IM-PDFAutoConverter for Accel Platform 2025 Spring リリースノート 初版 2025-04-01

5. システム要件

当バージョンにおけるシステム要件は次の通りです。

5.1. サーバ要件

5.1.1. intra-mart Accel Platform

  • intra-mart Accel Platform 2025 Spring ( Standard Edition 、 Advanced Edition 、 Enterprise Edition 、 Basic Edition 、 Advance Edition 、 Professional Edition )
  • 利用する intra-mart Accel Platform の サーバ要件 に準じます。

注意

HTML→PDF変換 を利用する場合、 intra-mart Accel Platform ( スタンドアローン構成 )には、 連携エンジン HTMLtoPDF が必要です。

そのため、連携エンジンを動作させるための要件が、サーバ要件に追加となります。

追加となる要件については「 追加で必要なメモリ容量・ディスク容量について 」を参照してください。

注意

Linux 環境にて HTML→PDF変換 を利用する場合、 連携エンジン HTMLtoPDF をインストールしているサーバに Xvfb をインストールする必要があります。

詳細については「 Linux 環境では、サーバに Xvfb をインストールする必要があります 」を参照してください。

注意

次のバージョンは必ず正しい組み合わせで運用してください。

異なる組み合わせはサポート対象外です。

  • intra-mart Accel Platform のバージョン
  • IM-PDFAutoConverter for Accel Platform のバージョン
  • 連携エンジン PDFオートコンバータEX のバージョン
  • 連携エンジン PDFコンバータXP のバージョン
  • 連携エンジン HTMLtoPDF のバージョン

連携エンジンの詳細なバージョンについては、「 IM-PDFAutoConverter for Accel Platform セットアップガイド 」-「 連携エンジンバージョン 」を参照してください。

5.1.2. PDF変換サーバ

PDF変換サーバ は、 Office系→PDF変換 と HTML→PDF変換 とでサーバ要件が異なります。

機能ごとのサーバ要件は、次の通りです。

5.1.2.1. Office系→PDF変換

種別 製品名
OS
Windows Server 2016 日本語版(64bit)

Windows Server 2019 日本語版(64bit)

Windows Server 2022 日本語版(64bit)
ハードウェア
各OSの安定稼動が可能となるPC

(CPU 3GHz以上を推奨)
必要メモリ容量(JVM) 推奨する最小構成 2GB 以上
JDK
Oracle JDK 8

Oracle JDK 11

Oracle JDK 17

Oracle JDK 21

OpenJDK 17

OpenJDK 21

Amazon Corretto 11

Amazon Corretto 17

Amazon Corretto 21
Web Application Server Apache Tomcat 9.0.x
PDF変換に必要なソフトウェア
Officeファイル Microsoft Office

一太郎ファイル 一太郎

DocuWorksファイル DocuWorks

PDF対象ファイルについては「Office系→PDF変換 のサポートするファイル形式」を参照ください。

注意

IM-PDFAutoConverter for Accel Platform の Office系→PDF変換 は、 分散構成 のみサポートしています。

運用には PDF変換サーバ が必要です。

また、 PDF変換サーバ を複数台設置することで、負荷分散(ラウンドロビン方式)が可能です。

注意

Office系→PDF変換 を利用する場合、 PDF変換サーバ ( 分散構成 )には、 連携エンジン PDFオートコンバータEX 、および、 連携エンジン PDFコンバータXP が必要です。

そのため、連携エンジンを動作させるための要件が、サーバ要件に追加となります。

追加となる要件については「 追加で必要なメモリ容量・ディスク容量について 」を参照してください。

注意

次のOSのサポートは終了しています。

  • Windows 7
  • Windows Server 2008
  • Windows Server 2012
  • Windows Server 2012 R2

PDFオートコンバータEX インストール・ガイド 」、または、「 PDFコンバータXP インストール・ガイド 」に、

当該製品に関する記述がありますが、当該製品のサポートを示すものではありません。

注意

Office系→PDF変換 には、変換対象とするファイルに対応したアプリケーションが PDF変換サーバ にインストールされている必要があります。

詳細については、「 Office系→PDF変換 には変換対象とするファイルに対応したアプリケーションが必要です 」を参照してださい。

5.1.2.2. HTML→PDF変換

種別 製品名
OS
Windows Server 2016 日本語版(64bit)

Windows Server 2019 日本語版(64bit)

Windows Server 2022 日本語版(64bit)

Red Hat Enterprise Linux 8.x(64bit)

Red Hat Enterprise Linux 9.x(64bit)

Amazon Linux 2

Amazon Linux 2023
ハードウェア
各OSの安定稼動が可能となるPC

(CPU 3GHz以上を推奨)
クラウドサービス
Amazon Elastic Compute Cloud(Amazon EC2)

Microsoft Azure Virtual Machines

Oracle Cloud Infrastructure Compute
必要メモリ容量(JVM) 推奨する最小構成 2GB 以上
JDK
Oracle JDK 8

Oracle JDK 11

Oracle JDK 17

Oracle JDK 21

OpenJDK 17

OpenJDK 21

Amazon Corretto 11

Amazon Corretto 17

Amazon Corretto 21
Web Application Server Apache Tomcat 9.0.x

注意

IM-PDFAutoConverter for Accel Platform の HTML→PDF変換 は、 スタンドアローン構成、および、 分散構成 をサポートしています。

分散構成の運用には PDF変換サーバ が必要です。

注意

HTML→PDF変換 を利用する場合、 PDF変換サーバ ( 分散構成 )には、 連携エンジン HTMLtoPDF が必要です。

そのため、連携エンジンを動作させるための要件が、サーバ要件に追加となります。

追加となる要件については「 追加で必要なメモリ容量・ディスク容量について 」を参照してください。

5.1.3. 追加で必要なメモリ容量・ディスク容量について

連携エンジンを動作させるために、対象サーバにメモリ容量、および、ディスク容量が追加で必要です。

必要な容量については、次の通りです。

  • 連携エンジン PDFオートコンバータEX + 連携エンジン PDFコンバータXP

    種別 製品名
    必要メモリ容量(連携エンジン) 8GB以上
    必要ディスク容量(連携エンジン)

    次の合計値

    • 20GB以上
    • 一時ファイルを作成するために必要な空きディスク容量
  • 連携エンジン HTMLtoPDF

    種別 製品名
    必要メモリ容量(連携エンジン) (同時起動数 x 0.3) + 0.2 GB以上
    必要ディスク容量(連携エンジン)

    次の合計値

    • 10GB以上( PDF変換サーバ の場合は20GB以上)
    • 一時ファイルを作成するために必要な空きディスク容量

    注意

    同時起動数の上限値によって必要なメモリ容量が変動します。

    • 同時起動数が1の場合:0.5GB以上
    • 同時起動数が2の場合:0.8GB以上
    • 同時起動数が3の場合:1.1GB以上

注意

帳票を大量出力する案件の場合は、処理量に応じてメモリ容量を追加してください。

注意

一時ファイルを作成するために必要な空きディスク容量は、ファイルの大きさや利用頻度によって異なります。

IM-PDFAutoConverter for Accel Platform は、次の一時ディレクトリを使用します。

  • OSの一時ディレクトリ
  • Javaの一時ディレクトリ(java.io.tmpdir)
  • intra-mart Accel Platform の一時ディレクトリ

一時ディレクトリの空き容量が不足している場合、PDFファイルの出力に失敗する可能性があります。

5.2. ライセンス要件

  • PDF変換サーバ 単位でライセンスが必要です。

  • IM-PDFAutoConverter for Accel Platform の1ライセンスには、次のライセンスがそれぞれ1ライセンスずつ含まれます。

    ライセンス名 概要
    PDFオートコンバータEX ライセンス PDFオートコンバータEX (連携エンジン)を導入するために必要なライセンスです。
    PDFコンバータXP ライセンス PDFコンバータXP (連携エンジン)を導入するために必要なライセンスです。