IM-Copilot テレメトリの外部送出設定¶
項目
概要¶
IM-Copilot の可観測性が記録したトレースを、OpenTelemetry Protocol(OTLP)で外部の監視基盤へ送出する機能に関する設定です。この設定ファイルでは、送出機能の有効・無効、送出の束ね方、送出先との通信(タイムアウト・再送)、およびプロキシの設定を行います。本設定は配備単位の設定であり、1つのWARに収容するすべてのテナントに一律に適用されます。送出先のURL・認証方式・認証情報・追加HTTPヘッダはテナントごとの設定であり、テナント環境セットアップまたはテナント設定の「テレメトリの外部送出設定」で設定します。これらは本設定ファイルには含まれません。送出方式はOTLP/HTTP(http/protobuf)に固定されています。
モジュール IM-Copilot モジュール フォーマットファイル(xsd) WEB-INF/schema/im-copilot-otlp-export-config.xsd 設定場所 WEB-INF/conf/im-copilot-otlp-export-config.xml<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> <im-copilot-otlp-export-config xmlns="https://www.intra-mart.jp/im-copilot/im-copilot-otlp-export-config" xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance" xsi:schemaLocation="https://www.intra-mart.jp/im-copilot/im-copilot-otlp-export-config ../schema/im-copilot-otlp-export-config.xsd "> <enabled>false</enabled> <batch> <max-queue-size>2048</max-queue-size> <max-export-batch-size>512</max-export-batch-size> <schedule-delay-millis>5000</schedule-delay-millis> <export-timeout-millis>30000</export-timeout-millis> </batch> <connection> <connect-timeout-millis>10000</connect-timeout-millis> <request-timeout-millis>10000</request-timeout-millis> <retry-max-attempts>5</retry-max-attempts> <retry-initial-backoff-millis>1000</retry-initial-backoff-millis> <retry-max-backoff-millis>5000</retry-max-backoff-millis> <retry-backoff-multiplier>1.5</retry-backoff-multiplier> </connection> <proxy> <host></host> </proxy> </im-copilot-otlp-export-config>すべての設定項目は省略できます。省略した項目には、各項目の「省略時のデフォルト値」が適用されます。設定ファイルは配備時に読み込まれます。設定ファイルの変更を反映するには、アプリケーションサーバの再起動が必要です。テナントごとの設定(送出先など)の変更は、再起動を行わなくても次回の送出から反映されます。注意
設定ファイルはフォーマットファイル(xsd)で検証されます。値の範囲から外れた値、定義されていないタグ、または順序の誤ったタグを1か所でも記述すると、設定ファイル全体の読み込みに失敗し、すべての項目に省略時のデフォルト値が適用されます。「送出機能の有効化設定」のデフォルト値は false であるため、結果として送出機能が停止します。設定ファイルが存在しない場合も同様に、送出機能は停止します。可観測性の記録(データベースへの書き込み)と画面は通常どおり動作するため、送出機能の停止に気づきにくい点に注意してください。設定ファイルの読み込みに失敗した場合は、ログに「W.IWP.COPILOT.OBSERVABILITY.00201 テレメトリ外部送出の基盤設定の読み込みに失敗しました。送出機能を無効にしました。」が出力されます。特に「試行回数の上限設定」は 2 以上 5 以下の値のみ指定できます。
リファレンス¶
送出機能の有効化設定¶
タグ名 enabled テレメトリの外部送出機能の有効・無効を設定します。【設定項目】
<enabled>true</enabled>
必須項目 × 複数設定 × 設定値・設定する内容 送出機能を有効にする場合は true を指定します。false の場合、テナントごとの設定内容にかかわらず、どのテナントのトレースも送出されません。単位・型 真偽値 (true/false) 省略時のデフォルト値 false 親タグ im-copilot-otlp-export-config
送出の束ね方設定¶
タグ名 batch 送出待ちのトレースを束ねて送出する方法の各種設定を行います。【設定項目】
<batch> .... </batch>
必須項目 × 複数設定 × 設定値・設定する内容 送出の束ね方の各種設定を指定します。 単位・型 なし 省略時のデフォルト値 なし 親タグ im-copilot-otlp-export-config
送出待ちキューの上限設定¶
タグ名 max-queue-size 送出待ちのスパンを保持するキューの上限件数を設定します。【設定項目】
<batch> <max-queue-size>2048</max-queue-size> .... </batch>
必須項目 × 複数設定 × 設定値・設定する内容 送出待ちのスパンを保持するキューの上限件数を指定します。上限を超えたスパンは送出されずに破棄されます。可観測性の記録(データベースへの書き込み)には影響しません。単位・型 数値 (1 - ) 省略時のデフォルト値 2048 親タグ batch
1回の送出件数の上限設定¶
タグ名 max-export-batch-size 1回の送出に含めるスパン数の上限を設定します。【設定項目】
<batch> <max-export-batch-size>512</max-export-batch-size> .... </batch>
必須項目 × 複数設定 × 設定値・設定する内容 1回の送出に含めるスパン数の上限を指定します。 単位・型 数値 (1 - ) 省略時のデフォルト値 512 親タグ batch
送出間隔設定¶
タグ名 schedule-delay-millis 送出を試みる間隔を設定します。【設定項目】
<batch> <schedule-delay-millis>5000</schedule-delay-millis> .... </batch>
必須項目 × 複数設定 × 設定値・設定する内容 送出を試みる間隔をミリ秒で指定します。 単位・型 数値[ミリ秒] (0 - ) 省略時のデフォルト値 5000 親タグ batch
送出のタイムアウト設定¶
タグ名 export-timeout-millis 1回の送出を打ち切るまでの時間を設定します。【設定項目】
<batch> <export-timeout-millis>30000</export-timeout-millis> .... </batch>
必須項目 × 複数設定 × 設定値・設定する内容 1回の送出を打ち切るまでの時間をミリ秒で指定します。 単位・型 数値[ミリ秒] (0 - ) 省略時のデフォルト値 30000 親タグ batch
送出先との通信設定¶
タグ名 connection 送出先との通信(タイムアウト・再送)の各種設定を行います。【設定項目】
<connection> .... </connection>
必須項目 × 複数設定 × 設定値・設定する内容 送出先との通信の各種設定を指定します。 単位・型 なし 省略時のデフォルト値 なし 親タグ im-copilot-otlp-export-config
接続タイムアウト設定¶
タグ名 connect-timeout-millis 送出先への接続の確立を待つ時間を設定します。【設定項目】
<connection> <connect-timeout-millis>10000</connect-timeout-millis> .... </connection>
必須項目 × 複数設定 × 設定値・設定する内容 送出先への接続の確立を待つ時間をミリ秒で指定します。 単位・型 数値[ミリ秒] (1 - ) 省略時のデフォルト値 10000 親タグ connection
応答タイムアウト設定¶
タグ名 request-timeout-millis 送出先からの応答を待つ時間を設定します。【設定項目】
<connection> <request-timeout-millis>10000</request-timeout-millis> .... </connection>
必須項目 × 複数設定 × 設定値・設定する内容 送出先からの応答を待つ時間をミリ秒で指定します。 単位・型 数値[ミリ秒] (1 - ) 省略時のデフォルト値 10000 親タグ connection
試行回数の上限設定¶
タグ名 retry-max-attempts 送出に失敗した場合の、再送を含めた試行回数の上限を設定します。【設定項目】
<connection> <retry-max-attempts>5</retry-max-attempts> .... </connection>
必須項目 × 複数設定 × 設定値・設定する内容 最初の送出を含めた試行回数の上限を指定します。2 以上 5 以下の値のみ指定できます。再送を行わない設定(1)はできません。単位・型 数値 (2 - 5) 省略時のデフォルト値 5 親タグ connection
最初の再送までの待ち時間設定¶
タグ名 retry-initial-backoff-millis 最初の再送までの待ち時間を設定します。【設定項目】
<connection> <retry-initial-backoff-millis>1000</retry-initial-backoff-millis> .... </connection>
必須項目 × 複数設定 × 設定値・設定する内容 最初の再送までの待ち時間をミリ秒で指定します。 単位・型 数値[ミリ秒] (1 - ) 省略時のデフォルト値 1000 親タグ connection
再送までの待ち時間の上限設定¶
タグ名 retry-max-backoff-millis 再送までの待ち時間の上限を設定します。【設定項目】
<connection> <retry-max-backoff-millis>5000</retry-max-backoff-millis> .... </connection>
必須項目 × 複数設定 × 設定値・設定する内容 再送までの待ち時間の上限をミリ秒で指定します。 単位・型 数値[ミリ秒] (1 - ) 省略時のデフォルト値 5000 親タグ connection
再送の待ち時間の倍率設定¶
タグ名 retry-backoff-multiplier 再送のたびに待ち時間へ掛ける倍率を設定します。【設定項目】
<connection> <retry-backoff-multiplier>1.5</retry-backoff-multiplier> .... </connection>
必須項目 × 複数設定 × 設定値・設定する内容 再送のたびに待ち時間へ掛ける倍率を、0 より大きい数値で指定します。小数を指定できます。 単位・型 数値 省略時のデフォルト値 1.5 親タグ connection
プロキシ設定¶
タグ名 proxy 送出時に経由するプロキシの各種設定を行います。【設定項目】
<proxy> .... </proxy>
必須項目 × 複数設定 × 設定値・設定する内容 プロキシの各種設定を指定します。 単位・型 なし 省略時のデフォルト値 なし 親タグ im-copilot-otlp-export-config コラム
「プロキシのホスト設定」と「プロキシのポート設定」の両方を指定した場合にのみ、指定したプロキシを経由して送出します。どちらか一方のみを指定した場合、およびどちらも指定しない場合は、Java VM のシステムプロパティ( http.proxyHost 、 https.proxyHost など)の設定に従います。ユーザ名・パスワードによる認証を求めるプロキシには対応していません。プロキシが認証を求めた場合、送出は失敗します。
プロキシのホスト設定¶
タグ名 host 送出時に経由するプロキシのホストを設定します。【設定項目】
<proxy> <host>proxy.example.com</host> .... </proxy>
必須項目 × 複数設定 × 設定値・設定する内容 プロキシのホスト名またはIPアドレスを指定します。 単位・型 文字列 省略時のデフォルト値 なし 親タグ proxy
プロキシのポート設定¶
タグ名 port 送出時に経由するプロキシのポート番号を設定します。【設定項目】
<proxy> .... <port>8080</port> </proxy>
必須項目 × 複数設定 × 設定値・設定する内容 プロキシのポート番号を指定します。 単位・型 数値 (1 - 65535) 省略時のデフォルト値 なし 親タグ proxy