7.7. 外部連携を設定する¶
IM-BIS で「外部連携」を利用するためには、アクション設定から登録済みのデータソース定義を利用して、データマッパーの設定を行う必要があります。
Contents
7.7.1. 外部連携とは¶
データマッパーを利用して、画面アイテムとデータソース定義との間で値のやり取りを行うことができる機能です。外部連携を利用すると、データソース定義から取得したデータを画面に表示する、画面に入力した値をデータソース定義(Webサービスなど)に受け渡すといったことができます。注意
互換用アイテムに分類されている各画面アイテムは、外部連携で正しく動作しない場合がありますので、ご注意ください。
7.7.2. 外部連携を実行できるタイミング¶
外部連携を実行できるタイミングは、以下のいずれかになります。
タスク(ノード)の前処理
対象のタスク(ノード)の画面の表示前に、外部連携を実行します。入力項目の初期値を外部連携を利用して設定したい場合などに利用します。画面イベント(アクション設定)
画面を表示しているときに、特定のアイテムへの操作(イベント)などのタイミングで外部連携を実行します。アクション設定については、 アクション設定 を参照してください。タスク(ノード)の後処理
対象のタスク(ノード)の処理が終わった後に、外部連携を実行します。入力内容を使って、他のシステムに連携する場合などに利用します。案件終了処理
案件の終了後に、外部連携を実行します。完了した案件の情報に基づいて、他のテーブルへのデータ登録を行う場合などに利用します。
7.7.3. 外部連携でマッピングできる画面アイテム¶
外部連携でマッピングできる画面アイテムは、以下の通りです。
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7.7.4. 外部連携で利用できるデータソースの種類¶
外部連携で利用できるデータソースの種類は、以下のいずれかになります。
- テナントDBクエリ
- シェアードDBクエリ
- REST
- SOAP
- JAVA
- CSVインポート
- CSVエクスポート
- ルール
- Office365_GoogleApps
- テナントDB更新系クエリ
- シェアードDB更新系クエリ
7.7.5. 外部連携で取得したデータをフォームの項目と関連付ける方法¶
外部連携により取得したデータをフォームの画面アイテムと連携するためには、システム管理者により対象のデータソース定義が登録されている必要があります。
登録されているデータソース定義とフォームの画面アイテムを連携する設定は、連携させるタイミングに応じて、以下のいずれかの手順で設定します。
タスク(ノード)の前処理/後処理で外部連携を設定する場合
案件終了処理で外部連携を設定する場合
画面イベント(アクション設定)で外部連携を設定する場合
- タスク(ノード)の実行前(前処理)・実行後(後処理)のタイミングで外部連携を設定する
- 案件の終了のタイミングで外部連携を設定する
- フォーム(画面)の特定のアイテム(入力・選択系アイテム)への操作(イベント)のタイミングで外部連携を設定する
- フォーム(画面)の特定のアイテム(明細テーブル・グリッドテーブル)への操作(イベント)のタイミングで外部連携を設定する
- 外部連携の特殊イベントを設定する(一覧選択、CSVインポート・エクスポート)
- データマッパーで複数の画面アイテムやデータソース定義のパラメータ・フィールド、固定値をマッピングする
- 「セレクトボックス」などの画面アイテムに外部連携でマスタデータを設定する
- 画面アイテムのリクエストパラメータに関数を設定する
コラム
各機能の詳細については、「 外部連携 」も参照してください。