5.7. 勤務状況マスタ¶
本項では、勤務状況マスタの設定方法を説明します。
5.7.2. メンテナンス¶
本項では、メンテナンス機能を利用したマスタ設定方法を説明します。
5.7.2.1. 新規登録¶
「サイトマップ」→「勤務管理」→「マスタメンテナンス」→「勤務状況」をクリックします。 一覧画面表示後、「新規登録」をクリックします。 登録/更新画面で必要な情報を入力し、「登録」をクリックします。
勤務状況カテゴリ勤務状況が属する勤務状況カテゴリを選択します。 勤務状況コード会社ごとに一意のコードを入力します。 勤務状況名勤務状況の名称を入力します。 休暇種別勤務状況カテゴリが全日休暇、半日休暇(午前)、半日休暇(午後)の時、選択可能です。 勤務状況カテゴリ(午前)勤務状況カテゴリが下記のいずれかの時、選択可能です。
欠勤+休暇(午前) 欠勤+休暇(午後) 振替出勤(法定)+休暇(午前) 振替出勤(法定)+休暇(午後) 振替出勤(所定)+休暇(午前) 振替出勤(所定)+休暇(午後) 休暇(午前)+休暇(午後) 休暇種別(午前)勤務状況カテゴリ(午前)が全日休暇の時、選択可能です。 勤務状況カテゴリ(午後)勤務状況カテゴリが下記のいずれかの時、選択可能です。
欠勤+休暇(午前) 欠勤+休暇(午後) 振替出勤(法定)+休暇(午前) 振替出勤(法定)+休暇(午後) 振替出勤(所定)+休暇(午前) 振替出勤(所定)+休暇(午後) 休暇(午前)+休暇(午後) 休暇種別(午後)勤務状況カテゴリ(午後)が全日休暇の時、選択可能です。 ソートキー画面の表示順を半角数字で入力します。表示順は昇順(値の小さい順)です。コラム
「休暇種別」、「休暇種別(午前)」、「休暇種別(午後)」は、休暇の残日数を休暇管理マスタで管理する時に選択します。項目マスタの項目区分が「休暇種別」の項目の残日数を管理できます。初期データでは、「有給休暇」が登録されています。 確認ポップアップが表示されますので、「決定」をクリックします。 新規登録することができました。
5.7.2.2. 更新¶
「サイトマップ」→「勤務管理」→「マスタメンテナンス」→「勤務状況」をクリックします。 一覧画面で「検索」をクリックします。コラム
検索欄に検索したい勤務状況の以下の項目を入力して「検索」をクリックすると、結果を一覧に表示します。
勤務状況コード 勤務状況名 勤務状況カテゴリ 一覧画面の対象データが表示されている行をクリックします。コラム
一覧機能の操作方法は、一覧画面の操作を参照してください。 登録/更新画面で情報を編集し、「更新」をクリックします。次の項目は編集不可項目です。
- 会社
- 勤務状況カテゴリ
- 勤務状況コード
確認ポップアップが表示されますので、「決定」をクリックします。 更新することができました。コラム
一度でも勤務表から利用した勤務状況は、休暇種別の変更、および削除はできません。この制限事項は、対象の勤務表がアーカイブされない限り解除されません。ただし勤務状況カテゴリが次の場合、休暇種別の変更が可能です。
全日休暇 半日休暇(前半) 半日休暇(後半)また勤務状況カテゴリ(午前)、勤務状況カテゴリ(午後)が次の場合、休暇種別(午前)、休暇種別(午後)の変更が可能です。
全日休暇注意
勤務状況の休暇種別、休暇種別(午前)、休暇種別(午後)を変更した場合、変更は即時適用されます。既に入力済みの勤務状況も、更新後の休暇種別で集計値が再計算されます。
5.7.3. インポート¶
本項では、インポート機能を利用したマスタ設定方法を説明します。
5.7.3.1. インポートデータ作成¶
インポートするデータを作成し、ストレージにアップロードします。作成するインポートデータの形式は、次の通りです。
ファイル形式ジョブネットの設定で設定する実行パラメータにより変化します。以下は初期値(実行パラメータ未設定の場合)のファイル形式です。
ファイル名 import.csv 文字コード UTF-8 区切り文字 , 囲み文字 “ データ形式
No(列) 項目名 必須 最大文字数 備考 1 会社コード ○ 100 2 勤務状況コード ○ 20 3 ロケールID ○ 50 ja:日本語en:英語zh_CN:中国語4 勤務状況名 ○ 1000 5 勤務状況カテゴリコード ○ 20 6 休暇種別コード 100 7 勤務状況カテゴリコード(午前) 20 8 休暇種別コード(午前) 100 9 勤務状況カテゴリコード(午後) 20 10 休暇種別コード(午後) 100 11 ソートキー ○ 15 12 削除フラグ ○ 1 コラム
複数のロケールで利用する場合は、必要な全ロケール分のデータを作成してください。データサンプル"comp_sample_01","000000","en","Sample","attendance","","","","","","0","0" "comp_sample_01","000000","ja","サンプル","attendance","","","","","","0","0" "comp_sample_01","000000","zh_CN","样品","attendance","","","","","","0","0"コラム
上記は、日本語・英語・中国語の3ロケールを持つ場合のファイル例です。項目を省略する場合でも、「”」で囲んでください。 アップロード先ジョブネットの設定で設定する実行パラメータにより変化します。以下は初期値(実行パラメータ未設定の場合)のアップロード先です。
ディレクトリ kaiden/generic/master/work_status ファイル名 import.csv コラム
インストール直後などはアップロード先のディレクトリが作成されていません。ディレクトリの作成方法やファイルのアップロード方法は、次のドキュメントを参照してください。
5.7.3.2. ジョブネットの設定¶
インポート機能用のジョブネットの設定を行います。
「サイトマップ」→「テナント管理」→「ジョブネット設定」をクリックします。 ジョブネット一覧(画面左部)の「勤務状況」をクリックします。 「編集」をクリックします。 必要に応じて「実行パラメータ」、「トリガ設定」を編集します。コラム
設定が必要な実行パラメータの詳細は、実行パラメータを参照してください。トリガ設定の設定方法は『テナント管理者操作ガイド』を参照してください。コラム
複数の「実行パラメータ」、「トリガ設定」を行う場合はジョブネットを複数作成してください。ジョブネットの作成方法は『テナント管理者操作ガイド』を参照してください。ジョブネット作成時には次のジョブを登録してください。
ジョブID ジョブ名(ジョブ選択時のツリー) kaiden-job-master-import-workStatus 勤務管理 / マスタ / インポート / 勤務状況 編集後、「更新」をクリックします。 確認ポップアップの「決定」をクリックします。 ジョブネットが設定されました。コラム
ジョブネットの設定(実行)後、メンテナンス機能でインポートが正しく実行されたことを確認してください。
5.7.3.3. 実行パラメータ¶
設定が可能な実行パラメータは次の通りです。
名称 キー 説明/設定値 エラースキップ error_skip 会社別処理でエラー発生時の後続処理をスキップするか設定します。(省略時:false) 処理対象会社グループセットコード company_group_set_cd インポートを行う会社の会社グループセットコードを設定します。(省略時:登録済みの全会社を対象とします。) 処理対象会社グループコード company_group_cd インポートを行う会社の会社グループコードを設定します。(省略時:登録済みの全会社を対象とします。) 処理対象会社コード company_cd インポートを行う会社の会社コードを設定します。(省略時:登録済みの全会社を対象とします。) ロック待ち時間 lock_wait ロックの待ち時間を設定します。(省略時:10秒) コンダクター conductor ジョブの各処理間で実行されるコンダクターを設定します。カンマ区切りで複数指定できます。AbstractGenericJobConductorを継承したクラスのコンポーネント名を指定してください。(省略時:コンダクターを使用しません。) インポートモード import_mode インポートの処理モードを設定します。(省略時:1)
1 : 単一期間(差分)モード インポートファイルのパス file_path インポートファイルのstorage以降のパスを設定します。(省略時:kaiden/generic/master/work_status/import.csv) 処理後のインポートファイルの操作モード file_mode 処理後のインポートファイルの操作モードを設定します。(省略時:1)
1 : 操作なし 2 : コピー(copy) 3 : アーカイブ(move) 4 : 正常終了(警告含)時アーカイブ(move)、エラー終了時操作なし 5 : 正常終了(警告含)時操作なし、エラー終了時アーカイブ(move) 6 : 削除(delete) 7 : 正常終了(警告含)時削除(delete)、エラー終了時操作なし 8 : 正常終了(警告含)時操作なし、エラー終了時削除(delete) アーカイブ先パス archive_path インポートファイルのアーカイブ先パスを設定します。(省略時:kaiden/generic/master/work_status/import_{YMDHMSN}.csv) 文字コード character インポートファイルの文字コードを設定します。(省略時:UTF-8)
UTF-8 SHIFT-JIS 区切り文字 delimiter インポートファイルの区切り文字を設定します。(省略時:,)
, : カンマ \t : タブ 囲み文字 enclosing インポートファイルの囲み文字を設定します。(省略時:”)
” : ダブルクォーテーション 読込開始行数 start_rows インポートファイルの読込開始行数を設定します。(省略時:0) マスタID masterId インポートするマスタのIDを設定します。勤務状況マスタインポートの場合は、ジョブ設定の実行パラメータに「work_status」を設定しています。{YMDHMSN}:「yyyyMMddHH24mmssSSS」形式
5.7.4. エクスポート¶
本項では、エクスポート機能を利用したマスタ設定方法を説明します。
5.7.4.1. ジョブネットの設定¶
エクスポート機能用のジョブネットの設定を行います。
「サイトマップ」→「テナント管理」→「ジョブネット設定」をクリックします。 ジョブネット一覧(画面左部)の「勤務状況」をクリックします。 「編集」をクリックします。 必要に応じて「実行パラメータ」、「トリガ設定」を編集します。コラム
設定が必要な実行パラメータの詳細は、実行パラメータを参照してください。トリガ設定の設定方法は『テナント管理者操作ガイド』を参照してください。コラム
複数の「実行パラメータ」、「トリガ設定」を行う場合はジョブネットを複数作成してください。ジョブネットの作成方法は『テナント管理者操作ガイド』を参照してください。ジョブネット作成時には次のジョブを登録してください。
ジョブID ジョブ名(ジョブ選択時のツリー) kaiden-job-master-export-workStatus 勤務管理 / マスタ / エクスポート / 勤務状況 編集後、「更新」をクリックします。 確認ポップアップの「決定」をクリックします。 ジョブネットが設定されました。
5.7.4.2. ファイル取得¶
エクスポートファイルを次のエクスポート先から取得します。
エクスポート先ジョブネットの設定で設定する実行パラメータにより変化します。以下は初期値(実行パラメータ未設定の場合)のエクスポート先です。
ディレクトリ kaiden/generic/master/work_status ファイル名 export.csv データ形式エクスポートファイルのデータ形式です。
項目 項目名 備考 companyCd 会社コード workStatusCd 勤務状況コード localeId ロケールID workStatusName 勤務状況名 workStatusCatCd 勤務状況カテゴリコード leavetypeCd 休暇種別コード workStatusCatCdHalfBefore 勤務状況カテゴリコード(午前) leavetypeCdHalfBefore 休暇種別コード(午前) workStatusCatCdHalfLater 勤務状況カテゴリコード(午後) leavetypeCdHalfLater 休暇種別コード(午後) sortKey ソートキー deleteFlag 削除フラグ
5.7.4.3. 実行パラメータ¶
設定が可能な実行パラメータは次の通りです。
名称 キー 説明/設定値 エラースキップ error_skip 会社別処理でエラー発生時の後続処理をスキップするか設定します。(省略時:false) ロック待ち時間 lock_wait ロックの待ち時間を設定します。(省略時:10秒) 処理対象会社グループセットコード company_group_set_cd エクスポートを行う会社の会社グループセットコードを設定します。(省略時:登録済みの全会社を対象とします。) 処理対象会社グループコード company_group_cd エクスポートを行う会社の会社グループコードを設定します。(省略時:登録済みの全会社を対象とします。) 処理対象会社コード company_cd エクスポートを行う会社の会社コードを設定します。(省略時:登録済みの全会社を対象とします。) コンダクター conductor ジョブの各処理間で実行されるコンダクターを設定します。カンマ区切りで複数指定できます。AbstractGenericJobConductorを継承したクラスのコンポーネント名を指定してください。(省略時:コンダクターを使用しません。) エクスポートモード export_mode エクスポートの処理モードを設定します。(省略時:1)
1 : 全件出力モード 3 : 更新日モード(エクスポート対象データの検索対象以降に更新されたレコードを出力) エクスポート対象データの検索対象日 target_date エクスポートモード3を設定した場合、エクスポート対象データの検索対象日(yyyy/mm/dd)を設定します。(省略時:ジョブの実行日) シフト日数 shift_date エクスポートモード3を設定した場合、エクスポート対象データの検索対象日に対する増減日数を設定します。「-2147483648~2147483647」の範囲で設定してください。(省略時:0) エクスポートファイルのパス file_path エクスポートファイルのstorage以降のパスを設定します。(省略時:kaiden/generic/master/work_status/export.csv) エクスポート時の既存ファイルの操作モード file_mode エクスポート時の既存ファイルの操作モードを設定します。(省略時:1)
1 : 既存ファイルに追記 2 : 既存ファイルを削除し、エクスポート 3 : エクスポートファイルをアーカイブ(移動)し、エクスポート アーカイブ先パス archive_path エクスポート時の既存ファイルの操作モードが3の場合、エクスポートファイルのアーカイブ先パスを設定します。(省略時:kaiden/generic/master/work_status/export_{YMDHMSN}.csv) 文字コード character エクスポートファイルの文字コードを設定します。(省略時:UTF-8)
UTF-8 SHIFT-JIS 区切り文字 delimiter エクスポートファイルの区切り文字を設定します。(省略時:,)
, : カンマ \t : タブ 囲み文字 enclosing エクスポートファイルの囲み文字を設定します。(省略時:”)
” : ダブルクォーテーション none : 囲み文字なし エクスポートファイルのヘッダー出力有無 header_row エクスポートファイルのヘッダー出力有無を設定します。(省略時:false)
true : ヘッダー出力有 false : ヘッダー出力無 マスタID masterId エクスポートするマスタのIDを設定します。勤務状況マスタエクスポートの場合は、ジョブ設定の実行パラメータに「work_status」を設定しています。{YMDHMSN}:「yyyyMMddHH24mmssSSS」形式