intra-mart Accel Platform 2013 Summer(Damask) / リリースノート

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Oracle WebLogic Server

Oracle WebLogic Server でアプリケーション停止時にデータベースエラーが発生する場合があります。

  • Oracle WebLogic Server 12Cではアプリケーションの停止時にデータソースが参照できない不具合があるため、iAPを停止する際にデータベースエラーが発生する場合があります。

    アプリケーション停止時にデータベースエラーが発生した場合でもシステムに影響はありません。

Oracle WebLogic Server で IM-共通マスタのエクスポートを行うには、JAXB プロバイダの設定が必要です。

  • 以下の条件を全て満たした場合にエクスポートしたXMLファイルが不正な内容となります。
    • intra-mart Accel Platform をOracle WebLogic Server 12C 上で起動している場合
    • IM-共通マスタの「会社・組織」のエクスポートを行った場合
    原因は Oracle WebLogic Server が標準で利用しているJAXB プロバイダ「EclipseLink MOXy」に不具合があるため発生します。
    回避方法として、Oracle WebLogic Server の起動コマンド「startWebLogic.cmd」ファイルのの84行目に
    「set JAVA_OPTIONS=%JAVA_OPTIONS% -Dcom.sun.xml.ws.spi.db.BindingContextFactory=com.sun.xml.ws.db.glassfish.JAXBRIContextFactory -Djavax.xml.bind.JAXBContext=com.sun.xml.bind.v2.ContextFactory」
    
    を追加して、JAXB プロバイダを「Glassfish RI」にすることで回避できます。

Oracle WebLogic Serverでは、システムデータベースとテナントデータベースは同一のデータベースを指定してください。

  • システムデータソース及びテナントデータソースをそれぞれ違う接続先に設定(スキーマを分ける等)した場合に例外が発生します。
    2Phase Commitによる制御が必要となります。

    現時点でアプリケーションサーバに Oracle WebLogic Server を利用する場合、XAデータソースを利用する検証を行っておりません。

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