9.3. IM-BIS のフローの横配置ノードに OpenRules を連携する¶
先の手順で作成したExcelのルール定義ファイルを IM-BIS と連携するためのフローの作成を進めていきましょう。
ルールと連携したフローを作成する手順
フローの作成に必要な定義をダウンロードする¶
ハンズオンで作成するフローのベースとなる各種定義ファイルをインポートします。最初に下記のリンクからファイルをダウンロードしてください。
IM-Workflow 定義
BIS定義
Formaアプリケーション定義
ハンズオンの定義ファイルをインポートする¶
先の手順でダウンロードしたファイルを「各種定義ファイルのインポートの手順」に従ってインポートしてください。
OpenRules で処理対象者を設定したExcelファイルをデータソース定義に登録する¶
IM-BIS と連携するために、 OpenRules のルールを定義したExcelファイルをデータソース定義に登録していきましょう。
データソース定義の基本情報を登録する¶
OpenRules の詳細情報を登録する¶
データソース定義に OpenRules のファイルやパラメータを設定しましょう。
「Decision名」には、Excelファイルの Decision の名前「settingDynamicApprover」を入力します。 「リクエスト」には、 Glossary で定義した「InputObject」のオブジェクトと項目(物理名)を登録します。入力欄を追加するために、オブジェクト+項目数を合計した2回「追加」をクリックします。 1行目は、以下のように設定します。 2行目は、以下のように設定します。 「レスポンス」には、 Glossary で定義されている「 ResponseObject 」のオブジェクトと項目(物理名)を登録します。入力欄を追加するために、オブジェクト+項目数を合計した14回「追加」をクリックします。 各行を以下のように設定します。 作成したExcelのルール定義ファイルを「ファイルを追加」をクリックして追加します。 選択したルール定義ファイルが表示されたら「開始」をクリックしてファイルをアップロードします。 「Decisionファイル」をクリックします。 最後に「登録」をクリックして、データソース定義を登録します。 これで OpenRules のルールを定義したExcelファイルをデータソース定義として登録することができました。
フローの処理対象者をBISの動的処理対象者設定に設定する¶
登録したデータソース定義を利用して、 IM-BIS の横配置ノードの処理対象者を OpenRules で設定できるように進めていきしょう。
横配置ノードに動的処理者設定画面を表示する¶
動的処理者設定で OpenRules との連携情報を設定する¶
動的処理者設定で、自動的に処理対象者(承認者)を決定するための連携情報を設定しましょう。
このフローでは、ルールの結果に基づいて自動的に承認者を決定するために「動的処理者設定」の「処理対象者の設定方法」を「自動で設定する」にします。 自動的に設定された承認者を申請者が変更できないようにするために「処理対象者の変更」を「不可」にします。コラム
この画面の設定内容の詳細については、「 IM-BIS 業務管理者操作ガイド 」の「動的処理対象者設定」を参照してください。
この横配置ノードの処理対象者を決定するノードは、「申請/処理開始」ノードとなるように、「処理対象者判定ノード」を設定します。「処理対象者判定ノード」の「追加」をクリックします。 「申請/処理開始」ノードのチェックボックスをオンにし、「決定」をクリックします。 OpenRules と画面の入力項目のマッピングを設定するために、「外部連携」のをクリックします。
右の欄から「」をクリックします。
データソース選択から作成したルール「【ハンズオン】稟議フローの承認者決定」をクリックします。 左の画面項目から「支払金額」をクリックします。 右の画面項目から「paymentAmount」をクリックします。 「追加」をクリックして、マッピングを追加します。 IM-BIS の動的処理者設定では、レスポンスのマッピングは自動的に行われますので、このまま「保存」をクリックします。「保存」できたらデータマッパーを右上の「×」で閉じます。 動的処理者設定で「保存」をクリックします。 最後に「定義の反映」をクリックして、フローを実行できるようにします。 これで、 OpenRules の結果に基づいて処理対象者が決定するワークフローを作成することができました。次の手順で、実行して承認者がどのように設定されるのかを確認してみましょう。