3. intra-mart Accel Platform 2025 Spring からの変更点¶

3.1. 追加機能概要¶

intra-mart Accel Platform 2025 Autumn(Lilac) で追加、改善された主な機能です。

• IM-Copilot

  • チャットアクション API で Amazon Nova モデルを利用可能にしました。
  • 画像生成アクション API で Amazon Nova Canvas モデルを利用可能にしました。
  • ベクトルデータベースの登録データをリソース単位で削除できるようにしました。

• IM-Wiki Copilot

  • Wiki アシスタントで利用している生成AIのモデルを変更可能にしました。
  • Wiki アシスタントで Amazon Nova モデルを選択できるようにしました。

• ViewCreator Copilot

  • ViewCreator SQLビルダ アシスタントで Azure OpenAI Service に対応しました。

• ViewCreator

  • SQLビルダで利用可能なテーブルを制限できるようにしました。
  • ViewCreatorの操作ログを出力できるようにしました。
  • 動的パラメータで配列を扱えるようにしました。

• IM-Workflow

  • コンテンツ定義の「メッセージ」タブのメッセージテンプレート一覧にページング機能を追加しました。
  • 「管理グループ設定」の「メッセージ」タブの動作を他タブと合わせました。
  • トランザクションデータを削除する際に現在時刻から一定の時間内のファイルは削除しないようにしました。
  • 処理モーダルの動的処理者設定可能ノードにおける「設定を読み込む」の表示方法を改善しました。
  • 再申請時に参照者を再展開するようにしました。
  • 利用者画面で処理対象者プラグインを起動する際に発生するポップアップブロックを回避する機能を提供しました。

intra-mart Accel Platform 2025 Autumn(Lilac) で表示や操作に変更のある要件は以下のとおりです。

• IM-LogicDesigner

  • IM-LogicDesigner において、入出力定義や変数定義の項目数が多い場合の表示パフォーマンスを改善しました。

• ViewCreator

  • SQLビルダで利用可能なテーブルを制限できるようにしました。

コラム

アップデートに伴い、お客様側で対応が必要な事項が存在する要件については「2025 Autumn (8.0.38) - 顧客側での要対応」にて対象チケットを絞り込んで確認できます。

アップデート時に必要となる作業の流れについては、「intra-mart Accel Platform セットアップガイド」-「モジュールのアップデート」を参照してください。

関連する作業は、アップデートのバージョンごとに異なります。

今回のバージョンに対応する内容を必ずご確認ください。

• 「intra-mart Accel Platform セットアップガイド」-「アップデート時に IM-Juggling で必要なメンテナンス作業」
• 「intra-mart Accel Platform セットアップガイド」-「テナント環境セットアップ後の各種メンテナンス（アップデートによるメンテナンス）」

3.2. 追加・変更されたテーブル定義¶

intra-mart Accel Platform 2025 Autumn(Lilac) で変更のあるテーブル定義は以下のとおりです。

• IM-Copilot

  • テーブル im_vector_data にカラム origin_source_id を追加しました。

3.3. システム要件¶

• サーバ要件

  • OS

    • Red Hat Enterprise Linux 10 を追加しました。

• クライアント要件

  • PC
    • Windows 10 Microsoft Edge 133以上 -> 139以上 に変更しました。

      Windows 10 Google Chrome 133以上 -> 139以上 に変更しました。

      Windows 11 Microsoft Edge 133以上 -> 139以上 に変更しました。

      Windows 11 Google Chrome 133以上 -> 139以上 に変更しました。

      macOS Ventura Google Chrome 133以上 -> 139以上 に変更しました。

      macOS Sonoma Google Chrome 133以上 -> 139以上 に変更しました。

      macOS Sequoia Google Chrome 133以上 -> 139以上 に変更しました。

      macOS Tahoe Google Chrome 139以上 を追加しました。
  • スマートフォン
    • iOS 26 を追加しました。

      iPadOS 26 を追加しました。

      Android 10.0以上 -> Android 12.0以上 に変更しました。

3.4. 検証済み環境¶

• サーバ環境（スタンドアローン構成）

  • Resin

    • Amazon Corretto 21.0.6.7.1 -> Oracle JDK 21.0.8 に変更しました。
    • PostgreSQL 17.2 -> Microsoft SQL Server 2022 に変更しました。
    • postgresql-42.7.5.jar JDBC 4.2 -> mssql-jdbc-12.10.1.jre11.jar JDBC 4.3 に変更しました。

  • WebSphere Application Server

    • Oracle Database 23ai Free 23.7.0 -> PostgreSQL 17.6 に変更しました。
    • ojdbc8.jar 23.7.0.25.01 JDBC4.2 -> postgresql-42.7.7.jar JDBC 4.2 に変更しました。

  • Oracle WebLogic Server

    • Red Hat Enterprise Linux 9.5 -> Red Hat Enterprise Linux 9.6 に変更しました。
    • Oracle JDK 8u441 -> Oracle JDK 8u461 に変更しました。
    • PostgreSQL 17.2 -> Oracle Database 23ai Free 23.9 に変更しました。
    • postgresql-42.7.5.jar JDBC 4.2 -> ojdbc8.jar 23.9.0.25.07 JDBC4.2 に変更しました。

  • Payara

    • Red Hat Enterprise Linux 9.5 -> Red Hat Enterprise Linux 10.0 に変更しました。
    • OpenJDK 21.0.6 -> OpenJDK 17.0.16 に変更しました。
    • mssql-jdbc-12.8.1.jre11.jar JDBC 4.3 -> mssql-jdbc-13.2.0.jre11.jar JDBC 4.3 に変更しました。

• サーバ環境（分散構成）

  • Amazon Linux 2023.8

    • Amazon Linux 2023.6 -> Amazon Linux 2023.8 に変更しました。
    • PostgreSQL 15.10 -> PostgreSQL 17.5 に変更しました。

• クライアント環境

  • PC
    • Windows 10 Microsoft Edge 133 -> 139 に変更しました。

      Windows 10 Google Chrome 133 -> 139 に変更しました。

      Windows 11 Microsoft Edge 133 -> 139 に変更しました。

      Windows 11 Google Chrome 133 -> 139 に変更しました。

      macOS Sequoia Google Chrome 133 -> 139 に変更しました。

      macOS Tahoe Google Chrome 139 を追加しました。
  • スマートフォン
    • iOS 18 を追加しました。

      iOS 26 を追加しました

      Android 10 を削除しました。

      Android 11 を削除しました。

      Android 15 -> 16 に変更しました。

3.5. サードパーティライブラリ¶

• 追加・変更

  • intra-mart Accel Platform
    • logback-access-db 1.2.11.1 を追加します。
    • logback-classic-db 1.2.11.1 を追加します。
    • logback-core-db 1.2.11.1 を追加します。
    • Apache Commons IO を 2.18.0 に変更します。
    • Checker Qual を 3.43.0 に変更します。
    • Error Prone Annotations を 2.28.0 に変更します。
    • failureaccess を 1.0.2 に変更します。
    • Guava を 33.3.1-jre に変更します。
    • hibernate-validator を 5.3.6.Final に変更します。
    • J2ObjC Annotations を 3.0.0 に変更します。
    • Jackson-annotations を 2.15.4 に変更します。
    • Jackson Core を 2.15.4 に変更します。
    • jackson-databind を 2.15.4 に変更します。
    • jackson-datatype-joda を 2.15.4 に変更します。
    • jackson-module-jsonSchema を 2.15.4 に変更します。
    • jackson-datatype-jsr310 を 2.15.4 に変更します。
    • Jackson dataformat XML を 2.15.4 に変更します。
    • Jackson module: JAXB annotations を 2.15.4 に変更します。
    • Joda-Time を 2.13.0 に変更します。
    • Logback を 1.3.15 に変更します。
    • MyBatis を 3.5.17 に変更します。
    • SLF4J を 2.0.16 に変更します。
    • Spring Framework を 5.3.39 に変更します。
    • Spring Data Commons を 2.7.18 に変更します。
    • TERASOLUNA Server Framework を 5.7.4 に変更します。

• 除外

  • 除外されたサードパーティライブラリはありません。

3.6. デザイン変更（共通 - 全テーマ共通、コンポーネント、CSSモジュール、テーマの組み合わせ含む）¶

• 変更点はありません。

3.7. 制限事項¶