IM-BIS for Accel Platform 2015 Summer リリースノート 第3版 2015-10-23

8.1. 機能共通

8.1.1. IM-BIS で設定した管理グループは、 IM-Workflow の管理グループのメニューから変更しないでください。

  • IM-BIS で設定した管理グループを IM-Workflow の管理グループのメニューから変更しないでください。
    IM-Workflow の管理グループのメニューから設定を変更した場合、 IM-BIS が正しく動作しない可能性があります。

8.1.2. 外部連携(データソース)や採番ルールを削除した場合は、管理グループの管理対象を見直してください。

  • 管理グループの管理対象の中には他製品の情報を管理しているものもあり、管理元の情報が削除されても、管理グループから自動的に削除されません。
    外部連携(データソース)や採番ルールを削除した場合は、別途、管理グループ機能より管理対象を削除してください。
    ※削除しなかった場合は不要な情報として残るだけであり、製品の動作には特に問題ありません。

8.1.3. IM-BIS の「履歴設定」機能では、一部の画面アイテムは履歴取得の対象外となります。

  • IM-BIS の「履歴設定」機能では、設定が有効の場合に、処理時点のデータを参照することができますが、一部の画面アイテムについては、履歴情報を保持しません。
    該当の画面アイテムについては、履歴から参照した場合であっても最新の情報を表示します。
    【対象の画面アイテム】
    • インラインフレーム
    • 確認履歴表示
    • 案件情報表示
    • 添付ファイル表示
    • 処理履歴表示
    • フロー画像表示
    • 印影表示
    • 関数(表示タイプが参照の場合)
    • ファイルアップロード

8.1.4. 画面アイテムの表示タイプの設定によって、BAMや履歴に値が反映されない場合があります。

  • IM-BIS で作成したフォーム(画面)に配置した画面アイテムの表示タイプを「参照」とした上で、Webサービスなどを利用して値を変更しても、データベース上には反映されないため、BAM・履歴での収集データには含まれませんので、注意してください。

8.1.5. BIS定義に紐づいているデータを IM-Workflow や IM-FormaDesigner から変更を行うと、正常に動作しなくなる場合があります。

  • BIS定義に紐づいているフロー定義やフォームなどの IM-Workflow や IM-FormaDesigner に関係する定義ファイルは、 IM-BIS で管理しておりますので、 IM-Workflow や IM-FormaDesigner のメニューからの変更を行う場合は、各種ドキュメントに記載の操作以外は行わないでください。
    各種ドキュメントに記載のない操作を行うと、正常に動作しなくなる場合があります。

8.1.6. IM-BIS と IM-FormaDesigner 単体のアプリ開発を併用した運用を想定されている場合は、2013 Summer以前の環境からエクスポートしたBIS定義をインポートしないでください。

  • 2013 Autumn以降では、IM-BIS で作成したフォームが IM-FormaDesigner のアプリでも利用可能(フォームの再利用やテンプレートとして)になりましたが、
    IM-BIS では IM-FormaDesigner のもつアプリの管理権限機能を持っていないため、権限コントロールが行えません。(2013 Autumn以降で作成した定義であれば、アプリ作成管理者のみ参照可能です)
    2013 Summer以前の定義をインポートしたい場合は、対象の環境を2013 Autumn以降にアップグレードした後にエクスポート/インポートしてください。

8.1.7. 「履歴参照」画面のBAM情報はフローのアイコンをクリックする操作で確認することができません。

  • 「履歴参照」画面のBAM情報はフローのアイコンをクリックする操作で確認することができません。
    BAM情報を参照する場合は、「履歴参照」画面の「処理履歴」にあるBAMアイコンをクリックしてください。

8.1.8. 2014Spring以前のフローをインポートした場合、当該フローにサブフロー設定がある場合は、BAMデータが正しく収集されない場合があります。

  • BAMデータが収集されていない場合は、当該フローのフロー定義(IM-Workflow機能)のルート詳細のノード設定にて
    アクション動作処理を「標準から変更しない」に変更してください。

8.1.9. 2014Summerのアップデートを適用してもBAMデータが収集できない場合があります。

  • 2014Summerのアップデート(テナント環境セットアップ)により、サブフローを設定したフローにてBAMの収集ができない不具合が解消されます。
    2014Summerのアップデート時に実行中のワークフロー案件に対しては、この修正は適用されません。
    2014Summerのアップデート適用後から開始する案件についてはBAMが正常に収集できるようになります。

8.1.10. IM-BIS では、案件終了処理、到達処理、メール送信処理、IMBox 送信処理の同期/非同期制御の設定に非同期は設定できません。

  • IM-BIS では、案件終了処理、到達処理、メール送信処理、IMBox 送信処理の同期/非同期制御の設定に非同期は設定できません。
    案件終了処理、到達処理、メール送信処理、IMBox 送信処理の同期/非同期制御については、以下を参照ください。
    • IM-Workflow 仕様書 - 4.1.1.1.1 案件終了処理、到達処理、メール送信処理、IMBox 送信処理の同期/非同期制御の設定

8.1.11. IM-BIS では、標準画面の処理の非同期の設定に非同期は設定できません。

  • IM-BIS では、標準画面の処理の非同期の設定に非同期は設定できません。
    標準画面の処理の非同期については、以下を参照ください。

8.1.12. スマートフォン版一覧画面(未処理一覧など)では、一覧情報を正しく取得できないことがあります。

  • スマートフォン版一覧画面(未処理一覧など)では、一覧情報を正しく取得できないことがあります。
    「もっとみる」やユーザコンテンツから「戻る」などを行うと、既に表示している情報を再度取得、一部の情報を未取得等の事象が発生する可能性があります。
    他ユーザに一覧表示順の変更や表示項目の変更を行われた場合に発生します。

8.1.13. ショートカットアクセスURLからアクセスすると IM-BIS 画面へ遷移します。

  • IM-BIS が導入されている環境では、ショートカットアクセスURLからアクセスすると IM-BIS 画面へ遷移します。
    また、 IM-Workflow の一覧画面から振替・差戻しを実施した場合も戻り先画面は、 IM-BIS の一覧画面へ遷移します。

8.1.14. デフォルトで設定されている3言語(日本語・英語・中国語(簡体字))以外のシステムロケールを追加した環境では、 IM-BIS が正常に動作しない可能性があります。

  • intra-mart Accel Platform では「 言語追加ガイド 」の手順に従って、システムロケールを追加することができます。
    しかし、 IM-BIS では言語追加を実施した環境にて検証を実施していないため、正常に動作しない可能性があります。

8.1.15. 処理対象者の人事異動機能は利用できません。

  • IM-BIS では、処理対象者の人事異動対応(処理対象者の再展開ジョブ追加・申請基準日に加えシステム日で案件を実行する機能追加)は利用できません。