IM-Workflow¶
システムロケール毎にマスタデータが必要です。¶
IM-Workflowでは、システムロケール毎にマスタデータが必要となります。システムで3言語(日本語・英語・中国語(簡体字))が利用可能な状態に対して、IM-Workflowのマスタデータが日本語のみとして運用する事はできません。
システムロケールの追加を行った場合に制約があります。¶
ロケールの変更後そのまま運用を再開すると、マスタデータ・トランザクションデータともに不整合が発生します。ロケール変更後、案件を承認しようとしても正常に処理が行われず、データが壊れる可能性があります。ロケールを追加した場合に限り、次の対応でリカバリする事ができます(ロケールの削除は対象外です)。* マスタデータについては、追加したロケール分のデータを準備する必要があります。* 変更前に申請したトランザクションデータについては、追加前のユーザロケールに切り替えて操作を行なってください。ロケール追加後に申請したデータについてはどのユーザロケールでも操作は可能です。
ワークフローのマスタ設定に応じて Storage 領域のサイジングが必要です。¶
IM-Workflowでは、 Database 、Storage にデータを保存します。そのため、データ数の増加により Storage のサーバリソースも必要と致します。※Storage に保存されるデータは“ノード数“および”アクション数“に比例し増加します。下記の例を参考に、Storage 領域のサイジングを行ってください。 * ノード数 : 5個([開始]→[申請]→[承認]→[承認]→[承認]→[承認]→[終了]) * アクション数 : 5回の場合 ⇒ 200KB * アクション数 : 10回の場合 ⇒ 360KB * ノード数 : 10個([開始]→[申請]→[承認]→[承認]→・・・・・→[承認]→[承認]→[終了]) * アクション数 : 5回の場合 ⇒ 400KB * アクション数 : 10回の場合 ⇒ 730KB
ワークフローのマスタ設定に応じてサーバの設定等を調整する必要があります。¶
[フロー参照]画面の「画像出力」機能およびAPI「WorkflowImageManager」は、フロー図(ルート図)のノード数に比例してメモリを消費します。そのため、ノードを多数配置した場合に“Out of memory”が発生する場合があります。この場合、サーバの設定等を見直し、適切な設定を行ってください。
ルート定義において設定するノート数に比例して処理時間が増加します。¶
申請/承認処理において、下記のようなノードを設定する場合に、設定するノードの数に比例して処理時間が増加します。* [縦配置]* [横配置]* [動的承認]
ルート設定において設定する内容により対象者が解除されます。¶
「ルート設定 - バージョン -編集」画面において、下記のような場合に対象者が解除されます。このような場合は、ノードを接続後に、対象者を設定してください。* [承認ノード]を配置し、対象者を設定した後に、申請/承認ノードをこのノードに接続した場合に、対象者が解除されます。* [申請/承認ノード]-[承認ノード]のようなルート(接続)があった場合に、[申請/承認ノード以外]-[承認ノード]のようにルート(接続)を変更した場合に、[承認ノード]の対象者が解除されます。* [[申請/承認ノード以外]-]-[承認ノード]のようなルート(接続)があった場合に、[申請/承認ノード]-[承認ノード]のようにルート(接続)を変更した場合に、[承認ノード]の対象者が解除されます。
同期ノードを含むルート定義において案件操作を行う場合の注意点があります。¶
同期ノードを含むルート定義において同期外から同期内へ案件操作で移動を行った場合に、同期内の全てのルートが同期結合ノードへ到達しても同期結合ノードで停止します(この場合、同期結合ノードの次のノードには進みません)。
フロー参照の表示に注意があります。¶
[フロー参照]画面において、フロー図(ルートの図)が全て表示される前に「画像出力」ボタンを押下すると、フロー図(ルート図)が表示されません。上記の場合、下記の回避策があります。「最新情報」ボタンをクリックすることで、フロー図を再表示することが出来ます。
代理先ユーザに処理依頼メールが2通送信される場合があります。¶
代理設定において、代理先に設定されているユーザに処理権限がある場合に、処理依頼メールが2通送信されます。
利用するメールサーバによって正常に送信されない場合があります。¶
メール定義において件名、本文を省略した場合、メールが送信されないことがあります。この挙動はメールサーバに依存されます。
ユーザプロファイルに設定されているメールアドレスをメール送信先として利用します。¶
メール送信機能において使用されるメールアドレスは、ユーザプロファイルに設定される「メールアドレス1」のみを使用します。
分岐ルート(線)が消えて表示される場合があります。¶
[分岐開始]ノードと[分岐終了]ノードの間に、ノードが1つも無くなってしまうようなルートを作成した場合に、ルート定義で作成した通りにルート(線)が戻らない場合があります。例)下記のようなルート定義において、以下の手順で操作を行った場合に、ルート(線)が消えてしまう。■手順 1.[申請] : 申請 →[動的承認1]・[動的承認2]を有効 2.[承認1] : 承認 →[動的承認1]・[動的承認2]を無効 →全ての遷移先を選択 3.[承認2] : 差戻し →[承認1] 4.[承認1] : 承認 →[動的承認1]・[動的承認2]を有効 →[動的承認1]・[動的承認2]を除いた遷移先を選択⇒この時、下記のようなに[分岐開始]と[分岐終了]の間にノードがないルート(線)が消えます。
申請後の案件操作-ノード編集画面で保存済ノード設定の反映が正しく動作しない場合があります。¶
申請ノード、または承認ノードの直後にテンプレート置換ノード(テンプレート内の先頭ノード=承認ノード)を配置した場合、案件申請後の案件操作-ノード編集画面で保存済ノード設定の反映が正しく動作しません。
Internet Explorer 9 のみフローの申請画面で、ルート選択テーブルの枠線が表示されない箇所があります。¶
Internet Explorer 9 のみ、申請時に分岐先を設定するフローの申請画面で、ルート選択テーブルの枠線が表示されません。
処理ノードの到達処理内で承認された場合、次の処理ノードの到達処理が失敗します。¶
ワークフローパラメータ(param_system.xml)において同期設定(arrive-process-asyncがfalse)の場合、処理ノードの到達処理内で承認された場合に次の処理ノードの到達処理が失敗します。このとき、下記のようなログが出力されます。スレッド自動承認処理が別スレッドの同時承認処理のため失敗しました。
再展開前に処理された処理履歴の処理名は標準の処理名が表示されます。¶
既に展開された横・縦配置ノードが再展開されるとノードIDが変更されるため、再展開前に処理された処理履歴の処理名は標準の処理名が表示されます。
到達処理に再処理者自動承認が設定されたノードで自動承認が行われません。¶
既に展開され処理された横・縦配置ノードが再展開されると、ノードIDが変更されるため、到達処理に再処理者自動承認が設定されたノードで自動承認が行われません。
スマートフォンを利用した場合、次の制約があります。¶
* 案件詳細画面から添付ファイルを表示すると、閉じるボタンがないため案件詳細画面に戻れません。フロー参照画面から画像出力した場合も同様で、画像出力するとフロー参照画面に戻れません。* フロー参照画面で処理日時、ノード名等が表示されるテーブルのスクロールバーが表示されません。PC用の画面を表示させているため、スマートフォンでは正常に画面表示ができていません。* 申請/再申請/振替 処理は行えません。* 処理や引き戻しなどの際の根回しメールを送ることはできません。* 添付ファイルは端末のブラウザが対応しているファイルタイプのみダウンロードして表示することができます。* 処理の際に縦/横配置や動的承認、確認ノードの処理対象者の設定を行う必要がある場合、処理種別「承認」は実行できません。* スマートフォンで処理を行う場合、アクション処理にユーザパラメータを渡すことができません。* iPhoneを利用した場合、案件のコメント入力時にHOMEボタンが表示されます。* iPhoneを利用した場合、ワークフロー案件番号が電話番号と認識されます。* ショートカットURLにスマートフォンからアクセスした場合、画面レイアウトが崩れ正常に処理を行うことができません。こちらの問題は既知の不具合として対応予定です。