11.5. WARファイルによる複数テナント¶
intra-mart Accel Platform では、複数のwarファイルをResin上にデプロイすることによりマルチテナント環境を実現します。マルチテナント環境は、それぞれのテナント環境とリソースを共有しません。その為、 intra-mart Accel Platform の設定はテナント単位でそれぞれ分ける必要があります。設定を分ける必要がある設定は以下の通りです。
クラスタリングID、クラスタリング用ポート番号、及びポートレンジ
Network ネットワーク設定を参照して下さい。クラスタリングID及び、クラスタリング用ポート番号、ポートレンジがテナント間で重複しないよう設定する必要があります。DataSource
DataSource を参照して下さい。テナント毎にデータベース接続先をそれぞれ設定する必要があります。Storage領域
Storage を参照して下さい。テナント毎に利用するStorage領域をそれぞれ設定する必要があります。Apache Cassandra の接続先
IMBox を参照して下さい。テナント毎に接続する Apache Cassandra の接続先、またはkeyspaceをそれぞれ設定する必要があります。Apache Solr の接続先
IM-ContentsSearch を参照して下さい。テナント毎に接続する Apache Solr を設定する必要があります。warファイルの名称
Resinでは、warファイルの名称を元にコンテキストパスが決定されます。マルチテナント環境の場合、warファイルの名称を分ける必要があります。注意
WARファイルによる複数テナント 環境を構築する場合、単体の場合と比べメモリを消費しますのでご注意下さい。メモリ使用量の設定に関しては Resinの設定 を参照して下さい。