IM-BIS for Accel Platform 2015 Winter リリースノート 初版 2015-12-01

8.3. フォーム・デザイナ機能

PC/スマートフォン版表示共通


8.3.1. 画面アイテム「明細テーブル」、「グリッドテーブル」のテーブル識別IDを変更する場合には、以前に設定した値と同じものを設定しないようにしてください。

  • 画面アイテム「明細テーブル」、「グリッドテーブル」は、テーブル識別IDに基づいて、対応するテーブルをデータベース上に作成します。
    そのため、以前に設定した値と同じテーブル識別IDを設定して、「定義の反映」を実行すると「テーブルが既に存在します」といったエラーメッセージが表示され、テーブルが作成できません。
    以前と同じテーブル識別IDで設定したい場合には、作成済みのテーブルを削除してから再度設定するようにしてください。
    また、削除対象となるテーブルにデータが格納されている場合には、必要に応じてデータの退避などを行うようにしてください。

8.3.2. 画面アイテム「グリッドテーブル」にHTML特殊文字を入力すると正しく表示されません。

  • グリッドテーブルに「”」などHTML特殊文字として扱われる文字列を入力するとツールチップの表示時に
    エスケープされた文字列で表示されてしまいます。
    本事象はすべてのブラウザで発生します。

    以下のような文字列が対象です。
    「"」 ⇒ 「"」
    「&」 ⇒ 「&」
    「<」 ⇒ 「&lt;」
    「>」 ⇒ 「&gt;」
    

8.3.3. 画面アイテム「日付」「期間」にイベントタイプ「入力」で設定した外部連携が動作しません。

  • 画面アイテム「日付」「期間」にイベントタイプ「入力」で外部連携を設定すると、入力イベントがキャッチできずに外部連携が動作しません。
    イベントタイプ 「フォーカスアウト」に変更することで回避できます。
    本事象はInternet Explorer 8~11で発生します。

8.3.4. 画面アイテム「日付」「期間」に外部連携を設定し、外部連携の実行後に該当のアイテムにフォーカスが当たってもカレンダーは表示されません。

  • 画面アイテム「日付」「期間」に外部連携を設定し、外部連携の実行後に該当のアイテムにフォーカスが当たってもカレンダーは表示されません。
    本事象はChromeで発生します。

8.3.5. 画面アイテム「一覧選択」の外部連携で取得した値の他画面アイテムへの反映は、イベント発生のトリガとして設定できません。

  • 画面アイテム「一覧選択」の外部連携で取得した値の他画面アイテムへの反映は、イベント発生のトリガとして設定できません。


PC版表示


8.3.6. 画面アイテム「インラインフレーム」で表示できるWebサイトには制限があります。

  • 画面アイテム「インラインフレーム」を利用することで、さまざまなWebサイトを画面上に表示できますが、呼び出し先のWebサイトの設定により正しく設定しても、該当のサイトを表示できない場合がありますのでご了承ください。

8.3.7. 画面アイテム「インラインフレーム」で特定のアドレスを設定した場合、モーダルダイアログが後ろに表示される場合があります。

  • 画面アイテム「インラインフレーム」に指定するアドレスが、PDFファイルとなる(アドレスの末尾が「.pdf」となるなど)場合、モーダルダイアログ(「フォーム・デザイナ」画面のツールキットやフィールド一覧、 IM-Workflow の申請画面など)が最前面ではなく、インラインフレームの後ろに表示されますので、指定しないようにしてください。

8.3.8. 画面アイテム「インラインフレーム」内に表示するコンテンツによっては、動作やスタイルが崩れるといったことがあります。

  • 画面アイテム「インラインフレーム」内に表示するコンテンツによっては、リンクが動作しなかったり、スタイルが崩れるといったことがあります。
    本事象はembedタグを使ってコンテンツが埋め込まれたサイトで発生します。

8.3.9. 画面アイテム「グリッドテーブル」で列固定利用時に、入力可能であると表示が崩れる場合があります。

  • 画面アイテム「グリッドテーブル」を列固定で利用しているときに、入力可能の画面で、表示が崩れる場合がありますので注意してください。
    本事象はすべてのブラウザ、スマートフォン、タブレットで発生する場合があります。

8.3.10. 画面アイテム「グリッドテーブル」で、スマートフォン(タブレット含む)では、右クリックによる機能が利用できません。

  • 画面アイテム「グリッドテーブル」の右クリックによる機能が利用できません。
    行の右クリックによる行の挿入、削除、コピー、コピーした行の挿入機能、列ヘッダーの右クリックによる列の表示・非表示機能が利用できません。
    本事象はすべてのスマートフォン、タブレットで発生します。

8.3.11. 画面アイテム「グリッドテーブル」で、スマートフォン(タブレット含む)では、列固定の表示が崩れる場合があります。

  • 列固定を行った状態で、右にスクロールを行うと列固定の下部が表示されない場合があります。
    本事象はすべてのスマートフォン、タブレットで発生します。

8.3.12. 画面アイテム「グリッドテーブル」の列タイプ「関数」は、画面アイテム「明細テーブル」の列タイプ「関数」と実行順序が同様ではありません。

  • 画面アイテム「グリッドテーブル」の列タイプ「関数」は、画面アイテム「明細テーブル」とは関数の実行順序が異なる場合があります。
    関数が入力状態で実行した場合、画面アイテム「明細テーブル」と同様です。
    関数が参照状態で実行した場合、配置した関数を左列から右列の順で実行します。
    そのため、関数列を2つ配置し、左列の関数が右列の関数の値を参照するように設定した場合、左列の関数が右列が実行前の状態を参照することになるので、画面アイテム「明細テーブル」と同様の結果が得られません。

8.3.13. 画面アイテム「リストボックス」を使用した場合に、マウスによるドラッグ&ドロップの選択で値が反映されない場合があります。

  • 画面アイテム「リストボックス」を使用した場合に、マウスによるドラッグでリストを選択しリストの範囲外でマウスドロップを行うと、選択した値がデータベースに登録されない場合があります。
    本事象はChrome33以上で発生します。

8.3.14. 画面アイテム「リストボックス」の表示が特定のブラウザに依存した表示になります。

  • 画面アイテム「リストボックス」の高さが1項目分で表示され、チェックした一番上の項目のみが表示されます。
    本事象はNTTドコモ GALAXY SⅢの環境で発生します。

8.3.15. 画面アイテム「ボタン(エクスポート)」を使用した場合に、画像としてブラウザに表示されることがあります。

  • 画面アイテム「ボタン(エクスポート)」を使用する際に、CSVファイルがエクスポートされず、ブラウザにダウンロード内容が表示されることがあります。

8.3.16. 画面アイテム「ボタン(インポート)」を使用した場合に、インポートファイルを選択する際に画像しか選択できないことがあります。

  • 画面アイテム「ボタン(インポート)」を使用する際に、一覧で「写真」のフォルダのみが選択可能となっているため、その他のファイルをインポートすることができないことがあります。

8.3.17. 画面アイテム「ファイルアップロード」を使用した場合に、画像以外のアップロードの選択ができないことがあります。

  • 画面アイテム「ファイルアップロード」を使用する際に、アップロードの一覧に「写真」のフォルダのみが選択可能となっているため、その他のファイルをアップロードすることができないことがあります。

8.3.18. 画面アイテム「ボタン(インポート)」を使用した場合に、画面アイテム「ファイルアップロード」でファイルのアップロードができない場合があります。

  • 画面アイテム「インポート」を使用した後に、画面アイテム「ファイルアップロード」でのファイルアップロード時に開始ボタンが反応しないことがあります。
    アイテムを使用する順序を変更することで使用することができます。

8.3.19. アクション設定「入力モード変換」の位置調整は、複数画面アイテムが並んでいた場合や重なっていた場合に、表示位置がずれることがあります。

  • アクション設定「表示モード変換」の位置調整は、複数画面アイテムが並んでいた場合や重なっていた場合に、表示位置がずれることがあります。

8.3.20. 画面アイテム「インラインフレーム」利用時に、PDF出力がエラーとなる場合があります。

  • 画面アイテム「インラインフレーム」のURL設定に外部サイトが記述されている場合に、PDF出力するとエラーとなります。
    PDF出力ツールであるwkhtmltopdfが、外部サイトへアクセスできないネットワーク構成の場合に発生します。

8.3.21. 画面アイテム「ボタン(BPM登録)」の2つのボタンで挙動に差異がある場合があります。

  • ボタンをクリックし処理画面で変更を行った後に再度処理画面を開くと、前回入力した値が表示できない場合があります。

8.3.22. 画面アイテム「リッチテキストボックス」をアクション設定「入力モード変換」で入力不可に設定した場合、入力不可となる領域が画面アイテムのエディタ領域より大きくなる場合があります。

  • 画面アイテム「リッチテキストボックス」をアクション設定「入力モード変換」で入力不可に設定した場合、入力不可となる領域が画面アイテムのエディタ領域より大きくなる場合があります。
    外部連携の初期表示イベントで、アクション設定「入力モード変換」を設定した場合に発生します。
    アイテムの高さ(「フォーム・デザイナ」画面上で選択すると赤の点線で囲まれる領域の高さ部分)が入力不可となります。
    他の画面アイテムと重ねて配置しないでください。

8.3.23. 画面アイテム「リッチテキストボックス」をアクション設定で、イベントタイプ「入力」を設定した場合、予期せぬタイミングでイベントが発生することがあります。

  • 画面アイテム「リッチテキストボックス」をアクション設定で、イベントタイプ「入力」を設定した場合、予期せぬタイミングでイベントが発生することがあります。
    TinyMCE 4.2.6の挙動に依存した動作となります。


スマートフォン版表示


8.3.24. 表示倍率に100%以外を指定すると一部環境でレイアウトが崩れることがあります。

  • 表示倍率に100%以外を指定すると一部環境でレイアウトが崩れることがあります。
    本事象は以下の環境で発生します。
    • スマートフォン(タブレット含む)

      • NTTドコモ GALAXY SⅢ
      • iPhone 6
      • iPad Air

8.3.25. スマートフォン(タブレット含む)では、スクロールバーが表示できません。

  • スマートフォン(タブレット含む)では、利用時にスクロールバーが表示できません。
    これにより、インラインフレームのレイアウトが崩れることがあります。また、スクロール操作も正常に動作しません。
    • スマートフォン(タブレット含む)

      • iPhone 6
      • iPad Air

8.3.26. アクション設定「表示モード変換」「入力モード変換」による設定の変更は、特定のスマートフォンでは動作しません。

  • アクション設定の「表示モード変換」「入力モード変換」による設定の変更は特定のスマートフォンでは動作しません。
    本事象はAndroid(標準ブラウザ)で発生します。

8.3.27. 画面アイテム「日付」のアクション設定で、イベントタイプ「フォーカスイン」は設定できません。

  • 画面アイテム「日付」のアクション設定で、イベントタイプ「フォーカスイン」は設定できません。
    イベントタイプ「フォーカスアウト」を利用してください。

8.3.28. 入力項目にフォーカスが当たった状態で、入力項目をタップしてもイベントタイプ「クリック」は発生しません。

  • 入力項目にフォーカスが当たった状態で、入力項目をタップしてもイベントタイプ「クリック」は発生しません。
    フォーカスが外れている状態でタップすることでイベントを発生させることができます。

8.3.29. 画面アイテム「日付」のアクション設定で、イベントタイプ「入力」は、日付を変更していない場合でも、イベントは発生します。

  • 画面アイテム「日付」のアクション設定で、イベントタイプ「入力」は、日付を変更していない場合でも、イベントは発生します。