8.2. ユーザの退社(退職)¶
本項では、勤務管理を利用しているユーザが退社(退職)した際に、必要な設定を説明します。
8.2.1. 概要¶
退社(退職)等でユーザが勤務管理を利用を停止する場合には、以下のマスタの登録・設定が必要です。
マスタの登録
- IM-共通マスタ(ユーザ)
- intra-mart Accel Kaiden!従業員マスタ
- intra-mart Accel Kaiden!勤務体系所属マスタ
設定
- 承認者設定
- 代理者設定
- 組織管理者の設定
8.2.2. 手順¶
以下の手順は、退社(退職)するユーザが勤務管理の利用を停止するために、必須の作業です。各手順のリンク先に従って、作業を実施してください。
対象ユーザの退社(退職)日の月度の勤務表の提出
対象ユーザの勤務体系の設定の変更
本書の「勤務体系所属マスタ」に基づいて、対象のユーザの勤務体系の終了日を退社(退職)日に設定します。この設定を行うことで、退社(退職)日が締め期間の途中となる場合に退社(退職)日より後の勤務実績の申請を行えないようにすることができます。退社(退職)日が締め期間の途中となる場合にこの設定を行わないと、締め期間のすべての日の勤務実績を入力しないと期末提出ができなくなります。退社(退職)日までの勤務実績の申請
対象のユーザは、在籍中に退社(退職)日までの勤務実績の申請を実施します。退社(退職)日までの勤務実績の期末提出
退社(退職)日までの勤務実績の日次承認がすべて完了したら勤務表の期末提出を実施します。期末提出については、『intra-mart Accel Kaiden! 勤務管理 / ユーザ操作ガイド』を参照してください。承認者設定の変更
他のユーザの承認者となっている場合には、本書の「承認者設定」に基づいて、退社(退職)日までの承認を実施するか、または後任のユーザを承認者に設定します。ユーザの無効化(論理削除)
『IM-共通マスタ 管理者操作ガイド』の「基本的な設定」-「ユーザ」に基づいて、ユーザのデータを無効化(論理削除)します。IM-共通マスタの「ユーザID」と勤務管理での「従業員番号」が異なる場合、従業員マスタの対象ユーザの終了日を退社(退職)日に設定してください。
8.2.3. 個別対応¶
以下の手順は、退社(退職)したユーザが勤務管理の利用を停止する上では、必須の作業ではありませんが、必要に応じて実施してください。