IM-PDFAutoConverter for Accel Platform プログラミングガイド 第17版 2025-04-01

5.2.3.2.1. JavaEE開発モデル

本チュートリアルでは、 JavaEE開発モデル 用APIを使用したジョブ、および、 IM-Workflow のユーザプログラムを作成し、そのプログラムを非同期で実行することで、 IM-Workflow の画面(HTMLファイル)をPDFファイルに変換します。

変換処理のタイミングは、 IM-Workflow の案件終了処理となります。

処理の全体の流れは、次の通りです。

  1. 承認ノードのアクション処理

    セッション情報を取得し、案件プロパティにて保持します。

    セッション情報は同期処理でのみ取得可能です。

    対象のプログラムファイルは< SessionSaveProcess.java >です。

  2. 案件終了処理

    セッション情報と案件情報を指定し、ジョブを実行します。

    対象のプログラムファイルは< JobExecuteProcess.java >です。

  3. ジョブ

    セッション情報と案件情報をもとに、 HTML→PDF変換 処理を実行します。

    対象のプログラムファイルは< HtmlToPdfJob.java >です。

チュートリアルを実施するにあたり、次のzipファイルをダウンロードし、解凍してください。

< htmltopdf_async_java_tutorial.zip >

解凍したファイルの構成は、次の通りです。

フォルダ名/ファイル名 説明
import/ HTML→PDF変換 インポート関連フォルダ
  htmltopdf_async_java_forma.zip IM-FormaDesigner for Accel Platform で作成したアプリケーションのアプリケーション情報ファイル
  htmltopdf_async_java_workflow.xml IM-Workflow のコンテンツ定義、ルート定義、フロー定義、および、案件プロパティ定義の定義情報ファイル
  htmltopdf_async_java_job-scheduler.xml HTML→PDF変換 用のジョブ情報ファイル
javaee/ JavaEE開発モデル 用フォルダ
  HtmlToPdfJob.java
  JobExecuteProcess.java
  SessionSaveProcess.java
JavaEE開発モデル 用プログラム

< import/htmltopdf_async_java_forma.zip >を、 IM-FormaDesigner for Accel Platform のアプリケーション情報インポート画面からインポートしてください。

< import/htmltopdf_async_java_workflow.xml >を、 IM-Workflow のインポート画面からインポートしてください。

次の手順に沿って、チュートリアルを進めます。