13.7. 「^」の扱いについて¶
単票形式 IODOCで CSV形式のデータを扱う場合、文字枠では 「^」 は特別な意味をもちます。
「^」 は、通常の文字コードでは表せない特殊な文字(改行等…)を文字枠で使用するための制御文字になります。
例えば、文字枠内で改行をする場合には、記号「^」 のあとに改行の文字コード「0A」 を指定します。
「^」 のあとの指定は 16 進の文字コードである必要があります。
コラム
例) 文字枠内で改行する場合
^0A
0A が改行の 16 進の文字コードです。
例) 文字枠内で 「^」 を表示する場合
^5E
5E が 「^」 の 16 進の文字コードです。
注意
改行には通常、文字コードとして 「0A」 を指定します。
ただし、データファイル内で既に文字コード「0D」を使って改行を指定している場合のみ、
互換性のため改行の文字コードとしては「0D」を指定してください。