5.15. プロジェクトマスタ¶
本項では、プロジェクトマスタの設定方法を説明します。
5.15.2. メンテナンス¶
本項では、メンテナンス機能を利用したマスタ設定方法を説明します。
5.15.2.1. 新規登録¶
「サイトマップ」→「Kaiden!」→「マスタメンテナンス」→「プロジェクト」をクリックします。 一覧画面表示後、「新規登録」をクリックします。 登録/更新画面で必要な情報を入力し、「登録」をクリックします。
分類プロジェクトの分類を選択します。分類が「作業実績利用」のプロジェクトのみ、作業実績機能で利用できます。 プロジェクトコード会社ごとに一意のコードを入力します。 プロジェクト名プロジェクトの名称を入力します。 上位プロジェクトプロジェクトに親子関係がある場合、親プロジェクトを選択します。 主管組織セットプロジェクトの主管組織セットを選択します。 主管組織プロジェクトの主管組織を選択します。コラム
「上位プロジェクト」、「主管組織セット」、「主管組織」は、開始日を検索基準日としています。 確認ポップアップが表示されますので、「決定」をクリックします。 新規登録することができました。
5.15.2.2. 更新¶
「サイトマップ」→「Kaiden!」→「マスタメンテナンス」→「プロジェクト」をクリックします。 一覧画面で「検索」をクリックします。コラム
検索欄に検索したいプロジェクトの以下の項目を入力して「検索」をクリックすると、結果を一覧に表示します。
分類 プロジェクトコード プロジェクト名 上位プロジェクト 一覧画面の対象データが表示されている行をクリックします。コラム
一覧機能の操作方法は、 一覧画面の操作 を参照してください。 登録/更新画面で情報を編集し、「更新」をクリックします。次の項目は編集不可項目です。
- 開始日
- 終了日
- 会社
- 分類
- プロジェクトコード
コラム
期間機能の操作方法は、 期間の操作 を参照してください。 確認ポップアップが表示されますので、「決定」をクリックします。 更新することができました。
5.15.2.3. プロジェクト別アサイン編集¶
「サイトマップ」→「Kaiden!」→「マスタメンテナンス」→「プロジェクト」をクリックします。 一覧画面で「プロジェクト別アサイン編集」をクリックします。 プロジェクト別アサイン編集画面が表示されます。コラム
以降の操作方法は、 プロジェクトアサインマスタ を参照してください。
5.15.3. インポート¶
本項では、インポート機能を利用したマスタ設定方法を説明します。
5.15.3.1. インポートデータ作成¶
インポートするデータを作成し、ストレージにアップロードします。作成するインポートデータの形式は、次の通りです。
ファイル形式ジョブネットの設定で設定する実行パラメータにより変化します。以下は初期値(実行パラメータ未設定の場合)のファイル形式です。
ファイル名 import.csv 文字コード UTF-8 区切り文字 , 囲み文字 “ データ形式
No(列) 項目名 必須 最大文字数 備考 1 会社コード ○ 100 2 開始日 10 yyyy/MM/dd形式インポートモードが4、5の場合、使用されます。3 終了日 10 yyyy/MM/dd形式インポートモードが4、5の場合、使用されます。4 削除フラグ ○ 1 0:有効1:無効(論理削除)5 ロケールID ○ 50 ja:日本語en:英語zh_CN:中国語6 プロジェクトカテゴリコード ○ 100 7 プロジェクトコード ○ 100 8 プロジェクト名 ○ 250 9 会社コード(上位プロジェクト)100 10 プロジェクトカテゴリコード(上位プロジェクト)100 11 プロジェクトコード(上位プロジェクト)100 12 主管組織セット 100 13 主管組織 100 コラム
複数のロケールで利用する場合は、必要な全ロケール分のデータを作成してください。コラム
『intra-mart Accel Kaiden! 経費旅費 / 管理者操作ガイド』のプロジェクトのインポートを使用した場合、データ形式が異なります。詳細は『intra-mart Accel Kaiden! 経費旅費 / 管理者操作ガイド』を参照してください。データサンプル"comp_sample_01","","","0","ja","100008-1","000000","サンプルプロジェクト","","","","","" "comp_sample_01","","","0","en","100008-1","000000","Sample Project","","","","","" "comp_sample_01","","","0","zh_CN","100008-1","000000","样品项目","","","","",""コラム
上記は、日本語・英語・中国語の3ロケールを持つ場合のファイル例です。項目を省略する場合でも、「”」で囲んでください。 アップロード先ジョブネットの設定で設定する実行パラメータにより変化します。以下は初期値(実行パラメータ未設定の場合)のアップロード先です。
ディレクトリ kaiden/generic/master/project ファイル名 import.csv コラム
インストール直後などはアップロード先のディレクトリが作成されていません。ディレクトリの作成方法やファイルのアップロード方法は、次のドキュメントを参照してください。
5.15.3.2. ジョブネットの設定¶
インポート機能用のジョブネットの設定を行います。
「サイトマップ」→「テナント管理」→「ジョブネット設定」をクリックします。 ジョブネット一覧(画面左部)の「プロジェクト」をクリックします。 「編集」をクリックします。 必要に応じて「実行パラメータ」、「トリガ設定」を編集します。コラム
設定が必要な実行パラメータの詳細は、実行パラメータを参照してください。トリガ設定の設定方法は『テナント管理者操作ガイド』を参照してください。コラム
複数の「実行パラメータ」、「トリガ設定」を行う場合はジョブネットを複数作成してください。ジョブネットの作成方法は『テナント管理者操作ガイド』を参照してください。ジョブネット作成時には次のジョブを登録してください。
ジョブID ジョブ名(ジョブ選択時のツリー) kaiden-job-master-import-generic-project Kaiden! / マスタ / インポート / プロジェクト 編集後、「更新」をクリックします。 確認ポップアップの「決定」をクリックします。 ジョブネットが設定されました。コラム
ジョブネットの設定(実行)後、メンテナンス機能でインポートが正しく実行されたことを確認してください。
5.15.3.3. 実行パラメータ¶
設定が可能な実行パラメータは次の通りです。
名称 キー 説明/設定値 エラースキップ error_skip 会社別処理でエラー発生時の後続処理をスキップするか設定します。(省略時:false) ロック待ち時間 lock_wait ロックの待ち時間を設定します。(省略時:10秒) 処理対象会社グループセットコード company_group_set_cd インポートを行う会社の会社グループセットコードを設定します。(省略時:登録済みの全会社を対象とします。) 処理対象会社グループコード company_group_cd インポートを行う会社の会社グループコードを設定します。(省略時:登録済みの全会社を対象とします。) 処理対象会社コード company_cd インポートを行う会社の会社コードを設定します。(省略時:登録済みの全会社を対象とします。) コンダクター conductor ジョブの各処理間で実行されるコンダクターを設定します。カンマ区切りで複数指定できます。AbstractGenericJobConductorを継承したクラスのコンポーネント名を指定してください。(省略時:コンダクターを使用しません。) インポートモード import_mode インポートの処理モードを設定します。(省略時:1)
1 : 単一期間(差分)モード 2 : 単一期間(一新)モード 3 : 単一期間(入替)モード 4 : 複数期間(差分)モード 5 : 複数期間(入替)モード 開始日 start_date インポート期間の開始日(yyyy/MM/dd)を設定します。(省略時:ジョブの実行日) 終了日 end_date インポート期間の終了日(yyyy/MM/dd)を設定します。(省略時:システムの終了日) シフト日数 shift_date インポート期間の開始日に対する増減日数を設定します。「-2147483648~2147483647」の範囲で設定してください。(省略時:0) インポートファイルのパス file_path インポートファイルのstorage以降のパスを設定します。(省略時:kaiden/generic/master/project/import.csv) 処理後のインポートファイルの操作モード file_mode 処理後のインポートファイルの操作モードを設定します。(省略時:1)
1 : 操作なし 2 : コピー(copy) 3 : アーカイブ(move) 4 : 正常終了(警告含)時アーカイブ(move)、エラー終了時操作なし 5 : 正常終了(警告含)時操作なし、エラー終了時アーカイブ(move) 6 : 削除(delete) 7 : 正常終了(警告含)時削除(delete)、エラー終了時操作なし 8 : 正常終了(警告含)時操作なし、エラー終了時削除(delete) アーカイブ先パス archive_path インポートファイルのアーカイブ先パスを設定します。(省略時:kaiden/generic/master/project/import_{YMDHMSN}.csv) 文字コード character インポートファイルの文字コードを設定します。(省略時:UTF-8)
UTF-8 SHIFT-JIS 区切り文字 delimiter インポートファイルの区切り文字を設定します。(省略時:,)
, : カンマ \t : タブ 囲み文字 enclosing インポートファイルの囲み文字を設定します。(省略時:”)
” : ダブルクォーテーション 読込開始行数 start_rows インポートファイルの読込開始行数を設定します。(省略時:0) マスタID masterId インポートするマスタのIDを設定します。プロジェクトマスタインポートの場合は「project」を設定します。{YMDHMSN}:「yyyyMMddHH24mmssSSS」形式
5.15.4. エクスポート¶
本項では、エクスポート機能を利用したマスタ設定方法を説明します。
5.15.4.1. ジョブネットの設定¶
エクスポート機能用のジョブネットの設定を行います。
「サイトマップ」→「テナント管理」→「ジョブネット設定」をクリックします。 ジョブネット一覧(画面左部)の「プロジェクト」をクリックします。 「編集」をクリックします。 必要に応じて「実行パラメータ」、「トリガ設定」を編集します。コラム
設定が必要な実行パラメータの詳細は、実行パラメータを参照してください。トリガ設定の設定方法は『テナント管理者操作ガイド』を参照してください。コラム
複数の「実行パラメータ」、「トリガ設定」を行う場合はジョブネットを複数作成してください。ジョブネットの作成方法は『テナント管理者操作ガイド』を参照してください。ジョブネット作成時には次のジョブを登録してください。
ジョブID ジョブ名(ジョブ選択時のツリー) kaiden-job-master-export-project Kaiden! / マスタ / エクスポート / プロジェクト 編集後、「更新」をクリックします。 確認ポップアップの「決定」をクリックします。 ジョブネットが設定されました。
5.15.4.2. ファイル取得¶
エクスポートファイルを次のエクスポート先から取得します。
エクスポート先ジョブネットの設定で設定する実行パラメータにより変化します。以下は初期値(実行パラメータ未設定の場合)のエクスポート先です。
ディレクトリ kaiden/generic/master/project ファイル名 export.csv データ形式エクスポートファイルのデータ形式です。
項目 項目名 備考 companyCd 会社コード startDate 開始日 endDate 終了日 deleteFlag 削除フラグ localeId ロケールID projectCategoryCd プロジェクトカテゴリコード projectCd プロジェクトコード projectName プロジェクト名 parentCompanyCd 会社コード(上位プロジェクト)parentPrjCatCd プロジェクトカテゴリコード(上位プロジェクト)parentProjectCd プロジェクトコード(上位プロジェクト)departmentSetCd 主管組織セット departmentCd 主管組織
5.15.4.3. 実行パラメータ¶
設定が可能な実行パラメータは次の通りです。
名称 キー 説明/設定値 名称 キー 説明/設定値 エラースキップ error_skip 会社別処理でエラー発生時の後続処理をスキップするか設定します。(省略時:false) ロック待ち時間 lock_wait ロックの待ち時間を設定します。(省略時:10秒) 処理対象会社グループセットコード company_group_set_cd エクスポートを行う会社の会社グループセットコードを設定します。(省略時:登録済みの全会社を対象とします。) 処理対象会社グループコード company_group_cd エクスポートを行う会社の会社グループコードを設定します。(省略時:登録済みの全会社を対象とします。) 処理対象会社コード company_cd エクスポートを行う会社の会社コードを設定します。(省略時:登録済みの全会社を対象とします。) コンダクター conductor ジョブの各処理間で実行されるコンダクターを設定します。カンマ区切りで複数指定できます。AbstractGenericJobConductorを継承したクラスのコンポーネント名を指定してください。(省略時:コンダクターを使用しません。) エクスポートモード export_mode エクスポートの処理モードを設定します。(省略時:1)
1 : 全件出力モード 2 : 期間モード(エクスポート対象データの検索対象日が含まれる期間を出力) 3 : 更新日モード(エクスポート対象データの検索対象以降に更新されたレコードを出力) エクスポート対象データの検索対象日 target_date エクスポートモード3を設定した場合、エクスポート対象データの検索対象日(yyyy/mm/dd)を設定します。(省略時:ジョブの実行日) シフト日数 shift_date エクスポートモード3を設定した場合、エクスポート対象データの検索対象日に対する増減日数を設定します。「-2147483648~2147483647」の範囲で設定してください。(省略時:0) エクスポートファイルのパス file_path エクスポートファイルのstorage以降のパスを設定します。(省略時:kaiden/generic/master/project/export.csv) エクスポート時の既存ファイルの操作モード file_mode エクスポート時の既存ファイルの操作モードを設定します。(省略時:1)
1 : 既存ファイルに追記 2 : 既存ファイルを削除し、エクスポート 3 : エクスポートファイルをアーカイブ(移動)し、エクスポート アーカイブ先パス archive_path エクスポート時の既存ファイルの操作モードが3の場合、エクスポートファイルのアーカイブ先パスを設定します。(省略時:kaiden/generic/master/project/export_{YMDHMSN}.csv) 文字コード character エクスポートファイルの文字コードを設定します。(省略時:UTF-8)
UTF-8 SHIFT-JIS 区切り文字 delimiter エクスポートファイルの区切り文字を設定します。(省略時:,)
, : カンマ \t : タブ 囲み文字 enclosing エクスポートファイルの囲み文字を設定します。(省略時:”)
” : ダブルクォーテーション none : 囲み文字なし エクスポートファイルのヘッダー出力有無 header_row エクスポートファイルのヘッダー出力有無を設定します。(省略時:false)
true : ヘッダー出力有 false : ヘッダー出力無 マスタID masterId エクスポートするマスタのIDを設定します。プロジェクトマスタエクスポートの場合は、ジョブ設定の実行パラメータに「project」を設定しています。{YMDHMSN}:「yyyyMMddHH24mmssSSS」形式