13.3. アーカイブモジュール利用時の注意¶
2.0.13以降のバージョンでアーカイブモジュールを使用する際の注意点を説明します。
13.3.1. アーカイブモジュール(SAStruts+S2JDBCの開発モデル)のガジェットの利用¶
アーカイブモジュール(SAStruts+S2JDBCの開発モデル)のガジェットを使用する場合、以下手順を実施してください。アーカイブモジュール(SAStruts+S2JDBCの開発モデル)のガジェットと、2.0.13以降のバージョン(SpringMVC+Mirage-SQLの開発モデル)のガジェットを1個のコンテンツバージョン内で併用することはできませんのでご注意ください。
13.3.1.1. ProductWorkflowSettings.xmlの設定¶
アーカイブモジュール(SAStruts+S2JDBCの開発モデル)のガジェットを使用する場合、ProductWorkflowSettings.xmlの設定を変更してください。「初期データインポート時にGadgetBuilder版ガジェットのインポートを実施する対象バージョン設定」の設定を空文字にしてください。「初期データインポート時にGadgetBuilder版コンテンツへの入替え設定」の設定を「false」にしてください。設定変更することで、SpringMVC+Mirage-SQLの開発モデルのガジェットがインポートされません。詳細は「モジュール設定」を参照ください。
13.3.1.2. アーカイブモジュールのガジェットの利用(GadgetBuilder)¶
アーカイブモジュール(SAStruts+S2JDBCの開発モデル)のガジェット定義は「%システムストレージ%/kaiden_archive/generic/gadget」に格納されます。利用するガジェットを必要に応じて「%パブリックストレージ%/kaiden/generic/gadget」に格納し、ガジェットをインポートしてください。詳細は、『intra-mart Accel Kaiden! GadgetBuilder 設定ガイド』-「基本」-「設定の流れ」-「動作確認」-「GadgetBuilder定義インポート」を参照してください。
13.3.1.3. アーカイブモジュールのマスタの利用(MasterBuilder)¶
アーカイブモジュール(SAStruts+S2JDBCの開発モデル)のマスタ定義は「%システムストレージ%/kaiden_archive/generic/master」に格納されます。利用するマスタを必要に応じて「%パブリックストレージ%/kaiden/generic/master」に格納してください。アーカイブモジュール(SAStruts+S2JDBCの開発モデル)のGadgetBuilderのガジェットで使用するマスタ検索部品は、アーカイブモジュール(SAStruts+S2JDBCの開発モデル)のMasterBuilderを使用する必要があります。アーカイブモジュールのマスタメンテナンス画面を使用したい場合、「メニューの再設定」を実施してください。アーカイブモジュールのマスタのインポート/エクスポートを使用したい場合、「ジョブの再設定」を実施してください。
13.3.1.4. 申請書マスタ(アーカイブモジュール)の利用¶
アーカイブモジュール(SAStruts+S2JDBCの開発モデル)のガジェットを使用する場合、申請書マスタメンテナンス機能もアーカイブモジュールの機能を使用する必要があります。アーカイブモジュールの初期データインポート時に追加されるメニューの、「申請書(アーカイブ)」から申請書マスタメンテナンス機能をご利用ください。
13.3.2. ジョブの再設定¶
初期データでインポートされるジョブの実行プログラムを2.0.13セットアップ時に更新しています。初期データでインポートされるジョブで、アーカイブモジュール(SAStruts+S2JDBCの開発モデル)のジョブを使用する場合、実行プログラムを変更してください。アップデート前に更新前の実行プログラムを確認し、セットアップ後更新前の実行プログラムに変更します。または、「jp.co.slcs.kaiden.v2」の部分を「jp.co.slcs.kaiden2」に変更してください。
13.3.3. メニューの再設定¶
初期データでインポートされるメニューのURLを2.0.13セットアップ時に更新しています。初期データでインポートされるメニューで、アーカイブモジュール(SAStruts+S2JDBCの開発モデル)のメニューを使用する場合、URLを変更してください。アップデート前に更新前のURLを確認し、セットアップ後更新前のURLに変更します。または、「kaiden/v2/」の部分を「kaiden/」に変更してください。
13.3.4. ポートレットの再設定¶
初期データでインポートされるポートレットのページパスを2.0.13セットアップ時に更新しています。初期データでインポートされるポートレットで、アーカイブモジュール(SAStruts+S2JDBCの開発モデル)のポートレットを使用する場合、ページパスを変更してください。アップデート前に更新前のページパスを確認し、セットアップ後更新前のページパスに変更します。または、「kaiden/v2/」の部分を「kaiden/」に変更してください。
13.3.5. アーカイブモジュールのレポートの利用(ReportBuilder)¶
アーカイブモジュール(SAStruts+S2JDBCの開発モデル)のレポート定義は「%システムストレージ%/kaiden_archive/generic/report」に格納されます。利用するレポートを必要に応じて「%パブリックストレージ%/kaiden/generic/report」に格納してください。アーカイブモジュール(SAStruts+S2JDBCの開発モデル)のレポートで使用するマスタ検索部品は、アーカイブモジュール(SAStruts+S2JDBCの開発モデル)のMasterBuilderを使用する必要があります。アーカイブモジュール(SAStruts+S2JDBCの開発モデル)のマスタの利用手順は「アーカイブモジュールのマスタの利用(MasterBuilder)」を参照してください。アーカイブモジュールのレポートを使用する場合、「メニューの再設定」を実施してください。