6.1.3.2.2. 帳票レイアウトファイルに渡すデータの準備¶
帳票レイアウトファイルに埋め込むデータを準備する作業です。
埋め込むデータの指定方法については、「 埋め込むデータの指定方法について 」を参照してください。
本項目では、帳票デザインツール IODBDOC の、データファイルの自動作成機能を使用し、CSVファイル、および、DATファイルを作成します。
作成したデータファイルは、プログラム内部で読み込み、プログラム変数を使用してデータを指定します。
6.1.3.2.2.1. 帳票レイアウトファイルを開く¶
- 帳票デザインツール IOWebDOC をインストールしているPCに、前章で作成した< somu_kotsuhi.ddl >をコピーします。
- コピーした< somu_kotsuhi.ddl >を開きます。
コラム
ファイルを開く詳細な手順については、「 帳票レイアウトファイルを開く 」を参照してください。
6.1.3.2.2.2. CSVファイルを作成する¶
メニューバーから「ファイル」-「プレビュー」を選択します。
「プレビュー」画面で次の値を設定し、「作成」をクリックします。
項目 値 データ - ファイル {データファイルの出力先}/somu_kotsuhi.csv 「テストデータの作成」画面で次の値を設定し、「作成する」をクリックします。
項目 値 データのページ数 1 エンコード形式 UTF-8 (BOM有り) 指定した出力先に< somu_kotsuhi.csv >が出力されます。
< somu_kotsuhi.csv >をテキストエディタで開きます。
< layout/somu_kotsuhi_sample.csv >を参考に、データ項目変数に設定する値を、適切な値に修正し、上書き保存します。
注意
文字コードを UTF-8 にして保存してください。
注意
カンマ区切りでデータを記述してください。
また、データ内にカンマは含めないでください。
注意
帳票レイアウトファイルで定義したカラム数と、CSVファイルのカラム数を同じにしてください。
6.1.3.2.2.3. DATファイルを作成する¶
メニューバーから「ファイル」-「プレビュー」を選択します。
「プレビュー」画面で次の値を設定し、「作成」をクリックします。
項目 値 外部変数 - ファイル {データファイルの出力先}/somu_kotsuhi.dat 指定した出力先に< somu_kotsuhi.dat >が出力されます。
< somu_kotsuhi.dat >をテキストエディタで開きます。
コラム
帳票レイアウトファイル上の外部変数の記載順と、出力したデータファイル内の外部変数の記載順が異なる場合があります。
記載順が異なっていても、変数名が一致していれば問題はありません。
また、本チュートリアルで追加した外部変数は、データファイルの末尾に記載されている可能性があります。
< layout/somu_kotsuhi_sample.dat >を参考に、外部変数に設定する値を、適切な値に修正し、上書き保存します。
注意
文字コードを UTF-8 にして保存してください。
注意
次のようにデータを記述してください。
変数名=値 entry_day=2024/04/01
6.1.3.2.2.4. 作成したデータファイルを設置する¶
< somu_kotsuhi.csv >、および、< somu_kotsuhi.dat >を< %PUBLIC_STORAGE_PATH% /pdfd/tutorial/basic >配下に設置します。