスク容量
注意
同時起動数の上限値によって必要なメモリ容量が変動します。
- 同時起動数が1の場合:0.5GB以上
- 同時起動数が2の場合:0.8GB以上
- 同時起動数が3の場合:1.1GB以上
注意
帳票を大量出力する案件の場合は、処理量に応じてメモリ容量を追加してください。
注意
一時ファイルを作成するために必要な空きディスク容量は、ファイルの大きさや利用頻度によって異なります。
IM-PDFAutoConverter for Accel Platform は、次の一時ディレクトリを使用します。
- OSの一時ディレクトリ
- Javaの一時ディレクトリ(java.io.tmpdir)
- intra-mart Accel Platform の一時ディレクトリ
一時ディレクトリの空き容量が不足している場合、PDFファイルの出力に失敗する可能性があります。
5.2. ライセンス要件¶
PDF変換サーバ 単位でライセンスが必要です。
IM-PDFAutoConverter for Accel Platform の1ライセンスには、次のライセンスがそれぞれ1ライセンスずつ含まれます。
ライセンス名 概要 PDFオートコンバータEX ライセンス PDFオートコンバータEX (連携エンジン)を導入するために必要なライセンスです。 PDFコンバータXP ライセンス PDFコンバータXP (連携エンジン)を導入するために必要なライセンスです。