IM-PDFDesigner for Accel Platform プログラミングガイド 第20版 2023-04-01

13.6. PDFファイルへの印影付与について

IM-PDFDesigner for Accel Platform では、次の印影を付与することが可能です。

  • 固定画像の印影:社外向けの認印として社外文書に押印する会社印や社印等
  • 動的な印影:社内向けの承認印として社内文書に押印する部署/日付/氏名が入った三段印等

注意

動的な印影は、設定した項目の値のみが出力され、印影の枠線がない状態での印影付与となります。

印影を付与するタイミングは、PDFファイル生成時のみです。

注意

外部から受け取ったPDFファイルに、後から印影を付与することはできません。

後から印影を付与する場合は、 IM-PDFCoordinator for Accel Platform を利用してください。

13.6.1. 固定画像の印影

単票ツール( IODOC )、および、連票ツール( IODBDOC )で画像を表示する領域を定義します。

定義した画像領域に、印影の画像データを渡すことで、印影を付与することが可能です。

注意

表示される画像は透過しないため、文字の前面に画像領域を定義すると、画像が重なり文字が隠れてしまいます。

そのため、文字の背面に画像が表示されるよう定義する画像領域の順番を調整してください。

注意

画像データを渡さなければ、定義した画像領域がそのまま出力され、印影は表示されません。

印影の表示・非表示を切り替える場合は、画像データの引き渡しを上位プログラムで制御してください。

13.6.2. 動的な印影

単票ツール( IODOC )、および、連票ツール( IODBDOC )で付与する印影の日付、氏名等の項目を設定します。

設定した項目の値のみが出力され、枠線がない状態の印影を付与することが可能です。

注意

枠線がある状態で表示する場合は、 IM-PDFCoordinator for Accel Platform を利用してください。