IM-BIS for Accel Platform / OpenRules for IM-BIS 連携ガイド 第2版 2015-08-01

7.3. IM-BIS と連携したフローを作成する

先の手順で作成したExcelのルール定義ファイルを IM-BIS と連携するためのフローの作成を進めていきましょう。

OpenRules と IM-BIS を連携するための手順

この手順では、作成したExcelのルール定義ファイルをデータソース定義に登録し、 IM-BIS の画面アイテムのイベントに設定するまでの手順を確認していきます。
../../_images/procedure4.png

フローの作成に必要な定義をダウンロードする

ハンズオンで作成するフローのベースとなる各種定義ファイルをインポートします。
最初に下記のリンクからファイルをダウンロードしてください。
「 IM-Workflow 定義」のみダウンロード後に解凍してください。

ハンズオンの定義ファイルをインポートする

先の手順でダウンロードしたファイルを「各種定義ファイルのインポートの手順」に従ってインポートしてください。

データソース定義の OpenRules のルールのExcelファイルを更新する

データソース定義に添付されている OpenRules のルールのExcelファイルを更新しましょう。

データソース定義のExcelファイルを更新する

データソース定義のExcelファイルを更新しましょう。
  1. サイトマップの「 IM-BIS 」から「データソース定義」をクリックします。
    ../../_images/datasource_17.png
  2. インポートしたデータソース定義の「【ハンズオン】自動車保険の料金計算」の「 image_common_4 」をクリックします。
    ../../_images/datasource_22.png
  3. 「ファイル追加」から作成したExcelのルール定義ファイル「insuranceRule_1.xls」を選択します。
    ../../_images/datasource_32.png
  4. 「開始」をクリックして、ルール定義ファイルをアップロードします。
    ../../_images/datasource_42.png
  5. 追加したファイルの「Decisionファイル」をクリックしてオンにします。
    ../../_images/datasource_52.png

    コラム

    登録済みのデータソース定義に含まれるルール定義ファイルは、このようにしてファイルを別名で保存し、Decisionファイルの設定を変更することで履歴保存することができます。

  6. 「更新」をクリックしてデータソース定義の内容を保存します。
    ../../_images/datasource_62.png
  7. これで、データソース定義のルール内容を更新できました。
    続いて、参照しているフローの設定を行います。

IM-BIS のイベントにルールの実行や入力チェックの設定を行う

更新したデータソース定義を利用して、 IM-BIS の画面にルールの実行や入力チェックを設定しましょう。

フォーム(画面)の編集を開始する

画面の設定を開始するために、フォーム(画面)の編集画面を表示しましょう。
  1. サイトマップの「 IM-BIS 」をクリックします。
    ../../_images/edit_form_11.png
  2. 「一覧」をクリックします。
    ../../_images/edit_form_21.png
  3. インポートしたフローの「【ハンズオン】自動車保険」の image_common_4 をクリックします。
    ../../_images/edit_form_31.png
  4. 「申請/処理開始」をダブルクリックして、フォーム編集画面(フォーム・デザイナ)を表示します。
    ../../_images/edit_form_41.png

画面のアクションイベントにルールの実行を設定する

フォーム(画面)の編集画面で、画面アイテムにルールを実行するイベントを設定しましょう。
  1. フォーム編集画面を表示したら「アクション設定」をクリックします。
    ../../_images/data_mapper_110.png
  2. 「アイテムイベント」をクリックして、表示するタブを切り替えます。
    ../../_images/data_mapper_23.png
  3. image_common_2 」をクリックします。
    ../../_images/data_mapper_31.png
  4. アイテムとイベントタイプを以下のように変更し、「 image_common_4 」をクリックします。
    • アイテム

      保険料を計算する | - (ボタン(イベント))
    • イベントタイプ

      クリック
    ../../_images/data_mapper_41.png
  5. image_common_2 」をクリックします。
    ../../_images/data_mapper_51.png
  6. 「アクション」を「外部連携」にし、「 image_common_4 」をクリックします。
    ../../_images/data_mapper_61.png
  7. 「データマッパー」で右上の image_common_1 をクリックします。
    ../../_images/data_mapper_71.png
  8. 登録したデータソース定義「【ハンズオン】自動車保険の料金計算」をクリックします。
    ../../_images/data_mapper_81.png
  9. 左の欄から「車種」をクリックします。
    ../../_images/data_mapper_91.png
  10. 右の欄から「carTypeCode」をクリックします。
    ../../_images/data_mapper_101.png
  11. 「追加」をクリックします。
    ../../_images/data_mapper_111.png
  12. 左の欄から「最大積載量」をクリックします。
    ../../_images/data_mapper_121.png
  13. 右の欄から「loadCapacityCode」をクリックします。
    ../../_images/data_mapper_131.png
  14. 「追加」をクリックします。
    ../../_images/data_mapper_141.png
  15. 左の欄から「排気量」をクリックします。
    ../../_images/data_mapper_151.png
  16. 右の欄から「displacementCode」をクリックします。
    ../../_images/data_mapper_161.png
  17. 「追加」をクリックします。
    ../../_images/data_mapper_171.png
  18. 左の欄から「保険期間」をクリックします。
    ../../_images/data_mapper_181.png
  19. 右の欄から「period」をクリックします。
    ../../_images/data_mapper_191.png
  20. 「追加」をクリックしたら、「レスポンス」をクリックしてタブを切り替えます。
    ../../_images/data_mapper_201.png
  21. 左の欄から「message」をクリックします。
    ../../_images/data_mapper_211.png
  22. 右の欄から「メッセージ」をクリックします。
    ../../_images/data_mapper_221.png
  23. 「追加」をクリックします。
    ../../_images/data_mapper_231.png
  24. 左の欄から「insurance」をクリックします。
    ../../_images/data_mapper_24.png
  25. 右の欄から「保険料」をクリックします。
    ../../_images/data_mapper_25.png
  26. 「追加」、「保存」の順にクリックします。
    ../../_images/data_mapper_26.png
  27. 正常に保存できたら、「データマッパー」は右上の「 image_common_3 」をクリックして閉じます。
    ../../_images/data_mapper_27.png
  28. アクション設定で「確定」をクリックします。
    ../../_images/data_mapper_28.png
  29. イベント設定で「確定」をクリックします。
    ../../_images/data_mapper_29.png

ルールから返却するメッセージを利用した入力チェックを設定する

ルールから返却するメッセージを利用して、申請ボタンをクリックしたタイミングで入力チェックを行えるように設定しましょう。
このハンズオンでは、アイテムの入力チェック「カスタム入力チェック」とルールから返却するメッセージを組み合わせて、入力チェックを設定します。
../../_images/input_validation.png
  1. フォーム編集画面で「メッセージ」のアイテムをダブルクリックしてプロパティを表示しましょう。
    ../../_images/input_check_1.png
  2. プロパティの「入力チェック」をクリックします。
    ../../_images/input_check_2.png
  3. 「カスタム入力チェック」のチェックボックスをクリックして、オンにします。
    ../../_images/input_check_3.png
  4. チェックフォーマットとエラーメッセージを次のように設定します。
    ../../_images/input_check_4.png
       

    チェックフォーマット

    保険料を計算しました。

    エラーメッセージ

    正しく保険料を計算してください。


  5. 「更新」をクリックして、フォーム(画面)を保存します。
    ../../_images/input_check_5.png

ルールから値を返却する項目の値を変更できないように設定する

ルールから返却する値を格納する項目には、ユーザが値を変更できないように入力モード変換を設定しましょう。
  1. フォーム編集画面で「アクション設定」をクリックします。
    ../../_images/non_enterable_1.png
  2. 「初期表示イベント」で「 image_common_2 」アイコンをクリックします。
    ../../_images/non_enterable_2.png
  3. 「アクション」を「入力モード変換」にし、「 image_common_4 」をクリックします。
    ../../_images/non_enterable_3.png
  4. 「入力フィールド」から「メッセージ」を選択します。
    ../../_images/non_enterable_4.png
  5. 「入力不可」に設定します。
    ../../_images/non_enterable_5.png
  6. 同様に「保険料」を追加し、「入力不可」に設定した後、「確定」をクリックします。
    ../../_images/non_enterable_6.png
  7. イベント設定で「確定」をクリックします。
    ../../_images/non_enterable_7.png
  8. 「更新」をクリックして、フォーム(画面)を保存します。
    フォームが正常に保存できたら右上の「 image_common_6 」でフォーム編集画面を閉じます。
    ../../_images/non_enterable_8.png
  9. 最後に「定義の反映」をクリックして、フローを実行できるようにします。
    ../../_images/non_enterable_9.png
  10. これで、必要な設定作業はすべて完了しましたので、実際にフローで申請・承認を行ってみましょう。