レイアウト定義ファイルの作成¶
出力するPDFファイルの見た目(レイアウト)のイメージが出来ましたら、次はレイアウトデザインツールを利用してレイアウト定義ファイルを作成します。レイアウトデザインツールは、Windows環境で動作します。UNIX/Linux環境を利用する場合でも、レイアウト定義はWindows環境で行います。注意
利用フォントは、 固定幅フォント です。 プロポーショナルフォント は利用できません。
- (例)
- MSゴシック → 利用できます。 MS Pゴシック → 利用できません。
コラム
通常、プリンタには印字可能な範囲(プリンタのヘッドが動ける範囲=余白)があります。 用紙サイズ目いっぱいにデザインしますと、プリンタの余白の制限で印字されない部分が出る場合があります。 適切な余白を確保して、帳票レイアウトを作成してください(最低5mm以上は必要です)。
利用可能な帳票レイアウトツール一覧¶
以下、利用可能な帳票レイアウトツール一覧です。
No. 用途 帳票レイアウトツール名 レイアウトファイルの拡張子
単票用 IODOC dlf/iod
連票用 IODBDOC ddl
IOCELA clf/def
各帳票レイアウトツール¶
(1) 単票用 (IODOC)¶
単票用(IODOC)は、複雑なレイアウトのページの作成に適しています。「スタート→すべてのプログラム→IOWebDOC Vx.x.x.x→IODOC」 を実行すると、 単票用レイアウト定義ファイルを作成するためのツールが起動します。 (x.x.x.xの部分にはバージョン番号が入ります)IODOCの使い方に関しては、 専用のマニュアル(IODOCツールマニュアル) を参照してください。また、PDFファイルを作成する時にCSV形式のデータと連携させる場合、 変換定義ファイル(cdd)が必要です。この変換定義ファイルは、 CDDエディタを利用すると簡単に作成できます。CDDエディタの使い方に関しては、 専用のマニュアル(CDDEDITツールマニュアル) を参照してください。「スタート→すべてのプログラム→YSS IOWebDOC→CDDエディタ」を実行すると、 CDDエディタ が起動します。コラム
Linux環境の場合、単票レイアウトの保存形式は「V4.9形式」を選択してください。「V.4.9.3形式」で保存した場合、処理実行時に「-100 ファイルアクセスエラー」になります。
(2) 連票用 (IODBDOC)¶
連票用(IODBDOC)は、連続した表形式の帳票の作成に適しています。「スタート→プログラム→YSS IOWebDOC→IODBDOC」 を実行すると、 連票用レイアウト定義ファイルを作成するためのツールが起動します。IODBDOC の使い方に関しては、 専用のマニュアル(IODBDOCツールマニュアル) を参照してください。コラム
連票用 (IODBDOC)の拡張子は、ddlです。
コラム
連票用として、IOCELA / IODBDOC の2種類のツールをご用意しています。IODBDOCの方がIOCELAよりも機能面で優れており、IOCELAで生成した既存帳票がある場合を除いて、IODBDOCの利用を推奨します。
(3) 連票用 (IOCELA)¶
連票用(IOCELA)は、連続した表形式の帳票の作成に適しています。「スタート→プログラム→YSS IOWebDOC→IOCELA」 を実行すると、 連票用レイアウト定義ファイルを作成するためのツールが起動します。IOCela の使い方に関しては、 専用のマニュアル(IOCELAツールマニュアル) を参照してください。コラム
連票用 (IOCELA)の拡張子は、def/clf の2種類があります。def/clf の中身は同じです。拡張子はそのままでどちらも連票用 (IOCELA)のレイアウトとして利用できます。
コラム
連票用として、IOCELA / IODBDOC の2種類のツールをご用意しています。IODBDOCの方がIOCELAよりも機能面で優れており、IOCELAで生成した既存帳票がある場合を除いて、IODBDOCの利用を推奨します。