intra-mart Accel Platform 2013 Winter(Felicia) / リリースノート

初版 2014-01-01

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IM-Workflow

システムロケールの追加を行った場合に制約があります。

  • ロケールの変更後そのまま運用を再開すると、マスタデータ・トランザクションデータともに不整合が発生します。
    ロケール変更後、案件を承認しようとしても正常に処理が行われず、データが壊れる可能性があります。

    ロケールを追加した場合に限り、次の対応でリカバリする事ができます(ロケールの削除は対象外です)。
    • マスタデータについては、追加したロケール分のデータを準備する必要があります。

    • 変更前に申請したトランザクションデータについては、追加前のユーザロケールに切り替えて操作を行なってください。
      ロケール追加後に申請したデータについてはどのユーザロケールでも操作は可能です。

システムロケール毎にマスタデータが必要です。

  • IM-Workflowでは、システムロケール毎にマスタデータが必要となります。
    システムで3言語(日本語・英語・中国語(簡体字))が利用可能な状態に対して、
    マスタデータが日本語のみとして運用する事はできません。

    以下に対してロケール毎にマスタデータの登録が必要です。

    ・ロール情報

    ・IM-共通マスタ情報
     1. ユーザ
     2. 組織
     3. 会社+役職
     4. パブリックグループ
     5. パブリックグループ+役割

    ・IM-Workflowマスタ情報
     1. 案件プロパティ定義
     2. ルール定義
     3. メール定義
     4. IMBOX定義
     5. 一覧表示パターン定義
     6. フローグループ定義
     7. コンテンツ定義
     8. ルート定義
     9. フロー定義

ワークフローのマスタ設定に応じて Storage 領域のサイジングが必要です。

  • IM-Workflowでは、 Database 、Storage にデータを保存します。
    そのため、データ数の増加により Storage のサーバリソースも必要と致します。
    ※Storage に保存されるデータは“ノード数“および”アクション数“に比例し増加します。
    下記の例を参考に、Storage 領域のサイジングを行ってください。
    
    * ノード数 : 5個([開始]→[申請]→[承認]→[承認]→[承認]→[承認]→[終了])
    * アクション数 :  5回の場合 ⇒ 200KB
    * アクション数 : 10回の場合 ⇒ 360KB
    
    * ノード数 : 10個([開始]→[申請]→[承認]→[承認]→・・・・・→[承認]→[承認]→[終了])
    * アクション数 :  5回の場合 ⇒ 400KB
    * アクション数 : 10回の場合 ⇒ 730KB
    

ワークフローのマスタ設定に応じてサーバの設定等を調整する必要があります。

  • [フロー参照]画面の「画像出力」機能およびAPI「WorkflowImageManager」は、フロー図(ルート図)のノード数に比例してメモリを消費します。
    そのため、ノードを多数配置した場合に“Out of memory”が発生する場合があります。この場合、サーバの設定等を見直し、適切な設定を行ってください。

ルート定義において設定するノード数に比例して処理時間が増加します。

  • 申請/承認処理において、下記のようなノードを設定する場合に、設定するノードの数に比例して処理時間が増加します。
    • [縦配置]
    • [横配置]
    • [動的承認]

ルート設定において設定する内容により対象者が解除されます。

  • 「ルート設定 - バージョン -編集」画面において、下記のような場合に対象者が解除されます。
    このような場合は、ノードを接続後に、対象者を設定してください。
    • [承認ノード]を配置し、対象者を設定した後に、申請/承認ノードをこのノードに接続した場合に、対象者が解除されます。

    • [申請/承認ノード]-[承認ノード]のようなルート(接続)があった場合に、
      [申請/承認ノード以外]-[承認ノード]のようにルート(接続)を変更した場合に、[承認ノード]の対象者が解除されます。
    • [[申請/承認ノード以外]-]-[承認ノード]のようなルート(接続)があった場合に、
      [申請/承認ノード]-[承認ノード]のようにルート(接続)を変更した場合に、[承認ノード]の対象者が解除されます。

同期ノードを含むルート定義において案件操作を行う場合の注意点があります。

  • 同期ノードを含むルート定義において同期外から同期内へ案件操作で移動を行った場合に、
    同期内の全てのルートが同期結合ノードへ到達しても同期結合ノードで停止します。
    (この場合、同期結合ノードの次のノードには進みません)。

フロー参照の表示に注意があります。

  • [フロー参照]画面において、フロー図(ルートの図)が全て表示される前に「画像出力」ボタンを押下すると、
    フロー図(ルート図)が表示されません。

    上記の場合、下記の回避策があります。
    「最新情報」ボタンをクリックすることで、フロー図を再表示することが出来ます。

代理先ユーザに処理依頼メールが2通送信される場合があります。

  • 代理設定において、代理先に設定されているユーザに処理権限がある場合に、処理依頼メールが2通送信されます。

利用するメールサーバによって正常に送信されない場合があります。

  • メール定義において件名、本文を省略した場合、メールが送信されないことがあります。 この挙動はメールサーバに依存されます。

ユーザプロファイルに設定されているメールアドレスをメール送信先として利用します。

  • メール送信機能において使用されるメールアドレスは、ユーザプロファイルに設定される「メールアドレス1」のみを使用します。

分岐ルート(線)が消えて表示される場合があります。

  • [分岐開始]ノードと[分岐終了]ノードの間に、ノードが1つも無くなってしまうようなルートを作成した場合に、
    ルート定義で作成した通りにルート(線)が戻らない場合があります。

    例)
    下記のようなルート定義において、以下の手順で操作を行った場合に、ルート(線)が消えてしまう。
    ../../_images/limitations_im_workflow.png

    ■手順
      1.[申請] : 申請
        →[動的承認1]・[動的承認2]を有効
      2.[承認1] : 承認
        →[動的承認1]・[動的承認2]を無効
        →全ての遷移先を選択
      3.[承認2] : 差戻し
        →[承認1]
      4.[承認1] : 承認
        →[動的承認1]・[動的承認2]を有効
        →[動的承認1]・[動的承認2]を除いた遷移先を選択
    

    ⇒この時、下記のようなに[分岐開始]と[分岐終了]の間にノードがないルート(線)が消えます。
    ../../_images/limitations_im_workflow_2.png

申請後の案件操作-ノード編集画面で保存済ノード設定の反映が正しく動作しない場合があります。

  • 申請ノード、または承認ノードの直後にテンプレート置換ノード(テンプレート内の先頭ノード=承認ノード)を配置した場合、
    案件申請後の案件操作-ノード編集画面で保存済ノード設定の反映が正しく動作しません。

再展開前に処理された処理履歴の処理名は標準の処理名が表示されます。

  • 既に展開された横・縦配置ノードが再展開されるとノードIDが変更されるため、再展開前に処理された処理履歴の処理名は標準の処理名が表示されます。

到達処理に再処理者自動承認が設定されたノードで自動承認が行われません。

  • 既に展開され処理された横・縦配置ノードが再展開されると、ノードIDが変更されるため、到達処理に再処理者自動承認が設定されたノードで自動承認が行われません。

ノード設定画面の前処理者系の処理対象プラグインの状況確認アイコンを押下するとHTTP500エラーとなる場合があります。

  • 展開された縦配置ノード・横配置ノードのノード設定画面において、「前処理者のXXX」といった前処理者に依存する処理対象が設定されている状態で、状況確認アイコンを押下した場合に、以下のエラー画面が表示されます。
    「HTTP 500 : サーバー内部でエラーが発生しました。」

印影対象案件で処理期限自動処理バッチを実行した場合に自動処理に失敗します。

  • 印影機能を利用する際に、押印が必要な処理を処理期限自動処理バッチで行うと、システムユーザ(imw^system)と
    いうユーザで処理を実行する結果になるため、常用印が取得できず、アクション処理がエラーとなり、自動処理に失敗します。

    ※システムユーザ(imw^system)は、ユーザコードに IM-共通マスタの登録できない禁止文字(^)を使用しています。

標準画面の処理の非同期のClientオブジェクトが使用できません。

  • 標準画面の処理の非同期を使用する場合、スクリプト開発モデルのアクション処理、到達処理においてClientオブジェクトが使用できません。
    HTTPオブジェクトの情報が必要な場合は、Javaの実装が必要となります。

コピーされたフロー定義にノード設定情報が残っているため、インポートを行うと『設定を解除しました。』というメッセージが表示されます。

  • コピーしたフロー定義、ルート定義、コンテンツ定義の編集を行った後、
    インポートを行うと『設定を解除しました。』というメッセージが表示されることがあります。
    【理由】
    編集によりノード設定情報が残る場合があり、これがインポートチェック条件に該当してしまうため発生します。
    (編集前の情報を復活できるようにするため、ノード設定情報を残しています。)
    【オペレーション】
    以下の様なオペレーションを行った場合、発生する可能性があります。
    1. コンテンツ定義_A、ルート定義_A、フロー定義_A、ルール定義_Aを作成します。
    2. コンテンツ定義、ルート定義、フロー定義を各バージョン編集画面にて各定義のコピーを作成します。
    3. ルール定義_Bを作成します。
    4. コンテンツ定義_Bに設定されているルール定義_Aを削除します。
    5. コンテンツ定義_Bに設定されているルール定義_Bを新規作成します。
    6. フロー定義_Bにルール定義_Bを新規作成に追加します。
    7. コンテンツ定義_B、ルート定義_B、フロー定義_B、ルール定義_Bのエクスポート処理を実行します。
    8. エクスポートされたデータをインポートします。
    【影響】
    内部情報がインポートチェック条件に該当してしまうのみのため、当該ケースではインポート処理に影響はありません。

標準画面の処理の非同期に関する注意点があります。

  • 標準画面の処理の同期/非同期設定を非同期に設定した場合で、
    非同期処理中にサーバが停止した場合など、IM-Workflow の処理が正しく行われない可能性があります。
    中断されたIM-Workflowの処理が存在する場合、「非同期処理ステータス」画面に「非同期処理中」の情報が表示されます。
    この状態は案件をロックしている状態ですので、案件を処理(承認など)することができません。
    「非同期処理ステータス」画面に「非同期処理中」の情報を削除することで案件のロックは解除されます。
    サーバの再起動等を行う場合は IM-Worklfow の処理が完全に終了した状態で実施してください。
    運用上、ワークフロー処理中での再起動が避けられない場合は、ワークフローパラメータ [標準画面の処理の同期/非同期設定]と
    [案件終了処理、到達処理、メール送信処理、IMBox 送信処理の同期/非同期制御]の設定を同期に設定してください。

標準画面の処理の非同期のアクション処理/到達処理でのHTTP系オブジェクトの参照について注意点があります。

  • 標準画面の処理の非同期は、IM-Worlflow の処理およびアクション処理/到達処理は別スレッドで実行されます。
    ユーザコンテンツでHTTPContextやHTTSessionなどのHTTP系オブジェクトに格納した情報は、別スレッドで実行されます。
    IM-Worlflow の処理およびアクション処理/到達処理で利用(参照)することはできません。
    アクション処理/到達処理はワークフローパラメータで値を引き渡す実装を行うことが推奨となります。
    アプリケーションの実装がHTTP系オブジェクトを利用されていることを考慮し、
    HTTP系オブジェクトをアクション処理/到達処理で参照できるような仕組みも提供されています。
    ただしこの実装は非推奨となるためワーニングログが出力されます。


スマートフォン


PC版ユーザコンテンツをiPhone、Androidスマートフォン、及びAndroidタブレットで表示した場合、挙動が不安定になります。

  • IM-WorkflowのPC版を利用している場合、GreyBoxはiPhone、Androidスマートフォン、及びAndroidタブレットでの表示をサポートしていません。

    そのため、コンテンツ定義でPC版ユーザコンテンツをスマートフォン用の画面として設定し、スマートフォンでPC版コンテンツを利用して案件の処理を行う場合、GreyBoxで表示する画面の挙動が不安定になります。
    (PC版ユーザコンテンツをスマートフォン用の画面として設定する方法の詳細は、「IM-Workflow プログラミングガイド」を参照してください。)

    GreyBox上に表示された各処理(申請/再申請/申請(未申請)/一時保存/処理/確認)画面、またこれらの画面から遷移するノード設定画面において、現在弊社で確認している制限事項は以下のとおりです。

    • GreyBoxを初期表示する際は、ズームなしで表示することを推奨します。
      • ズーム状態でGreyBoxを初期表示した場合、GreyBoxの表示領域が狭くなってしまう場合があります。
    • 入力項目をタップしたとき、GreyBoxの下レイヤーに表示されている画面の入力項目にフォーカスがあってしまう場合があります。
    • 画面操作によっては、GreyBoxのグレーアウト部分が一部解除され、GreyBoxの下レイヤーの操作を行えてしまう場合があります。
    • 画面操作によっては、GreyBoxがブラウザの表示領域からはみ出してしまい、入力項目にアクセスすることができなくなってしまう場合があります。
    • アップロードされたファイルのファイル名をタップしても、ファイルのダウンロードは実行されません。
    • 端末によっては、ファイルの複数同時アップロードが行えません。ひとつずつアップロードすることは可能です。
    • 根回しメールの宛先など、複数選択が可能なセレクトボックスの表示がPC版とは異なります。
      • お使いの端末のブラウザに依存した表示となります。
    • 処理前などのタイミングで表示される確認ダイアログが、GreyBoxの中央付近に表示されます。そのため、確認ダイアログにフォーカスされない場合は、ダイアログがどこに表示されているのかが把握しづらかったり、確認ダイアログにフォーカスされる場合は、現在位置がどこなのかを把握しづらいことがあります。
    • 処理の実行時に例外が発生した場合、エラーダイアログがGreyBox上の上方に表示されます。ブラウザの表示領域内にGreyBoxの上方が収まっていない場合、エラーダイアログが表示されたことに気がつかず、無応答と認識されてしまう恐れがあります。
    • GreyBox内をスクロールした際に、端末によってはGreyBoxの上端にブラウザの表示領域の上端を勝手に合わせてしまう挙動が発生します。
      • この場合は、ズームを最小化(拡大なしの状態)して目的の項目にアクセスするか、スクロールを何回か繰り返すことでアクセスを行ってください。
    • ノード設定画面において、「保存済み設定」の選択値を変更すると、画面が再読み込みされますが、「保存済み設定」の選択肢は画面上に残ったままとなります。
      • 画面の見た目上の問題であり、画面の再読み込み後に選択値の変更を行っても何もおきません。
    上記で挙げた事項のうち、GreyBox画面表示が不正な状態(画面がブラウザからはみ出してしまった、など)となった場合の対処法を示します。
    • ズームを最小化(拡大なしの状態)にし、画面表示を一番左上までスクロールしてください。
      この操作を行うことで、GreyBoxの表示位置のずれが解消できる場合があります。
      1度の操作で解消されない場合は、ズーム→縮小→スクロールを繰り返し操作してください。
    また、PC版ユーザコンテンツをスマートフォン用の画面として設定する場合、ユーザコンテンツについて次の事項にご注意ください。
    • PC版UIコンポーネントは、スマートフォンでの動作検証は行っておりません。
    • PC版ユーザコンテンツでPC版UIコンポーネントを利用している場合、画面表示や操作が正しく行われない可能性があります。

URLの直接指定は動作保証しません。

  • スマートフォンのブラウザのURLとして直接指定したり表示されているURLを再読込み(リフレッシュ)したりする動作は保証しません。
    ボタンがタップできなくなることや予期しない動作がする可能性があります。

spWorkflowOpenPage タグを使用する場合 data-role=”page” を指定した要素内に配置する必要があります。

  • <imart type=”spWorkflowOpenPage”> タグは、data-role=”page” を指定した要素内に配置してください。
    また、要素には ID 属性を指定してください。

    処理画面で[戻る]ボタンを押した際に、該当要素の ID を取得・指定して画面遷移を行います。
    <imart type=”spWorkflowOpenPage”> タグが data-role=”page” を指定した要素内に無い、または、該当要素に ID 属性が無い場合、処理画面から[戻る]ボタンで画面遷移できません。

ユーザコンテンツ画面IDに制限があります。

  • IM-Workflow スマートフォンの処理画面では、Ajax を利用した画面遷移を行なっています。
    そのため、IM-Workflow スマートフォン の処理画面と連携する、ユーザコンテンツ画面などでは、ページの ID 属性が重複しないように注意する必要があります。

    以下に、IM-Workflow スマートフォン の処理画面で定義している ID 属性の値を示します。
    • apply
    • temporary_save
    • approve
    • reapply
    • unapply
    • confirm
    • node_config_single
    • node_config_multi
    • department_config
    • department_and_post_config
    • post_config
    • public_group_config
    • user_config
    • apply_list_search
    • process_list_search
    • confirm_actv_list_search
    • confirm_cpl_list_search
    • transfer

案件詳細画面から添付ファイルを表示すると、閉じるボタンがないため案件詳細画面に戻れません。

  • フロー参照画面から画像出力した場合も同様で、画像出力するとフロー参照画面に戻れません。

フロー参照画面で処理日時、ノード名等が表示されるテーブルのスクロールバーが表示されません。

  • PC用の画面を表示させているため、スマートフォンでは正常に画面表示ができていません。

スマートフォンではノード単位にユーザコンテンツを設定することができません。

  • スマートフォン版はコンテンツ定義においてユーザコンテンツ(画面)が複数存在しても「初期使用」のものだけが有効になります。
    PC版ではフロー定義においてノード単位にユーザコンテンツの画面を設定することができます。

処理対象者を選択する項目として「役割」、「パブリックグループ+役割」はIM-共通マスタのスマートフォン版に存在しないため選択することができません。

  • 選択した場合は何も動作しません。

処理や引き戻しなどの際の根回しメールを送ることはできません。

添付ファイルは端末のブラウザが対応しているファイルタイプのみダウンロードして表示することができます。

iPhoneを利用した場合、ワークフロー案件番号が電話番号と認識されます。

スマートフォンでユーザコンテンツを経由しない処理を行う場合、アクション処理にユーザパラメータを渡すことができません。

  • ユーザコンテンツが存在しない場合の振る舞いの設定が「スキップする」の場合、
    スマートフォンでユーザコンテンツを経由しない処理を行うとアクション処理にユーザパラメータを渡すことができません。

    2013 Springではスマートフォン用ユーザコンテンツを定義することができるようになりました。
    また、ユーザコンテンツが存在しない場合の振る舞いの設定値(エラーにするかスキップするか)を設けました。
    ユーザコンテンツが存在しない場合の振る舞いの設定値が「スキップする」とすると、2012 Winter までの振る舞いとなります。

NTTドコモ GALAXY SⅡ LTE SC-03D で申請画面の添付ファイルを削除できません。

  • 【事象】
    NTTドコモ GALAXY SⅡ LTE SC-03D で申請画面の添付ファイルを削除できません。
    【条件】
    再現手順
    1. Galaxy SII を利用して、ファイル添付可能なフローの申請画面を開く。
    2. 任意の画像ファイルを3つアップロードする。
    3. 申請前に画像ファイルを1つ削除する。
    発生事象
    「引数で渡されたパラメータが不正です。」 エラーが発生して、ファイルを削除出来ません。
    【回避方法】
    ネットワーク遅延が発生している状況、またはサーバが遅い環境で、画面表示が完了していない場合に発生する可能性があります。
    申請画面の表示が完了してから添付ファイルをアップロードしてください。

確認処理後、未確認状態で同じ案件が一覧に表示されます。

  • 標準画面の処理の非同期設定を行って確認を行うと確認処理後直ぐに画面が切り替わって一覧が表示されますが、
    確認処理が非同期で実行されるため、一覧表示の段階で確認処理が終了していない場合があります。

    この場合、未確認状態で同じ案件が一覧に表示されます。さらに再び確認処理を行うことができるため、
    結果的に2度確認処理を行うおそれがあります。

    【回避方法】
    確認を行った後は、非同期処理の処理状況を「処理済み」 - 「処理状況タブ」で確認処理の状況を参照して
    確認処理を複数回行わないようにしてください。

画面種別が「申請」のユーザコンテンツをマイメニューに登録する際の注意点があります。

  • マイメニューに登録できるメニューアイテムは、原則としてサイトマップにあるメニューアイテムが対象です。
    例外として画面種別が「申請」のユーザコンテンツ画面はマイメニューへの登録が可能です。
    この場合、マイメニューが利用できるのは、標準の処理画面(IM-Workflowタグリブ「workflowOpenPage」を記述した画面)のみとなります。
    なお、画面種別が「申請」以外のユーザコンテンツ画面をマイメニューに登録した場合は、マイメニューからのアクセスは正常に動作しません。

「案件終了処理・到達処理・メール送信」処理中にシステムエラーが発生した場合、メモリが解放されない場合があります。

  • IM-Workflowの「案件終了処理・到達処理・メール送信」処理では、処理中にコンテキスト情報をメモリに永続化し処理終了後にメモリを解放しています。
    「案件終了処理・到達処理・メール送信」処理中にシステムエラーが発生し処理が異常終了した場合、メモリが解放されない場合があります。
    このようなシステムエラーが繰り返されるとメモリが圧迫される場合があるため、Web Application Server を再起動しメモリを解放してください。

標準処理画面の担当組織が初期表示されない場合があります。

  • ユーティリティメニューのカレント組織(一般ユーザ画面右上の所属組織)を変更した場合、標準処理画面の担当組織に初期表示する仕様が追加されました。
    上記の仕様において、標準処理画面の担当組織が初期表示されない場合があります。
    ・ユーティリティメニューのカレント組織と一致する組織が担当組織に存在しない場合は初期表示されません。
     ユーティリティメニューのカレント組織はデフォルト組織セットのみ、IM-Workflowのフロー定義の標準組織にはデフォルト組織セット以外を
     設定することが可能なためです。
    ・ユーティリティメニューのカレント組織で選択した組織の名称と異なった名称の組織を担当組織に初期表示する場合があります。
     ユーティリティメニューのカレント組織はシステム日時点の名称となり、IM-Workflowは申請基準日の名称となります。
     組織を期間化している場合はシステム日時点の名称と申請基準日時点の名称が異なる可能性があるためです。

差戻し後引戻しにより復元されるノードでは、振替された処理対処者は振替前に戻ります。

  • 差戻し後引戻しにより復元されるノードの処理対処者について注意点があります。

    分岐内に複数のルートが存在する場合、あるルート上に存在するノードから分岐外への差戻しを実行後、差戻し後引戻しを行うと、
    他ルート上にあるノードの復元処理が実行されます。
    復元される処理待ちノードの処理対処者が振替されていた場合、処理対象者の復元は下記の挙動となります。

    ・復元される前の処理が「(振替先のユーザによる)保留」の場合、復元されたノードの処理対処者は保留したユーザのみとなります。
     保留解除後も保留したユーザのみのままとなります。
    ・復元される前の処理が「引戻し」「差戻し後引戻し」以外の場合、復元されたノードの処理対処者は振替前の状態となります。

iPad(Mobile Safari)でPC版標準画面(GreyBox)を利用した場合、添付ファイルのダウンロードが出来ません。

  • iPad(Mobile Safari)でPC版標準画面(GreyBox)を利用した場合、添付ファイルのダウンロードが出来ません。

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