6. 問い合わせ対応の業務プロセスを作成しよう(BISフロー)¶
このハンズオンでは、製品の故障問い合わせの業務プロセスを、 IM-BIS の業務プロセス(BISフロー)として作成しましょう。
問い合わせ対応の業務プロセスを作成する手順
作成する業務プロセスの内容
お問い合わせ入力の画面
サポート受付の画面
製品開発回答の画面
サポートへの回答の画面
サポートからの回答の画面
経路情報(ルート)- イメージ
6.2. 経路情報(ルート)の設定¶
6.2.1. 経路情報(ルート)を設定する¶
報告書を回覧するための経路情報(ルート)を設定します。このハンズオンでは、サポート担当と開発担当がやり取りを行うための経路を設定していきましょう。
一番左の「承認/処理」アイコンをドラッグ&ドロップで配置してください。 ノードの右上にマウスを重ねると「」のマークが表示されます。
アイコン同士を接続するために「」のマークを次のノードまでドラッグしてください。
矢印が表示され、ノード同士を1つの矢印で接続できます。 次に、特定の条件を満たした場合のみ、製品開発担当やサポートへの回答のプロセスが実行されるように、分岐開始・分岐終了アイコンを配置しましょう。 製品開発担当、サポートへの回答、サポートからの回答の承認/処理アイコンを配置しましょう。 終了までのアイコンをすべて接続しましょう。(各アイコンはドラッグ&ドロップで移動させて、レイアウトを調整してください。) 分岐時の条件を補足説明として記述できるように、「コメント」を配置してください。 コメントは、ノードと同様にマウスを重ねて表示されるのマークを利用して、分岐開始ノードと接続してください。
6.2.2. 経路情報(ルート)の名前、対象者を設定する¶
各アイコンの業務ができるユーザを設定していきましょう。今回のフローでは、組織に所属する人や申請者・前に処理(承認)した人に基づいて、対象のノードの処理が可能なユーザを変更できるように設定していきます。
以下の手順でノード名を設定してください。 以下の手順で「お問い合わせ入力」の処理が実行できるユーザの検索画面を表示してください。 組織検索では、以下の手順で対象の組織を選択してください。 これで、サポート&サービス部に所属するユーザがお問い合わせ入力を処理できるための設定ができました。 以下の手順で2番目のノード名を設定してください。 以下の手順で「サポート受付」の処理が実行できるユーザの検索画面を表示してください。 処理対象の組織と役職の組み合わせを以下の手順で設定してください。 以下の手順で分岐開始ノードの後の3番目のノード名を設定してください。 以下の手順で「製品開発回答」の処理が実行できるユーザの検索画面を表示してください。 組織検索では、以下の手順で対象の組織を選択してください。 同様に、以下の手順で分岐開始・分岐終了の間に配置したもう一つのアイコンのノード名を設定してください。 以下の手順で「サポートへの回答」の処理が実行できるユーザの検索画面を表示してください。 処理対象の組織と役職の組み合わせを以下の手順で設定してください。 以下の手順で最後のノード名を設定してください。 以下の手順で「サポートからの回答」の処理が実行できるユーザの検索画面を表示してください。 組織検索では、以下の手順で対象の組織を選択してください。 経路(承認ルート)の確認時に分岐条件の補足情報を確認できるように、以下の手順でコメントを設定してください。 これで、経路情報の設定が完了しましたので、「登録」をクリックして保存してください。
6.3. 入力画面(アプリケーション)の設定¶
6.3.1. 問い合わせ内容の入力画面を作成する¶
最初に、問い合わせ内容を入力するための画面を作成していきましょう。
一番左の「お問い合わせ入力」アイコンをダブルクリックして、入力項目の編集画面を表示しましょう。 「フォーム-登録」画面では、以下の通りに入力し、「登録」をクリックしてください。 新しくポップアップで表示された画面の右上の「ヘッダーとフッター」をクリックしましょう。 「ヘッダー設定」では、以下の通りに入力し、「設定」をクリックしてください。 「ツールキット」をクリックして、ツールキットを表示しましょう。 アイテムの「見出し」をドラッグ&ドロップで配置してください。 配置した「見出し」をダブルクリックしてプロパティ画面を表示してください。「基本設定」では以下の通りに入力してください。 アイテムの「日付」をドラッグ&ドロップで配置してください。 配置した「日付」をダブルクリックしてプロパティ画面を表示してください。「基本設定」では以下の通りに入力してください。 アイテムの「文字列」をドラッグ&ドロップで配置してください。 配置した「文字列」をダブルクリックしてプロパティ画面を表示してください。「基本設定」では以下の通りに入力してください。 アイテムの「横線」をドラッグ&ドロップで配置してください。 「横線」アイテムをクリック後、右下の角をドラッグして、線を長くしてください。 アイテムの「一覧選択」をドラッグ&ドロップで配置してください。 配置した「一覧選択」をダブルクリックしてプロパティ画面を表示してください。「基本設定」では以下の通りに入力してください。 以下の手順で「一覧選択」画面を設定してください。 追加した列の列名を以下の通りに設定してください。 以下の手順で「詳細設定」を設定してください。 一度プロパティを閉じた後、「一覧選択」アイテムの右下の角をドラッグして、アイテムの表示エリアを広げてレイアウトを調整してください。 アイテムの「文字列」をドラッグ&ドロップで配置してください。 配置した「文字列」をダブルクリックしてプロパティ画面を表示してください。「基本設定」では以下の通りに入力してください。 以下の手順で「詳細設定」を設定してください。 一度プロパティを閉じた後、「文字列」アイテムの右下の角をドラッグして、アイテムの表示エリアを広げてレイアウトを調整してください。 アイテムの「複数行文字列」をドラッグ&ドロップで配置してください。 配置した「複数行文字列」をダブルクリックしてプロパティ画面を表示してください。「基本設定」では以下の通りに入力してください。 以下の手順で「詳細設定」を設定してください。 一度プロパティを閉じた後、「文字列」アイテムの右下の角をドラッグして、アイテムの表示エリアを広げてレイアウトを調整してください。 アイテムの「ファイルアップロード」をドラッグ&ドロップで配置してください。 アイテムの「ボタン(BISフロー登録)」をドラッグ&ドロップで配置してください。 「アクション設定」をクリックしましょう。 以下の手順で「外部連携設定」画面を表示してください。 「追加」をクリックしてください。
「」をクリックしてください。
作成済みの「製品選択」をクリックしてください。 今回は、日本語のデータのみを選択肢として表示できるように設定します。以下の手順で、リクエストを設定してください。 下の図の通りにマッピングが設定できていることを確認してください。 「レスポンス」をクリックしてください。 以下の手順で、製品コードのマッピングを設定してください。 以下の手順で、製品名のマッピングを設定してください。 これでデータベースから製品マスタを参照して入力するための連携が設定できました。以下の手順で設定を終了してください。 外部連携設定を保存するために「確定」をクリックしてください。 イベント設定を保存するために「確定」をクリックしてください。 続いて、一覧選択の検索結果で選択した製品名を「対象製品」に反映するための設定をしましょう。以下の手順で「一覧選択」のマッピング情報の設定画面を表示してください。 以下の手順で「一覧選択」画面と「対象製品」のマッピングを設定してください。 これで一覧選択からの検索結果を反映するための設定できました。以下の手順で設定を終了してください。 ここまでの設定内容を保存するために「更新」をクリックしてください。
6.3.2. サポート受付の画面を設定する¶
サポート受付の画面を作成していきましょう。
「サポート受付」アイコンをダブルクリックして、入力項目の編集画面を表示しましょう。 「フォーム-登録」画面では、以下の通りに入力し、「登録」をクリックしてください。 新しくポップアップで表示された画面の右上の「再利用」をクリックしましょう。 先ほど作成した「問い合わせ内容入力フォーム」の「選択」をクリックしてください。 フォームを選択すると、選択されたフォームの内容がコピーされます。「受付日」(「日付」アイテム)をダブルクリックしてプロパティ画面を表示してください。以下の手順で、「受付日」の表示タイプを設定してください。 「担当者」(「文字列」アイテム)をダブルクリックしてプロパティ画面を表示してください。以下の手順で、「担当者」の表示タイプを設定してください。 「対象製品」(「一覧選択」アイテム)をダブルクリックしてプロパティ画面を表示してください。以下の手順で、「対象製品」の表示タイプを設定してください。 「タイトル」(「文字列」アイテム)をダブルクリックしてプロパティ画面を表示してください。以下の手順で、「タイトル」の表示タイプを設定してください。 「問い合わせ詳細」(「複数行文字列」アイテム)をダブルクリックしてプロパティ画面を表示してください。以下の手順で、「問い合わせ詳細」の表示タイプを設定してください。 「添付ファイル」(「ファイルアップロード」アイテム)をダブルクリックしてプロパティ画面を表示してください。以下の手順で、「添付ファイル」の表示タイプを設定してください。 「ボタン(BISフロー登録)」ボタンをドラッグして下に移動してください。 画面の右上の「ツールキット」をクリックしてください。 アイテムの「見出し」を2つドラッグ&ドロップで配置してください。 上に配置した方の「見出し」アイテムをダブルクリックしてプロパティ画面を表示してください。「基本設定」では以下の通りに入力してください。 下に配置した方の「見出し」アイテムをダブルクリックしてプロパティ画面を表示してください。「基本設定」では以下の通りに入力してください。 下に配置した方の「見出し」アイテムの右下をドラッグし、幅を短く調整してください。 同じ「見出し」アイテムを右にドラッグし、位置を調整しましょう。 アイテムの「関数」をドラッグ&ドロップで配置してください。 配置した「関数」アイテムをダブルクリックしてプロパティ画面を表示してください。「基本設定」では以下の通りに入力してください。 引き続き、以下の手順で「詳細設定」を設定してください。 アイテムの「複数行文字列」をドラッグ&ドロップで配置してください。 配置した「複数行文字列」アイテムをダブルクリックしてプロパティ画面を表示してください。「基本設定」では以下の通りに入力してください。 以下の手順で「詳細設定」を設定してください。 フィールド幅の変更により、見切れて表示されます。表示の見切れた状態を解消するために、アイテムエリア(赤い点線枠)の右下をドラッグして広げて調整してください。 以下の手順で、配置済みのアイテムをコピーしてください。 フォーム・デザイナ(フォーム編集)画面の任意の場所で右クリックし、「貼り付け」をクリックしてください。先ほどコピーしたアイテムの貼り付けが行われます。 貼り付けを行った「回答」(「見出し」アイテム)を下方向にドラッグし、「回答内容」(「複数行文字列」アイテム)の下に配置してください。 配置した「回答」(「見出し」アイテム)をダブルクリックしてプロパティ画面を表示してください。「基本設定」では以下の通りに入力してください。 アイテムの「ラジオボタン」をドラッグ&ドロップで配置してください。 配置した「ラジオボタン」アイテムをダブルクリックしてプロパティ画面を表示してください。「基本設定」では以下の通りに入力してください。 以下の手順で、ラジオボタンの表示値・送信値の設定を行う準備を行ってください。 ラジオボタンは、次の処理対象者を決定するために利用します。「項目の定義」に対し、以下の通りに設定してください。 以下の手順で「詳細設定」を設定してください。 「ボタン(BISフロー登録)」をドラッグして上に配置し、全体的なレイアウトを調整してください。 ここまでの設定内容を保存するために「更新」をクリックしてください。
6.3.3. 分岐条件を設定する(製品開発へ分岐するルートの設定)¶
開発部の担当者に調査を依頼するルートの設定をしましょう。
フロー編集画面で「分岐開始」をダブルクリックしてください。 「フロー - 分岐条件設定」画面では、以下の手順で「フロー - ルール定義登録」画面を表示してください。 「フロー - ルール定義登録」画面では、以下の通りに設定してください。 下にスクロールし、「登録」をクリックしてください。
6.3.4. 分岐条件を設定する(開発部にまわさないルートの設定)¶
6.3.5. 製品開発担当の画面を設定する¶
製品開発担当者の画面を作成していきましょう。
「製品開発回答」アイコンをダブルクリックして、入力項目の編集画面を表示しましょう。 「フォーム-登録」画面では、以下の通りに入力し、「登録」をクリックしてください。 新しくポップアップで表示された画面の右上の「再利用」をクリックしましょう。 先ほど作成した「サポート受付フォーム」の「選択」をクリックしてください。 フォームを選択すると、選択されたフォームの内容がコピーされます。「回答者」(「関数」アイテム)をダブルクリックしてプロパティ画面を表示してください。以下の手順で、「回答者」の表示タイプを設定してください。 「回答内容」(「複数行文字列」アイテム)をダブルクリックしてプロパティ画面を表示してください。以下の手順で、「回答内容」の表示タイプを設定してください。 「処理」(「ラジオボタン」アイテム)をダブルクリックしてプロパティ画面を表示してください。以下の手順で、「処理」の表示タイプを設定してください。 「ボタン(BISフロー登録)」ボタンをドラッグして下に移動してください。 以下の手順で、配置済みのアイテムをコピーしてください。 フォーム・デザイナ(フォーム編集)画面の任意の場所で右クリックし、「貼り付け」をクリックしてください。先ほどコピーしたアイテムの貼り付けが行われます。 貼り付けを行った「処理種別」(「見出し」アイテム)をダブルクリックしてプロパティ画面を表示してください。「基本設定」では以下の通りに入力してください。 画面の右上の「ツールキット」をクリックしましょう。 アイテムの「関数」をドラッグ&ドロップで配置してください。 配置した「関数」をダブルクリックしてプロパティ画面を表示してください。「基本設定」では以下の通りに入力してください。 以下の手順で「詳細設定」を設定してください。 アイテムの「複数行文字列」をドラッグ&ドロップで配置してください。 配置した「複数行文字列」をダブルクリックしてプロパティ画面を表示してください。「基本設定」では以下の通りに入力してください。 以下の手順で「詳細設定」を設定してください。 フィールド幅の変更により、見切れて表示されます。表示の見切れた状態を解消するために、アイテムエリア(赤い点線枠)の右下をドラッグして広げて調整してください。 アイテムの「ラジオボタン」をドラッグ&ドロップで配置してください。 配置した「ラジオボタン」をダブルクリックしてプロパティ画面を表示してください。「基本設定」では以下の通りに入力してください。 以下の手順で、ラジオボタンの表示値・送信値の設定を行う準備を行ってください。 ラジオボタンは、回答内容の対応方法として利用します。「項目の定義」に対し、以下の通りに設定してください。 以下の手順で「詳細設定」を設定してください。 アイテムエリア(赤い点線枠)の右下をドラッグして、アイテムの表示エリアを広げてレイアウトを調整してください。 ここまでの設定内容を保存するために「更新」をクリックしてください。
6.3.6. サポートへの回答の画面を設定する¶
サポートへの回答の画面を作成していきましょう。
「サポートへの回答」アイコンをダブルクリックして、入力項目の編集画面を表示しましょう。 「フォーム-登録」画面では、以下の通りに入力し、「登録」をクリックしてください。 新しくポップアップで表示された画面の右上の「再利用」をクリックしましょう。 先ほど作成した「製品開発回答フォーム」の「選択」をクリックしてください。 フォームを選択すると、選択されたフォームの内容がコピーされます。「回答者(開発)」(「関数」アイテム)をダブルクリックしてプロパティ画面を表示してください。以下の手順で、「回答者(開発)」の表示タイプを設定してください。 「回答内容」(「複数行文字列」アイテム)をダブルクリックしてプロパティ画面を表示してください。以下の手順で、「回答内容」の表示タイプを設定してください。 「対応方法」(「ラジオボタン」アイテム)をダブルクリックしてプロパティ画面を表示してください。以下の手順で、「対応方法」の表示タイプを設定してください。 「ボタン(BISフロー登録)」ボタンをドラッグして下に移動してください。 画面の右上の「ツールキット」をクリックしてください。 アイテムの「見出し」をドラッグ&ドロップで配置してください。 「見出し」アイテムをダブルクリックしてプロパティ画面を表示してください。「基本設定」では以下の通りに入力してください。 「見出し」アイテムの右下をドラッグし、幅を短く調整してください。 「見出し」アイテムを右にドラッグし、位置を調整しましょう。 アイテムの「複数行文字列」をドラッグ&ドロップで配置してください。 配置した「複数行文字列」アイテムをダブルクリックしてプロパティ画面を表示してください。「基本設定」では以下の通りに入力してください。 ここまでの設定内容を保存するために「更新」をクリックしてください。
6.3.7. 差戻しを設定する¶
6.3.8. サポートからの回答の画面を設定する¶
最後のサポートからの回答の画面を作成していきましょう。
「サポートからの回答」アイコンをダブルクリックして、入力項目の編集画面を表示しましょう。 「フォーム-登録」画面では、以下の通りに入力し、「登録」をクリックしてください。 新しくポップアップで表示された画面の右上の「再利用」をクリックしましょう。 先ほど作成した「サポートへの回答フォーム」の「選択」をクリックしてください。 以下の手順で不要なアイテムを削除してください。 以下の図の赤枠で囲まれたアイテムの上部に他のアイテムを配置するために、位置を調整します。図中の枠で囲まれたアイテムを「CTRL」キーを押下しながらクリック、またはアイテムを囲うようにマウスをドラッグし、複数選択の状態(青い点線に囲まれる状態)にしてください。その状態で、選択中のアイテムの上部に空間ができるように下方向に移動してください。 「お問い合わせ回答」から「回答内容」までの部分を選択状態にしてください。 選択したアイテムを右クリック後に、「コピー」をクリックしてください。 フォーム・デザイナ(フォーム編集)画面の任意の場所で右クリックし、「貼り付け」をクリックしてください。 「CTRL」キーを押下しながら、貼り付けを行ったアイテムをドラッグして上に移動してください。 「ボタン(BISフロー登録)」をドラッグして上に配置し、全体的なレイアウトを調整してください。 貼り付けを行った「見出し」アイテムをダブルクリックしてプロパティ画面を表示してください。「基本設定」では以下の通りに入力してください。 「回答者」(「関数」アイテム)をダブルクリックしてプロパティ画面を表示してください。以下の手順で、「回答者」の表示タイプを設定してください。 「回答内容」(「複数行文字列」アイテム)をダブルクリックしてプロパティ画面を表示してください。以下の手順で、「回答内容」の表示タイプを設定してください。 ここまでの設定内容を保存するために「更新」をクリックしてください。