intra-mart の製品構成¶
項目
intra-martの全体構成¶
intra-mart Accel Platform(システム基盤)¶
intra-mart Accel Platformは、フレームワークを利用することで、複雑なWebアプリケーションを簡単に短期間で開発することができます。フレームワークには、さまざまなJava業務コンポーネント(認証・認可モジュール、ワークフロー・モジュールなどを総称して「im-BizAPI」と呼びます)と JavaEEフレームワーク(Seasar2 (SAStruts+S2JDBC))から構成されています。さらに、JavaEEベースの開発と併用して、サーバサイドのJavaScriptを利用したスクリプト開発モデルも利用できるため、Webシステム開発の敷居を大きく下げることができます。また、Cloud機能を持ち、高度な信頼性を提供するJavaEEアプリケーションサーバ、Resinも標準搭載されています。バージョンアップは原則、四半期ごとにパックされた機能強化モジュール群がリリースされていきますので、その中から必要なものだけを選んでインストールすることができます。
intra-martエクステンションシリーズ¶
システム基盤である「intra-mart AccelPlatform」にオプションで提供される各種ツール・モジュール群です。帳票印刷や全文検索などのWebアプリケーションの開発を支援するものから、他システムとの連携に必要なものまで豊富なレパートリーが用意されています。現在、以下のエクステンションがリリースされる予定です。
- IM-Forma Designer for Accel Platform (エンタープライズ版には同梱)
- IM-Contents Search for Accel Platform
- IM-PDF Designer for Accel Platform
- IM-PDF AutoConverter for Accel Platform
- IM-ERP RealConnect for Accel Platform
- IM-BIS for Accel Platform (エンタープライズ版には同梱)
- intra-mart e Builder for Accel Platform
intra-martアプリケーションシリーズ¶
intra-martアプリケーションは、強力なフレームワークにより構築された統合型Web業務アプリケーションシリーズです。すべてのソースコードが公開されており、ユーザは自由にカスタマイズして機能を拡張していくことができます。さらに、各アプリケーションの会社/組織情報、顧客情報など基本的な情報が連動して動作します。これらのアプリケーションでは、既存の基幹システムと連携した全社規模の情報共有を実現することで、経営課題を短期間で達成していくことができます。各アプリケーションのシリーズ製品は以下のソリューションが存在し、今後対応製品も増えていく予定です。
intra-mart Accel Collaboration¶
カスタマイズ可能な全社規模のグループウェアであり、顧客や取引先も含めたコラボレーションの促進を図ることのできる新機能(WorkSpace)が搭載されました。intra-martでは、強力なシステム基盤から各種Webアプリケーション製品までの豊富な品揃えにより、力強くトータルにバックアップしていきます。またこれらのアプリケーションシリーズはすべてソースコードが公開されているため、ソースコードに対してユーザ自身で簡単にカスタマイズできるなどの特徴があります。本書では、intra-mart製品の中核をなすシステム共通基盤ツールであるintra-mart Accel Platformについて説明します。その他、intra-martアプリケーションの詳細については、それぞれのマニュアル等を参照してください。
intra-martの製品構成¶
intra-mart Accel Platformには、以下のような3つの製品が用意されています。
機能 スタンダード アドバンスド エンタープライズ アプリケーションサーバ※1 ○ ○ ○ im-BizAPI ○ ○ ○ アクセスセキュリティ機能 ○ ○ ○ ポータル ○ ○ ○ IMBox ○ ○ ○ ViewCreator ○ ○ ○ スクリプト開発モデルによるアプリケーション構築 ○ ○ ○ JavaEE開発モデルによるアプリケーション構築 ○ ○ ○ IM-Workflow ○ ○ IM-Forma Designer ○ IM-BIS(BPM) ○ ※1 標準で同梱されているResinは他のアプリケーションサーバに取り換えることもできます。