5.2.3.2.1. JavaEE開発モデル¶
本チュートリアルでは、 JavaEE開発モデル 用APIを使用したジョブ、および、 IM-Workflow のユーザプログラムを作成し、そのプログラムを非同期で実行することで、 IM-Workflow の画面(HTMLファイル)をPDFファイルに変換します。
変換処理のタイミングは、 IM-Workflow の案件終了処理となります。
処理の全体の流れは、次の通りです。
承認ノードのアクション処理
セッション情報を取得し、案件プロパティにて保持します。
セッション情報は同期処理でのみ取得可能です。
対象のプログラムファイルは< SessionSaveProcess.java >です。
案件終了処理
セッション情報と案件情報を指定し、ジョブを実行します。
対象のプログラムファイルは< JobExecuteProcess.java >です。
ジョブ
セッション情報と案件情報をもとに、 HTML→PDF変換 処理を実行します。
対象のプログラムファイルは< HtmlToPdfJob.java >です。
チュートリアルを実施するにあたり、次のzipファイルをダウンロードし、解凍してください。
< htmltopdf_async_java_tutorial.zip >
解凍したファイルの構成は、次の通りです。
フォルダ名/ファイル名 | 説明 |
---|---|
import/ | HTML→PDF変換 インポート関連フォルダ |
htmltopdf_async_java_forma.zip | IM-FormaDesigner for Accel Platform で作成したアプリケーションのアプリケーション情報ファイル |
htmltopdf_async_java_workflow.xml | IM-Workflow のコンテンツ定義、ルート定義、フロー定義、および、案件プロパティ定義の定義情報ファイル |
htmltopdf_async_java_job-scheduler.xml | HTML→PDF変換 用のジョブ情報ファイル |
javaee/ | JavaEE開発モデル 用フォルダ |
HtmlToPdfJob.java
JobExecuteProcess.java
SessionSaveProcess.java
|
JavaEE開発モデル 用プログラム |
< import/htmltopdf_async_java_forma.zip >を、 IM-FormaDesigner for Accel Platform のアプリケーション情報インポート画面からインポートしてください。
< import/htmltopdf_async_java_workflow.xml >を、 IM-Workflow のインポート画面からインポートしてください。
次の手順に沿って、チュートリアルを進めます。