7.2. サンプルプログラムの説明¶
IM-PDFDesignerはさまざまな形式のデータを指定してPDFファイルを作成することができます。
単票形式については、以下3種類の方法でデータを指定しPDFファイルを作成することができます。
- CSVファイルを指定してPDFファイルを作成する。
- DATファイルを指定してPDFファイルを作成する。
- メモリデータを指定してPDFファイルを作成する。
連票形式については、以下3種類の方法でデータを指定しPDFファイルを作成することができます。
- CSVファイルを指定してPDFファイルを作成する。
- レコードデータを指定してPDFファイルを作成する。
- メモリデータを指定してPDFファイルを作成する。
結合については、単票形式、連票形式で作成した中間ファイル (IODファイル) を、 1枚の PDFファイル として結合することができます。
注意
IM-PDFDesigner for Accel Platform のAPIで扱うデータファイルの文字コードは UTF-8(BOMあり) です。
BOM(バイトオーダーマーク)が必要です。
注意
連携エンジン IOWebDOC 3.x が対応しているデータファイルの文字コードは UTF-8(BOMあり) です。
エンコーディングが UTF-8(BOMあり) の場合は、実装水準1に対応しています。また、結合文字は含まれません。
注意
連携エンジン IOWebDOC 1.x は UTF-8 に対応していません。 IOWebDOC 1.x が対応しているデータファイルの文字コードは Shift_JIS です。
注意
intra-mart Accel Platform では UTF-8 以外の文字コードは対応していません。
以下、サンプルプログラムについて説明します。
項目
7.2.1. CSVファイルを用いて単票形式のPDFを作成するサンプル¶
帳票レイアウトファイルとCSVファイルを指定して、PDFファイルを作成します。
CSVファイルと連携する場合、帳票レイアウトとCSVファイルのデータを関連付けるキーマップ(cddファイル)が必要です。
CDDファイルについては、CDDエディタを利用すると簡単に作成することができます。
CDDエディタの使い方に関しては、専用マニュアル tool/document/cddedit.pdfを参照してください。
帳票レイアウト、CSVファイル、CDDファイルからPDFファイルを作成します。

CSVファイルを用いて単票形式のPDFを作成する方法については、次のサンプルプログラムを参照してください。
JavaEE開発モデル | view/pdfd/sample/doccsv_act.jsp |
スクリプト開発モデル | jssp/src/pdfd/sample/doccsv.js |
7.2.2. DATファイルを用いて単票形式のPDFを作成するサンプル¶
帳票レイアウトファイルとDATファイルを指定して、PDFファイルを作成します。
DATファイルとは、帳票レイアウトで指定した属性名と、その属性にセットする値を記述したテキスト形式のファイルです。
以下にDATファイルのサンプルを示します。
※DATファイルサンプル
同名の属性名が複数存在する場合、#(連番)の形式で指定可能です。
Kyakusaki 株式会社 yss
NohinshoNo 100
Hinmei#1 EBW-Z1011
Hinmei#2 EBW-Z1210
Hinmei#3 EBW-Z1411
Hinmei#4 EBW-Z1612
Hinmei#5 EBW-Z1712
Hinmei#6 EBW-Z2014
Suryo#1 5
Suryo#2 5

DATファイルを用いて単票形式のPDFを作成する方法については、次のサンプルプログラムを参照してください。
JavaEE開発モデル | view/pdfd/sample/docdat_act.jsp |
スクリプト開発モデル | jssp/src/pdfd/sample/docdat.js |
7.2.3. メモリデータを用いて単票形式のPDFを作成するサンプル¶
帳票レイアウトファイルを作成し、プログラム内部でデータを設定してPDFファイルを作成します。

メモリデータを用いて単票形式のPDFを作成する方法については、次のサンプルプログラムを参照してください。
JavaEE開発モデル | view/pdfd/sample/docobj_act.jsp |
スクリプト開発モデル | jssp/src/pdfd/sample/docobj.js |
7.2.4. メモリデータを用いて連票形式のPDFを作成するサンプル¶
帳票レイアウトファイルを作成し、プログラム内部でデータを設定してPDFファイルを作成します。

メモリデータを用いて連票形式のPDFを作成する方法については、次のサンプルプログラムを参照してください。
JavaEE開発モデル | view/pdfd/sample/dbdocobj_act.jsp |
スクリプト開発モデル | jssp/src/pdfd/sample/dbdocobj.js |
7.2.5. 異なるレイアウトを結合してPDFを作成するサンプル¶
データを埋め込んだ中間ファイル(IOD)を作成後、中間ファイル(IOD)同士を結合し、PDFファイルを作成します。
結合する中間ファイル(IOD)は、順番やファイル数を自由に指定することが可能です。
たとえば
- 表紙(1ページ目)を単票形式( IODOC 用)
- 2ページ目以降を連票形式( IODBDOC 用)
としてそれぞれ中間ファイル(IOD)を作成し結合することで、そのページ順のPDFファイルを作成することができます。

異なるレイアウトを結合してPDFファイルを作成する方法については、次のサンプルプログラムを参照してください。
JavaEE開発モデル | view/pdfd/sample/integration_act.jsp |
スクリプト開発モデル | jssp/src/pdfd/sample/integration.js |
コラム
上記は中間ファイル(IOD)を結合し、PDFファイルを作成する方法です。
PDFファイルを結合したい場合は、 IM-PDFCoordinator for Accel Platform (ページ機能)を利用してください。