intra-mart Accel Kaiden! 2023 Autumn リリースノート 第2版 2023-12-22

3. intra-mart Accel Kaiden!2023 Springからの変更点

3.1. 概要

intra-mart Accel Kaiden! 2023 Autumn (2.0.15) で変更(追加、改善、修正)した機能です。

3.1.1. intra-mart Accel Kaiden! 基盤モジュール

【追加】
  • 通勤費Webから取得した経路情報を通勤経路マスタに登録し、経路検索時に定期区間控除する機能を追加しました。
    上記に伴い追加した機能は次の通りです。
    • 通勤費Web設定マスタ(メンテナンス機能、インポート機能、エクスポート機能)
    • 通勤費Web経費精算用定期経路連携ファイル出力予約ジョブ
    • 通勤費Web経費精算用定期経路連携ファイルダウンロードジョブ
    • 通勤費Web経費精算用定期経路連携ファイルインポートジョブ
  • BIのためのデータ出力機能を追加しました。
    追加した機能は次の通りです。
    • BI向けジョブ実行/ジョブ履歴
    • データ分析レポートダウンロード/アップロード
    • データ分析レポートダウンロード/アップロード(管理者)
【改善】
  • 通勤経路マスタ
    メンテナンス画面のレイアウトを変更しました。
  • 駅すぱあと検索条件設定マスタ
    「路線名あいまい指定」、「経由駅指定の継承」、「オフピーク定期として控除」を追加しました。
  • マスタ検索画面でページングする機能を追加しました。

3.1.2. intra-mart Accel Kaiden! ワークフローモジュール

【追加】
  • ガジェット
    次のガジェットを追加しました。
    • ファイル明細(汎用)
  • BI機能向けのレポートを追加しました。
【改善】
  • フィルタリング設定に日当の設定を追加しました。
    上記に伴い、日当明細ガジェットで日当のフィルタリングができるようになりました。
  • ファイル削除でファイル明細(汎用)に添付したファイルを削除できるようになりました。

3.1.3. intra-mart Accel Kaiden! DataDelivery連携モジュール

【追加】
  • BI機能向けのレポートを追加しました。

3.1.4. intra-mart Accel Kaiden! 勤務管理モジュール

【追加】
  • 承認者設定にエクスポート機能を追加しました。
  • 客観時間と勤務時間の乖離チェックを追加しました。
  • 日次承認者を複数名登録できる機能を追加しました。
    上記に伴い、複数承認ノード設定マスタ、複数承認者設定マスタ、日次複数承認対象従業員一覧レポートを追加しました。
  • 勤務時間初期設定機能を追加し、勤務入力時の勤務時間の初期設定を従業員ごとに設定できるようにしました。
【改善】
  • 承認者設定のインポートで利用可能なインポートモードを追加しました。
  • 客観時間データインポートジョブに設定可能なジョブパラメータを追加しました。
  • 勤務入力(ポータル)を構成する「日次入力ガジェット」の内容を分割し、日次集計値ガジェット、締め期間集計値ガジェットを追加しました。
  • 勤務管理ポータルガジェット設定のメンテナンス画面のレイアウトを変更しました。
  • 勤務入力の予定申請ボタン、保存ボタンを表示するかどうかを勤務体系マスタの設定で変更できるようにしました。
  • 勤務体系マスタで設定できる客観時間種別を基本設定から詳細設定に変更しました。
    上記に伴い、勤務体系オープン前であれば客観時間種別を変更できるようになりました。
  • 勤務体系別に利用する休憩・控除・時間年休を設定できるようにしました。
  • 勤務入力画面に、客観時間の乖離理由を入力する欄を追加し、表示有無を勤務体系マスタの設定で変更できるようにしました。
  • 客観時間と勤務時間の乖離チェックを追加しました。
  • 通勤費Web連携ファイル作成機能が、通勤費WebのCSVレイアウト変更に対応しました。

3.1.5. intra-mart Accel Kaiden! Bill One連携モジュール

【改善】
  • 請求書情報取得ジョブがBill Oneのインボイス制度対応に伴い登録番号のデータを取得できるように対応しました。

3.2. システム要件

  • intra-mart Accel Platform を「 2022 Winter - 2023 Spring」から「2023 Spring - 2023 Autumn」に変更しました。
  • オペレーティングシステムから「Windows Server 2012(64bit)」、「Windows Server 2012 R2(64bit)」を削除しました。
  • 対応JavaVMに「Amazon Corretto 17」を追加しました。
  • 対応ブラウザを「Google Chrome 110以上」から「Google Chrome 116以上」に変更しました。
  • 対応ブラウザを「Microsoft Edge 110以上」から「Microsoft Edge 116以上」に変更しました。
  • Android端末の対応OSを「Android 9.0以上」から「Android 10.0以上」に変更しました。

3.3. 検証済み環境

  • 検証済環境のDatabaseから「Microsoft SQL Server 2019」を削除しました。
  • 検証済環境のOSから「Red Hat Enterprise Linux 8」を削除しました。
  • 検証済環境のJava VMに「Amazon Corretto 17」を追加しました。
  • ブラウザを「Google Chrome 110」から「Google Chrome 116」に変更しました。
  • ブラウザを「Microsoft Edge 110」から「Microsoft Edge 116」に変更しました。