3. intra-mart Accel Platform 2023 Spring からの変更点¶

3.1. 追加機能概要¶

intra-mart Accel Platform 2023 Autumn(Hollyhock) で追加、改善された主な機能です。

• 全般

  • Apache POI 5.2.3 の読み込みファイルサイズ上限等をシステムプロパティから設定できるようにします。

• IM-共通マスタ

  • IM共通マスタREST APIをBasic認証とOAuth認証で呼び出せるようにします。

• ViewCreator

  • 検索設定に「入力制限」を追加します。
  • ViewCreator のパス・トラバーサル脆弱性を改善します。
  • ViewCreatorの帳票出力についてブラウザのPDF出力に対応します。

• IM-Workflow

  • 「IM-Noticeのモバイル通知」の名称を変更します。
  • 処理モーダル（標準処理画面）上で入力したデータを、アクション処理の引数で取得できるようにします。
  • ワークフロー処理モーダルで、動的承認ノードの有効変更可否 / 縦配置横配置ノードの割当可能ノード数の最小値・最大値を制御できるようにします。
  • メッセージ定義の差出人/宛先/返信先に案件プロパティの置換文字列を利用できるようにします。
  • ルート定義の保存先をデータベースに変更できるようにします。

• OAuth認証モジュール

  • API キーによる Web API の認証機構を提供します。
  • モバイル向け OAuth 認可画面の UI を改善します。
  • OAuth アプリケーション作成画面におけるスコープの選択ダイアログに絞り込み機能を追加します。

• 特定用途ログ機能

  • セキュリティログで利用可能な MDC キー「security.id.authtype」に認証種別を出力できるようにします。

• IM-LogicDesigner

  • フロー定義の差分が確認できるようにします。
  • フロー定義でエラー処理フローを定義できるようにします。
  • 各フローに閉じたユーザ定義を記述できるようにします。
  • SSH / SCP / SFTP タスクで公開鍵認証方式で扱える秘密鍵の形式を追加します。
  • 処理結果情報にエラーに関する詳細情報を追加します。

• IM-Repository

  • エンティティの差分表示機能を提供します。
  • データ定義設定で任意のカラムをマスタテーブルと連携する機能を提供します。
  • データリポジトリ機能を利用してテーブルの作成や更新を行う際のデータ型を変更可能にします。

• IM-FileExchange

  • IM-FileExchangeで、ファイルアップロード後に表示されるダウンロードURLのコピーボタンを追加します。

intra-mart Accel Platform 2023 Autumn(Hollyhock) で表示や操作に変更のある要件は以下のとおりです。

• ViewCreator

  • 検索設定に「入力制限」を追加します。

• OAuth認証モジュール

  • モバイル向け OAuth 認可画面の UI を改善します。
  • OAuth アプリケーション作成画面におけるスコープの選択ダイアログに絞り込み機能を追加します。

• IM-LogicDesigner

  • フロー定義の差分が確認できるようにします。
  • フロー定義でエラー処理フローを定義できるようにします。
  • フロー定義編集画面 フローエレメントの配置領域を広げます。
  • 処理結果情報にエラーに関する詳細情報を追加します。

• IM-Repository

  • エンティティの差分表示機能を提供します。
  • データ定義設定で任意のカラムをマスタテーブルと連携する機能を提供します。
  • Accel Studioの影響範囲情報から「公開設定」の項目を削除します。

3.2. システム要件¶

• サーバ要件
  • Windows Server 2012 を削除しました。
  • Windows Server 2012 R2 を削除しました。
  • Internet Information Services 8 を削除しました。
  • Internet Information Services 8.5 を削除しました。
  • Amazon Linux 2023.1 を追加しました。
• クライアント要件
  • Windows 11 Google Chrome 110 -> 116 に変更しました。
  • Windows 11 Microsoft Edge 110 -> 116 に変更しました。
  • Windows 10 Google Chrome 110 -> 116 に変更しました。
  • Windows 10 Microsoft Edge 110 -> 116 に変更しました。
  • macOS Big Sur Google Chrome 110 -> 116 に変更しました。
  • macOS Monterey Google Chrome 110 -> 116 に変更しました。
  • macOS Ventura Google Chrome 110 -> Google Chrome 116 に変更しました。

3.3. 検証済み環境¶

• サーバ環境（スタンドアローン構成）

  • Windows Server

    • Oracle JDK 11.0.8 -> Oracle JDK 17.0.8 に変更しました。
    • Resin 4.0.66 -> Payara 5.2022.5 に変更しました。
    • mssql-jdbc-12.2.0.jre11.jar JDBC4.3 -> Microsoft JDBC Driver 12.4 for SQL Server 12.2.0 に変更しました。

  • Amazon Linux 2023.1

    • Red Hat Enterprise Linux 9.1 -> Amazon Linux 2023.1 に変更しました。
    • OpenJDK 11.0.8 -> Amazon Corretto 17.0.8 に変更しました。
    • Payara 2.2020.2 -> Resin 4.0.66 に変更しました。
    • Microsoft SQL Server 2022 -> Oracle Database 19c に変更しました。

  • Red Hat Enterprise Linux 9.2

    • Red Hat Enterprise Linux 8.7 -> Red Hat Enterprise Linux 9.2 に変更しました。
    • Oracle JDK 8u351 -> Oracle JDK 8u381 に変更しました。
    • PostgreSQL 15.2 -> PostgreSQL 15.4 に変更しました。

  • Red Hat Enterprise Linux 8.8

    • Red Hat Enterprise Linux 8.7 -> Red Hat Enterprise Linux 8.8 に変更しました。
    • ojdbc8.jar JDBC4.2 -> ojdbc10.jar JDBC4.3 に変更しました。

• サーバ環境（分散構成）

  • Amazon Linux 2

    • PostgreSQL 13 -> PostgreSQL 15 に変更しました。
    • postgresql-42.5.1.jar JDBC4.2 -> PostgreSQL JDBC Driver 42.6.0 に変更しました。

• クライアント環境
  • Windows 11 Google Chrome 110 -> 116 に変更しました。
  • Windows 11 Microsoft Edge 110 -> 116 に変更しました。
  • Windows 10 Google Chrome 110 -> 116 に変更しました。
  • Windows 10 Microsoft Edge 110 -> 116 に変更しました。
  • macOS Ventura Google Chrome 110 -> Google Chrome 116 に変更しました。

3.4. サードパーティライブラリ¶

• 追加・変更

  • intra-mart Accel Platform
    • jointjs を追加しました。
    • jsdifflib を追加しました。

• 除外

  • 除外されたサードパーティライブラリはありません。

3.5. デザイン変更（共通 - 全テーマ共通、コンポーネント、CSSモジュール、テーマの組み合わせ含む）¶

• 変更点はありません。

3.6. 制限事項¶