7.24. 参照画面設定を利用する¶
ここでは、参照画面設定を利用し、参照画面や特殊なタスク(ノード)で、表示する画面の設定方法について説明します。
Contents
7.24.1. 参照画面設定でできること¶
参照画面設定を利用すると、下記のことができます。
- 参照画面や特殊なタスク(ノード)で表示する画面に、承認ノードで使用されている画面を設定できます。
 - 参照画面や特殊なタスク(ノード)で表示する画面に、独自の画面を作成し設定できます。
 また IM-BIS のルートで、下記の条件に合致する場合には、表示する画面を設定する必要があります。設定を行わない場合、表示される画面のレイアウトが崩れる場合があります。
下記の種類のノードを利用しており、申請/処理開始と承認/処理で「共有」を行っていない
- 確認
 - テンプレート置換
 下記の画面を利用しており、申請/処理開始と承認/処理で「共有」を行っていない
- 参照画面(一覧(処理済、未処理、参照など)の詳細で表示する画面)
 コラム
参照画面や特殊なノードで表示する画面はノードの種類単位で設定できません。この項で記載している手順を行って設定した画面は、フローで使用されている上記の種類のノードに対して一括で設定されます。コラム
フローで「共有」を設定している場合には、上記の特殊なノードを実行した際に共有している画面(フォーム)が表示されます。
7.24.2. 参照画面設定の機能と各部の説明¶
「参照画面設定」画面の内容は以下の通りです。
- フォーム遷移名検索
 
- 参照画面遷移に登録されているフォーム遷移名を部分一致で検索できます。大文字小文字は区別されません。
 
- このBISで使用されているフォーム遷移のみ表示のチェックボックス
 
- チェックを入れると、このBISで使用されている参照画面遷移のフォーム遷移のみ表示されます。
 - チェックを外すと、すべての参照画面遷移のフォーム遷移が表示されます。
 
- フォーム遷移登録
 
- フォーム遷移の新規登録が可能です。使い方については「参照画面や特殊なタスク(ノード)で表示する画面に、独自の画面を設定する」を参照してください。
 
- 編集
 
- 承認ノードで使用されているフォーム遷移には
 が表示され、それ以外は
が表示されます。
をクリックすると、フォーム遷移の参照画面詳細編集に遷移します。参照画面設定の機能と各部の説明については「参照画面詳細編集の機能と各部の説明」を参照してください。
をクリックすると、フォーム遷移の参照画面詳細閲覧に遷移します。参照画面設定の機能と各部の説明については「参照画面詳細閲覧の機能と各部の説明」を参照してください。
- デフォルト
 
が表示されているフォーム遷移が、参照画面や特殊なタスク(ノード)で表示されます。
- デフォルトの変更方法については、「参照画面や特殊なタスク(ノード)で表示する画面に申請/処理開始、承認/処理の画面を設定する」を参照してください。
 
- フォーム遷移名
 
- フォーム遷移名が表示されます。
 
- 利用状況
 
- 遷移方法
 
- 複数の画面の遷移方法(画面遷移/タブ切替)が表示されます。
 
- スマートフォン表示
 
- スマートフォンでアクセスした際の表示種別(スマートフォン版/PC版)が表示されます。
 
- フォーム件数
 
- ヘッダーフォームを含むフォームの数が表示されます。
 
- 削除
 コラム
- 承認ノードで使用されているフォーム遷移は削除できません。
 - デフォルトに設定されているフォーム遷移は削除できません。
 
7.24.3. 参照画面詳細編集の機能と各部の説明¶
「参照画面詳細編集」画面の内容は以下の通りです。
「参照画面詳細編集」画面の機能および内容は、「 IM-BIS 業務管理者操作ガイド 」-「 画面遷移設定 」を参照してください。
コラム
申請ノードまたは承認ノードで使用しているフォームが設定されている場合、本画面での変更が承認ノードのフォーム遷移に反映されてしまうため、「名称変更」および「フォーム編集」は操作できません。
対象のフォーム遷移を編集したい場合は、「 IM-BIS 業務管理者操作ガイド 」-「 画面遷移を利用する 」を参照してください。
7.24.4. 参照画面詳細閲覧の機能と各部の説明¶
「参照画面詳細閲覧」画面の内容は以下の通りです。
本画面での変更が承認ノードのフォーム遷移に反映されてしまうため、いずれの項目も編集および更新はできません。
遷移方法に「タブ切替」を設定した場合、「ヘッダーフォーム名」が表示されます。遷移方法に「画面遷移」を設定した場合、「ヘッダーフォーム名」は表示されません。
対象のフォーム遷移を編集したい場合は、「 IM-BIS 業務管理者操作ガイド 」-「 画面遷移を利用する 」を参照してください。
- フォーム遷移名
 
- 対象のタスク(ノード)に設定されているフォーム遷移名が表示されます。
 
- 遷移方法
 
- 複数の画面の遷移方法(画面遷移/タブ切替)が表示されます。
 
- スマートフォン表示
 
- スマートフォンでアクセスした際の表示種別(スマートフォン版/PC版)が表示されます。
 
- ヘッダーフォーム
 
- 遷移方法に「タブ切替」を設定した場合、ヘッダーフォームが表示されます。
 - ヘッダーフォームが設定されていない場合には、「追加」が表示されます。
 
- タブフォーム一覧(フォーム一覧)
 
- 遷移方法に「タブ切替」を設定した場合、カラム名が「タブフォーム名」と表示されます。
 
- 「タブ切替」でタブフォーム一覧に設定されているフォームが表示されます。
 - 「タブ切替」では、フォーム一覧に表示されている順に、左からタブを配置します。
 - 遷移方法に「画面遷移」を設定した場合、カラム名が「フォーム名」と表示されます。
 
- 「画面遷移」でフォーム一覧に設定されているフォームが表示されます。
 - 「画面遷移」では、フォーム一覧に表示されている順に、フォームが表示されます。
 
- プレビュー
 
- クリックした画面のプレビューが表示されます。
 コラム
「参照画面詳細閲覧」画面の内容を編集したい場合は以下のページを参照してください。「 IM-BIS 業務管理者操作ガイド 」-「 画面遷移を利用する 」
7.24.7. 処理中の画面から別の画面を子画面として表示するための設定を行う¶
処理中(申請や承認)の画面から別の画面を子画面としてポップアップで表示するための設定は、以下の手順で行います。
7.24.7.1. 子画面として呼び出す画面(フォーム)の追加、フォーム遷移設定を行う¶
「参照画面設定」をクリックします。
「フォーム遷移登録」をクリックします。
フォーム遷移名を入力し、「登録」をクリックします。
 子画面のレイアウトを設定し、「更新」をクリックしてフォームを保存します。 呼び出し元画面と値をやり取りしたい場合には、アイテムコピーを利用して、フィールド識別IDが同じアイテムを配置します。 呼び出した子画面は、「戻る」ボタンを利用して閉じることができます。子画面を閉じるためのボタンとして、「戻る」ボタンを配置します。 配置した「戻る」ボタンのプロパティの「詳細設定」を表示します。 利用方法を「子画面利用(閉じる)」に変更します。子画面で入力した内容を呼び出し元の画面に返却しない場合は、「クリック時の処理」を「画面を閉じる」にします。 必要な設定が終わったら「更新」をクリックします。 以上で、呼び出す対象の子画面とフォーム遷移を設定できました。続いて、呼び出し元の画面の設定を行います。
7.24.7.2. 呼び出し元画面の設定を行う¶
「参照画面設定」をクリックします。
子画面を呼び出す画面を設定したいフォーム遷移の
をクリックします。
子画面を呼び出す画面を設定したいフォームのフォーム・デザイナを表示します。
対象の画面(フォーム)に「次へ」ボタンを配置します。
配置した「次へ」ボタンのプロパティを表示し、ラベルを「子画面表示」に変更します。
「次へ」ボタンのプロパティの「詳細設定」を表示します。
「利用方法」を「ポップアップ表示」に変更します。
「Forma画面設定」の「フォーム遷移名」の
をクリックします。
先の手順で追加したフォーム遷移をクリックします。
子画面に配置したアイテムに、呼び出し元画面で入力した内容を反映したい場合には、「子画面表示時」を「子画面に値を反映」にします。
「更新」をクリックしてフォームを保存します。
 以上で、子画面を呼び出すための設定ができました。フローの実行に必要な設定を行って、実際に画面からボタンをクリックすると、以下のように子画面を呼び出すことができます。

































