IM-ExApply for Accel Platform リリースノート 初版 2015-10-01

7. 事前確認事項

  • IM-ExApply for Accel Platform を導入するにあたっての事前確認事項をまとめています
  • IM-ExApply for Accel Platform の動作条件、利用条件、制限事項などの確認をしてください。
  • 事前確認事項は次の2つに分かれています。
    環境チェック
    制限事項チェック
  • 事前確認事項に記載されていない内容は、本書またはマニュアルを確認してください。

7.1. 環境チェック

No
区分
チェック内容
補足
1
サーバ
動作環境を満たしていること。
(OS、DB、intra-mart、Excel)
動作環境については、製品付属のリリースノートをご参照ください。
2
クライアント
動作環境を満たしていること。
(OS、IE、Excel)
動作環境については、製品付属のリリースノートをご参照ください。
Microsoft Internet Explorer以外のブラウザは利用できません。
3
クライアント
ActiveXコントロールのインストールが可能なこと。

インストールにあたっては、OSの管理者権限を持ったユーザで操作する必要があります。
ActiveXコントロールは、 IM-ExApply for Accel Platform を最初に利用するとき及びバージョンアップやパッチ提供によりActiveXコントロールが新しくなったときに自動でインストールされますが、インストール後はOSの管理者権限を持ったユーザでなくても利用できます。
4
クライアント
お客様にてMicrosoft Excelのマクロを追加・修正された場合。

マクロを実行可能とするたためにいずれかの対処が必要な場合があります。
・マクロセキュリティの設定を変更する
Excel2010の場合-「すべてのマクロを有効にする」
Excel2013の場合-「すべてのマクロを有効にする」
・お客様にてマクロにデジタル署名を追加する
IM-ExApply for Accel Platform の入力様式テンプレートには、あらかじめデジタル署名を付与しております。
5
クライアント
Microsoft Internet Explorerの設定が以下のとおりであること、または、以下のとおり変更できること。
・[ツール]-[インターネットオプション]の「全般」で「閲覧の履歴」の「設定」を選択し、「Webサイトを表示するたびに確認する(E)」もしくは「自動的に確認する(A)」を選択
【以下、[ツール]-[インターネットオプション]の「セキュリティ」で「信頼済サイト」を選択した後の指定】
・「サイト」にintra-martのURLを指定
・「保護モードを有効にする」を選択解除(Windows 7・8の場合)
・「レベルのカスタマイズ」で[ActiveXコントロールとプラグイン]-[ActiveXコントロールとプラグインの実行]に「有効にする」を指定
・「レベルのカスタマイズ」で[ファイルのダウンロード]を「有効にする」を指定
・「レベルのカスタマイズ」で[ActiveXコントロールとプラグイン]-[署名済みActiveXコントロールのダウンロード]に「ダイアログを表示する」または「有効にする」を指定

6
クライアント
エクスプローラの設定が以下のとおりである、または、以下のとおりに変更できること。
・[ツール]-[フォルダオプション]-[ファイルの種類]にて拡張子「XLS」の「同じウィンドウで開く」を選択

7.2. 制限事項チェック

No
区分
項目
補足
1
データベース
本製品以外にて作成したデータベースのテーブルを更新することはできません。


2
データベース
データベースがSQL Serverの場合、テーブル名・カラム名は全て物理名での表示となります。


3
ワークフロー
ビジネスプロセスワークフロー及びIM-WorkFlowは利用できません。

ドキュメントワークフローのみ利用できます。

4
Excelファイル
(入力様式・出力様式)
Microsoft Excelは拡張子(.xlsx)の形式は利用できません。

Microsoft Excelは拡張子(.xls)のファイルのみ利用できます。

5
Excelファイル
(入力様式・出力様式)
作成する様式の保存形式が IM-ExApply for Accel Platform を利用するクライアント端末と異なる場合、正常に動作しません。

様式は下記の形式にて保存してください。
Microsoft Excel 2010の場合: Excel 97-2003 ブック(*.xls)
Microsoft Excel 2013の場合: Excel 97-2003 ブック(*.xls)

6
Excelファイル
(入力様式・出力様式)
オブジェクト(画像・グラフ・テキストボックスなど)は利用できません。

入力様式の添付ファイルとしてであれば利用できます。

7
Excelファイル
(入力様式・出力様式)
ピボットテーブル、フィルタは利用できません。

ピボットテーブル、フィルタを利用する場合は、入力様式または出力様式を一旦ローカルにダウンロードしてください。

8
Excelファイル
(入力様式・出力様式)
名前定義、数式等に日本語は利用できません。



9
Excelファイル
(入力様式・出力様式)
入力規則のリストが設定されたセルを選択したままシステムに登録できません。

様式登録時は、入力規則のリストが設定されていないセルを自動的に選択します。

10
Excelファイル
(入力様式・出力様式)
入力規則のリストの「元の値」にセルの参照式は利用できません。



11
Excelファイル
(入力様式・出力様式)
採番設定もしくは承認情報出力設定で指定した項目を参照するセル内計算式は利用できません。



12
Excelファイル
(入力様式・出力様式)
Excelの制限を越えて利用することはできません。

詳細はMicrosoft Excelのヘルプ「Excel の仕様および制限」を参照してください。

13
Excelファイル
(入力様式・出力様式)
Excelの全ての機能(VBAマクロを含む)の動作を保証したものではありません。事前に検証が必要です。



14
Excelマクロ
マクロの関数名・名前定義・数式等に日本語は利用できません。



15
Excelマクロ
独自のマクロを追加する場合、標準モジュールのオブジェクト名称の頭文字は大文字でないと利用できません。



16
仕様
入力様式及び出力様式を登録するカテゴリは最大5階層までです。



17
仕様
入力様式に添付できるファイルは最大10ファイルまでです。



18
環境
携帯電話、PDAでは利用できません。



19
既知の障害
Excelファイル(入力様式・出力様式)のセル内に不要な半角スペースが設定される場合があります。