IM-PDFCoordinator for Accel Platform 2022 Spring リリースノート 初版 2022-06-01

5. システム要件

当バージョンにおけるシステム要件は次の通りです。

5.1. intra-mart Accel Platform のサーバ要件

  • intra-mart Accel Platform 2022 Spring (Standard Edition、Advanced Edition、Enterprise Edition)

  • 利用する intra-mart Accel Platform の サーバ要件 に準じます。

  • IM-PDFCoordinator for Accel Platform は、 連携エンジン PDFメイクアップ が必要です。

    そのため、連携エンジンを動作させるために、対象サーバに次の要件が追加で必要です。

    種別 製品名
    必要メモリ容量(連携エンジン) 4GB以上
    必要ディスク容量(連携エンジン)

    次の合計値

    • 10GB以上
    • 一時ファイルを作成するために必要な空きディスク容量
    CPU(連携エンジン) 2GHz以上を推奨

    注意

    一時ファイルを作成するために必要な空きディスク容量は、ファイルの大きさや利用頻度によって異なります。

    IM-PDFCoordinator for Accel Platform は、次の一時ディレクトリを使用します。

    • オペレーティングシステムの一時ディレクトリ
    • Javaの一時ディレクトリ(java.io.tmpdir)
    • intra-mart Accel Platform の一時ディレクトリ

    一時ディレクトリの空き容量が不足している場合、PDF帳票の出力に失敗する可能性があります。

    注意

    CPUのコア数については、同時処理要求が発生する頻度とファイルサイズに応じて必要なコア数を用意してください。

注意

IM-PDFCoordinator for Accel Platform は、 スタンドアローン構成 のみ対応しています。

注意

次のバージョンは必ず正しい組み合わせで運用してください。

異なる組み合わせはサポート対象外です。

  • intra-mart Accel Platform のバージョン
  • IM-PDFCoordinator for Accel Platform のバージョン
  • 連携エンジン PDFメイクアップ のバージョン

連携エンジンの詳細なバージョンについては、「 IM-PDFCoordinator for Accel Platform セットアップガイド 」-「 連携エンジンバージョン 」を参照してください。

5.2. クライアント要件

利用する intra-mart Accel Platform の クライアント要件 に準じます。

注意

セキュリティ機能 の 保存場所制限 、または、 閲覧期限制御 を使用する場合、クライアント要件は次の通りです。

詳細については、「 保存場所制限 ・ 閲覧期限制御 」を参照してください。

OS ブラウザ プラグイン
Windows 10 Internet Explorer 11
Adobe Acrobat Reader

Adobe Acrobat

上記クライアント要件以外の組合せは対応していません。

注意

intra-mart Accel Platform の クライアント要件 にて Internet Explorer 11 がサポート対象である間は、 IM-PDFCoordinator for Accel Platform のクライアント要件においても Internet Explorer 11 をサポート対象とします。

セキュリティ機能 の 保存場所制限 、および、 閲覧期限制御 は Internet Explorer 11 のブラウザでのみ使用可能な機能であるため、 Internet Explorer 11 がサポート対象である間は機能自体もサポート対象となります。

5.3. ライセンス要件

  • intra-mart Accel Platform を複数台運用する場合、各環境ごとアプリケーションサーバ単位でのライセンスが必要です。

  • 連携エンジン PDFメイクアップ の機能単位で、ライセンスが必要です。

    ライセンス名 概要
    セキュリティ機能 ライセンス セキュリティ機能 を導入するために必要なライセンスです。
    マージ機能 ライセンス マージ機能 を導入するために必要なライセンスです。
    ページ機能 ライセンス ページ機能 を導入するために必要なライセンスです。
    エディット機能 ライセンス エディット機能 を導入するために必要なライセンスです。

5.4. セキュリティ要件

5.4.1. オープンパスワード ・ セキュリティパスワード

  • オープンパスワード を付与した際、設定できるセキュリティの暗号化レベルは次の通りです。

    • 40bit RC4
    • 128bit RC4
    • 128bit AES
  • オープンパスワード 、および、 セキュリティパスワード は、PDF閲覧ソフト、または、Webプラグインでの Adobe 製品上での閲覧のみ対応しています。

注意

オープンパスワード と セキュリティパスワード に同一のパスワードを設定した場合、

PDFファイルを開くと付与したセキュリティが必ず解除されます。

そのため、 オープンパスワード と セキュリティパスワード は異なるパスワードを設定してください。

注意

オープンパスワード と セキュリティパスワード を併用して使用することを推奨します。

5.4.2. 保存場所制限 ・ 閲覧期限制御

  • 保存場所制限 、および、 閲覧期限制御 は Adobe 製品でのみ解読可能な JavaScript を、PDFファイルに埋め込むことで制限をかけています。そのため、 保存場所制限 や 閲覧期限制御 を設定したPDFファイルでもダウンロードは可能です。
  • 保存場所制限 は、Webプラグインとして指定する Adobe 製品が認識するURLでチェックをします。

注意

保存場所制限 、および、 閲覧期限制御 はブラウザでのみ動作する機能です。PDF閲覧ソフト単体では動作しません。

利用する際は、Webプラグイン、および、 JavaScript の設定が必要です。

注意

画面のキャプチャを制限する機能はありません。

注意

保存場所制限 、および、 閲覧期限制御 はPDFの規格とは異なる形でセキュリティを付与します。

そのため、Webプラグインのバージョンアップにより、機能が正常に動作しなくなる恐れがあります。

保存場所制限 、および、 閲覧期限制御 は補助的な位置づけのため、セキュリティ強度の高い オープンパスワード 、および、 セキュリティパスワード と併用して使用することを推奨します。

注意

intra-mart Accel Platform の クライアント要件 にて Internet Explorer 11 がサポート対象である間は、 IM-PDFCoordinator for Accel Platform の クライアント要件 においても Internet Explorer 11 をサポート対象とします。

セキュリティ機能 の 保存場所制限 、および、 閲覧期限制御 は Internet Explorer 11 のブラウザでのみ使用可能な機能であるため、 Internet Explorer 11 がサポート対象である間は機能自体もサポート対象となります。