IM-BIS for Accel Platform / OpenRules for IM-BIS 連携ガイド 第2版 2015-08-01

5.3. IM-BIS と連携したフローを作成する

先の手順で作成したExcelのルール定義ファイルを IM-BIS と連携するためのフローの作成を進めていきましょう。

OpenRules と IM-BIS を連携するための手順

この手順では、作成したExcelのルール定義ファイルをデータソース定義に登録し、 IM-BIS の画面アイテムのイベントに設定するまでの手順を確認していきます。
../../_images/procedure1.png

フローの作成に必要な定義をダウンロードする

ハンズオンで作成するフローのベースとなる各種定義ファイルをインポートします。
最初に下記のリンクからファイルをダウンロードしてください。
「 IM-Workflow 定義」のみダウンロード後に解凍してください。

ハンズオンの定義ファイルをインポートする

先の手順でダウンロードしたファイルを「各種定義ファイルのインポートの手順」に従ってインポートしてください。

OpenRules のルールを定義したExcelファイルをデータソース定義に登録する

必要な準備が整いましたので、 IM-BIS と連携するために、 OpenRules のルールを定義したExcelファイルをデータソース定義に登録していきましょう。

データソース定義の基本情報を登録する

データソース定義の基本情報を登録しましょう。
  1. サイトマップの「 IM-BIS 」から「データソース定義」をクリックします。
    ../../_images/datasource_1.png
  2. 「登録」をクリックします。
    ../../_images/datasource_2.png
  3. 「データソース種別」を「ルール」にし、データソース名に「【ハンズオン】Hello!ルール」と入力します。
    入力が完了したら、「登録」をクリックします。
    ../../_images/datasource_3.png

OpenRules の詳細情報を登録する

データソース定義に OpenRules のファイルやパラメータを設定しましょう。
  1. 「Decision名」には、Excelファイルの Decision で定義した名前「myDecision」を入力します。
    ../../_images/datasource_4.png
  2. 「リクエスト」には、 Glossary で定義した「InputObject」のオブジェクトと項目(物理名)を登録します。
    入力欄を追加するために、オブジェクト+項目数を合計した3回「追加」をクリックします。
    ../../_images/datasource_5.png
  3. 1行目は、以下のように設定します。
    • パラメータ

      InputObject
    • データ型

      object
    • 親オブジェクト

      なし
    ../../_images/datasource_6.png
  4. 2行目は、以下のように設定します。
    • パラメータ

      Name
    • データ型

      string
    • 親オブジェクト

      1 (InputObject)
    ../../_images/datasource_7.png
  5. 3行目は、以下のように設定します。
    • パラメータ

      Age
    • データ型

      number
    • 親オブジェクト

      1 (InputObject)
    ../../_images/datasource_8.png
  6. 「レスポンス」には、 Glossary で定義した「OutputObject」のオブジェクトと項目(物理名)を登録します。
    入力欄を追加するために、オブジェクト+項目数を合計した2回「追加」をクリックします。
    ../../_images/datasource_9.png
  7. 1行目は、以下のように設定します。
    • フィールド

      OutputObject
    • データ型

      object
    • 親オブジェクト

      なし
    ../../_images/datasource_10.png
  8. 2行目は、以下のように設定します。
    • フィールド

      message
    • データ型

      string
    • 親オブジェクト

      1 (OutputObject)
    ../../_images/datasource_11.png
  9. 作成したExcelのルール定義ファイルをアップロードするために「ファイルを追加」をクリックします。
    ../../_images/datasource_12.png
  10. 「開始」をクリックして、ファイルをアップロードします。
    ../../_images/datasource_13.png
  11. 「Decisionファイル」をクリックします。
    ../../_images/datasource_14.png
  12. 最後に「登録」をクリックして、データソース定義を登録します。
    ../../_images/datasource_15.png
  13. これで OpenRules のルールを定義したExcelファイルをデータソース定義として登録することができました。

IM-BIS のイベントにルールを実行するための設定を行う

登録したデータソース定義を利用して、 IM-BIS の画面アイテムのイベントにルールの実行を設定しましょう。

フォーム(画面)の編集を開始する

画面アイテムにイベントを設定するために、フォーム(画面)の編集を開始しましょう。
  1. サイトマップの「 IM-BIS 」をクリックします。
    ../../_images/edit_form_1.png
  2. 「一覧」をクリックします。
    ../../_images/edit_form_2.png
  3. インポートしたフローの「【ハンズオン】Hello! OpenRules」の編集をクリックします。
    ../../_images/edit_form_3.png
  4. 「申請/処理開始」をダブルクリックして、フォーム編集画面(フォーム・デザイナ)を表示します。
    ../../_images/edit_form_4.png

画面のアクションイベントにルールの実行を設定する

フォーム(画面)の編集画面で、画面アイテムにルールを実行するイベントを設定しましょう。
  1. フォーム編集画面を表示したら「アクション設定」をクリックします。
    ../../_images/data_mapper_1.png
  2. 「アイテムイベント」をクリックして、表示するタブを切り替えます。
    ../../_images/data_mapper_2.png
  3. image_common_2 」をクリックします。
    ../../_images/data_mapper_3.png
  4. アイテムとイベントタイプを以下のように変更し、「 image_common_4 」をクリックします。
    • アイテム

      ルールを実行する | - (ボタン(イベント))
    • イベントタイプ

      クリック
    ../../_images/data_mapper_4.png
  5. image_common_2 」をクリックします。
    ../../_images/data_mapper_5.png
  6. 「アクション」を「外部連携」にし、「 image_common_4 」をクリックします。
    ../../_images/data_mapper_6.png
  7. 「データマッパー」で右上の image_common_1 をクリックします。
    ../../_images/data_mapper_7.png
  8. 登録したデータソース定義「【ハンズオン】Hello!ルール」をクリックします。
    ../../_images/data_mapper_8.png
  9. 左の欄から「名前」をクリックします。
    ../../_images/data_mapper_9.png
  10. 右の欄から「Name」をクリックします。
    ../../_images/data_mapper_10.png
  11. 「追加」をクリックします。
    ../../_images/data_mapper_11.png
  12. 左の欄から「年齢」をクリックします。
    ../../_images/data_mapper_12.png
  13. 右の欄から「Age」をクリックします。
    ../../_images/data_mapper_13.png
  14. 「追加」をクリックしたら、「レスポンス」をクリックしてタブを切り替えます。
    ../../_images/data_mapper_14.png
  15. 左の欄から「message」をクリックします。
    ../../_images/data_mapper_15.png
  16. 右の欄から「結果」をクリックします。
    ../../_images/data_mapper_16.png
  17. 「追加」、「保存」の順にクリックします。
    ../../_images/data_mapper_17.png
  18. 正常に保存できたら、「データマッパー」は右上の「 image_common_3 」をクリックして閉じます。
    ../../_images/data_mapper_18.png
  19. アクション設定で「確定」をクリックします。
    ../../_images/data_mapper_19.png
  20. イベント設定で「確定」をクリックします。
    ../../_images/data_mapper_20.png
  21. 「更新」をクリックして、フォーム(画面)を保存します。
    ../../_images/data_mapper_21.png
  22. 最後に「定義の反映」をクリックして、フローを実行できるようにします。
    ../../_images/data_mapper_22.png