8.2. ワークブックエディタ¶
8.2.1. 限定的な操作に対してアンドゥ・リドゥを使うことができます。¶
- アンドゥ・リドゥの操作はSpreadJSのUndoManager機能であるアンドゥ・リドゥ管理を利用しています。主に以下の操作に対して使用することができます。詳しくは SpreadJS Spread.Sheets の Commands タイプ を参照ください。
- セルの値をクリアしたとき
- クリップボードから切り取りや貼り付けを行ったとき
- 挿入した画像の貼り付けや移動、削除を行ったとき
- 範囲をドラッグしてワークシート上の別の範囲にドロップしたとき
- 行や列をグループ化したとき
- 行や列のグループ化を解除したとき
- ワークシートの名前を変更したとき
- ワークシートの列や行のサイズを変更したとき
8.2.2. コンテキストメニューのコピーを使用した場合、貼り付け操作はコンテキストメニューから使用してください。¶
- クリップボードに文字が保持されていないため、ショートカットキーでの貼り付け操作を行うことができません。コンテキストメニューの貼り付け機能を使用してください。
8.2.3. インポートできるExcelファイルの拡張子には制限があります。¶
- IM-Spreadsheet にて取り込むことができるExcelファイルは、拡張子が「.xlsx」のファイルに限定されています。「.xlsm」や「.xls」などの拡張子がついているファイルは取り込むことができません。
- SpreadJS Spread.Sheets の仕様により、インポート・エクスポート時に一部の情報が欠落する場合があります。詳しくは SpreadJS Spread.Sheets の クライアント側でのExcelファイルのインポートおよびエクスポート を参照ください。マクロの取り込みは行えません。
8.2.4. 1つのワークブックに対して複数ユーザで同時編集を行った場合、最初に保存したユーザの編集内容が優先されます。¶
- 本製品は先勝ちの楽観ロックによる排他制御を行っています。そのため、複数のユーザが同じワークブックを同時に開いて編集している場合、最初に保存操作を行ったユーザの内容のみが保存され、2番目以降のユーザの編集内容は保存できません。保存に失敗し画面上に保存が出来ない旨のメッセージが表示された場合は、一度ワークブックをエクスポートするなどして編集内容を退避させ、再度ワークブックを開きなおして保存を行ってください。
8.2.5. セルの書式フォーマットで、 intra-mart Accel Platform 上で定義したロケール別の日付時刻等のフォーマットを利用することは出来ません。¶
- セルの書式フォーマットで、 intra-mart Accel Platform 上で定義したロケール別の日付時刻等のフォーマットを利用することは出来ません。セルに設定できる書式については SpreadJS Spread.Sheets の セルの書式設定 を参照ください。
8.2.6. ワークブックエディタの処理速度はクライアントスペックに大きく依存します。¶
- 本製品はWebブラウザ上でスプレッドシートを扱う製品です。そのため大量のデータを扱ったり大きいサイズの画像を複数挿入するなどした場合、利用しているブラウザの種類やクライアントPCのスペックによって動作が遅くなる場合があります。