intra-mart Accel GroupMail 2016 Spring リリースノート 初版 2016-04-01

7.1. 共通

7.1.1. メールの差出人、宛先について

  • メールの差出人と宛先のユーザ名・グループ名は、差出人の送信時のロケールでデータベースに格納しています。
    そのためロケールを切り替えても変更されません。
  • 差出人と宛先のロケールが異なる場合、宛先側が受信したメールの差出人と宛先のユーザ名・グループ名は、差出人の送信時のロケールで表示されます。
    そのため返信時に宛先を追加した場合、宛先側のロケールでユーザ名・グループ名が設定されるので、返信メールの宛先はロケールが混在します。

7.1.2. メールの作成について

  • メールを作成する場合、サイズの大きいファイルを添付して送信・保存を実行すると処理が遅くなり、成功メッセージとウィンドウを閉じるまでに時間がかかります。このとき処理の途中でウィンドウを閉じても送信・保存は正常に実行されます。
  • メール作成時にリンクの挿入ボタンを利用してリンクを作成する場合に、URLに空白が入ると自動的にエンコードされます。
    http://」や「file://」で始まるURLの場合は、リンクをクリックすると正しく遷移しますが、WindowsのUNC記法の場合は、パーセントエンコーディングはサポートされていないため、リンクをクリックしても正しく遷移しません。

7.1.3. メールの参照について

  • メール本文のテキスト形式がプレーンテキストの場合、メールプレビュー、メール詳細の本文の単語の途中に改行が入ります。
  • メール本文のテキスト形式がHTMLの場合、メールプレビュー、メール詳細の本文の先頭空白が削除されます。

7.1.4. 認可について

  • ユーザは過去に受け取ったメールに基づいてメールの返信を行うことが出来ます。
    メールを作成・転送する場合など、宛先を新たに選ぶ際にはIM共通マスタの認可によって許可されている宛先しか選択することは出来ませんが、過去に受け取ったメールに対してはその時点で認可されていない宛先が設定されていても返信することが出来ます。
  • ユーザは過去に送信したメールにもとづいてメールの流用を行うことができます。
    上記と同様に、過去に認可されていた宛先へ送ったメールがユーザのフォルダに残っている場合、現時点で認可されていなくてもこのメールを元に流用・送信することが出来ます。
  • GroupMailのライセンスが与えられていなかったり、GroupMailの機能にアクセスする認可が設定されていないユーザでも宛先検索で選択し、メールが送信できてしまいます。
    この場合、送信時点でエラーなどにはなりませんが、相手も読むことが出来る状態ではないため注意してください。

7.1.5. メッセージ通知について

  • 他アプリケーションのメッセージ通知設定で「GroupMail」が「有」、「デスクトップ通知」が「無」と設定した場合、他アプリケーションからの通知が「GroupMail-メール一覧」に通知します。
    ただし、GroupMailのメッセージ通知設定で「デスクトップ通知」が「有」と設定している場合でも、他アプリケーションからの通知は「デスクトップ通知」には通知しません。