4.5. アプリケーション認可設定¶
アプリケーション認可設定では、アプリケーション単位で内包するリソースに紐づく認可の一元設定を行います。
指定した認可サブジェクトの変更内容を関連するリソースの認可に一括で行います。
設定された認可に従って新規でリソースを追加した際は設定内容が反映されます。
4.5.1. 認可設定時の動作¶
アプリケーションに対してある特定の認可が設定された時、アプリケーションに関連付けられたリソースの認可をすべて設定します。
この際、複数のアプリケーション間でリソースが共有されている場合でも、共通して認可設定が行われます。
例えば下記のような条件で認可設定を行った場合、下記のユーザはアプリケーションに関連付けられたリソースに対してアクセスができます。
- サンプル会社の所属ユーザ
- テナント管理者ロールが付与されたユーザ
4.5.2. リソース追加時の認可設定仕様¶
認可が設定されているアプリケーションに対して、リソースを新規で追加した場合、アプリケーションに設定されている認可を追加されたリソースに設定します。
注意
認可マスタ画面から認可設定を行った場合について
認可マスタ設定画面から認可を変更した場合、設定内容は アプリケーション管理機能 の一括認可設定機能には反映されません。
実際の認可の動作は認可マスタ設定画面の設定値を元に動作します。
注意
複数のアプリケーションでリソースを共有している場合について
複数のアプリケーションでリソースを共有している場合、認可設定が上書きされます。