IM-BloomMaker for Accel Platform 2022 Spring リリースノート 初版 2022-06-01

9.2. デザイナ および 実行画面

9.2.1. 変数エディタでマップを扱う場合、マップ内の各要素は同じ型を選択してください。

変数でマップを使用する場合、値の型は全て同一にしてください。

9.2.2. Internet Explorer 11上ではデザイナのダイアログをリサイズできません。

Internet Explorer 11がCSS の resize プロパティに対応していないことによる制限です。
全てのエディタ(CSSエディタ、 JSONエディタ、アクションエディタ、変数エディタ)が対象です。

9.2.3. デザイナ画面での見た目と、プレビュー画面およびアプリケーション実行時の画面の見た目は異なります。

デザイナ画面で利用できるプロパティの一部に、プレビュー画面およびアプリケーション実行時のみ適用されるものがあるためです。

9.2.4. 動画埋め込みエレメントで autoplay を true に設定しても、自動再生されないブラウザがあります。

ブラウザによりメディアの自動再生を許可する条件が異なるためです。

9.2.5. マップ型の変数を別の変数にアクションを用いて代入した場合、アクションアイテムによって表示が異なります。

  • 「変数〇に〇を代入する」アクションアイテムを使用して変数の代入を行った場合、<マップ>と表示されます。
  • 「カスタムスクリプトを実行する」アクションアイテムを使用して変数の代入を行った場合、{ }と表示されます。

9.2.6. 各エレメントの共通プロパティにある「テキストスタイル」カテゴリ内の「横揃え」プロパティにて、「match-parent」を設定してもスタイルに設定されないことがあります。

「match-parent」プロパティに関するブラウザの仕様は草案段階であり、ブラウザによって実装状況・挙動が異なります。
各ブラウザの対応状況は「MDN web docs」を参照ください。

9.2.7. CSSエディタの編集内容によりデザイナの見た目が壊れる可能性があります。

例として以下のようなCSSを設定した場合、デザイナの見た目が壊れることを確認しています。
html {
   font-size: 100px;
}
a: a:visited, a:link { color: #000 }

9.2.8. 整数を入力するプロパティに小数を入力した場合、四捨五入、または切り捨てされた値が利用される場合があります。

小数を入力した結果バリデーションエラーが発生しても、画面上では四捨五入、または切り捨てで丸め処理された値が適用されます。

9.2.9. マップ型とマップ型以外の型の相互変換はできません。

アクションを使用してマップ型の変数に代入した値をマップ型以外の変数に再代入することはできません。

9.2.10. 互換テーマを利用した場合、ブラウザによってレイアウトが崩れて表示される場合があります。

互換テーマを利用した場合、画面幅が変わる事によりレイアウトが崩れて表示される場合があります。

9.2.11. カスタムスクリプトで利用できるグローバルオブジェクトは一部を除いて機能を制限しています。

カスタムスクリプトで利用できるグローバルオブジェクトは一部を除いて機能を制限しています。
そのため、カスタムスクリプト内でDOMを操作することはできません。

9.2.12. リッチテキストボックスが読み取り専用の場合、Google Chrome でリッチテキストの値をコピーするとブラウザのコンソールにエラーが出力されます。

使用しているライブラリ (Squire) の不具合により、ブラウザのコンソールにエラーが出力されます。
なお、動作に影響はありません。

9.2.13. IM-Repository定義から変数・定数・入力を作成する際に、対応していない制約があります。

IM-Repository の下記制約が対象です。
  • 数値(最小整数桁、最大整数桁、最小小数桁、最大小数桁)
  • 日付時刻
  • 独自に追加した制約

9.2.17. コンテンツ種別「Bulma」のアプリケーション画面では、画面幅を超えた要素があっても横スクロールが発生しません。

コンテンツ種別「Bulma」のアプリケーション画面では、画面幅を超えた要素があっても横スクロールが発生しません。

9.2.19. カスタムスクリプト内で $im.event.mouse を利用して取得できる値について、制限があります。

Mac を利用している場合は、以下の値は常に false です。
これは、 Mac OS がどのマウスボタンが押されているかを判別する機能を有していないためです。
  • $im.mouse.leftButton
  • $im.mouse.rightButton
  • $im.mouse.wheelButton
  • $im.mouse.extraButton1
  • $im.mouse.extraButton2
  • $im.mouse.isExtraButton()
また、 iPhone, Android, iPad を利用している場合、上記の API はサポート対象外です。

9.2.20. Internet Explorer を利用した場合、デザイナでエレメントが選択されていることを示す枠が外側にずれます。

Internet Explorer を利用した場合、デザイナでエレメントが選択されていることを示す枠が外側にずれます。
この結果、選択状態を示す枠が隣り合うエレメントの後ろやコンテナの外に隠れてしまうという事象が発生します。
当該制限事項は 2020 Winter アップデートにて実施した以下の要件対応に伴うものです。
Internet Explorer 以外のサポート対象ブラウザでは発生しません。
入力規則エラーの赤枠およびデザイナでの選択状態を示す枠を表示する機構を改善します。

9.2.23. エレメント「外部リソース埋め込みコンテナ」で PDF ファイルを指定する場合、Android の Google Chrome では PDF は表示されません。

エレメント「外部リソース埋め込みコンテナ」で PDF ファイルを指定する場合、Android の Google Chrome では PDF は表示されません。
Android の Chrome には PDF を表示するビューアが搭載されていないためです。

9.2.25. Internet Explorer 11 かつ コンテンツ種別「Bulma」 でアクション「ページを〇で開く」を使用してダイアログを表示した場合、横幅が適切に広がりません。

Internet Explorer 11 かつ コンテンツ種別「Bulma」 でアクション「ページを〇で開く」を使用してダイアログを表示した場合、横幅が適切に広がりません。
レスポンシブに表示されるエレメント(例:カラム、水平フィールド)を使用したレイアウトが崩れる場合があります。

9.2.26. Internet Explorer 11 を利用した場合、フォーム部品のエレメントに readonly を設定してもクリックしたときにキャレットが表示されます。

Internet Explorer 11 を利用した場合、フォーム部品のエレメントに readonly を設定してもクリックしたときにキャレットが表示されます。
(例:テキスト入力、テキストエリア)

9.2.27. Internet Explorer 11 を利用しており、エレメント「外部リソース埋め込みコンテナ」で PDF ファイルを指定する場合、Adobe Reader をインストールする必要があります。

Internet Explorer 11 を利用しており、エレメント「外部リソース埋め込みコンテナ」で PDF ファイルを指定する場合、Adobe Reader をインストールする必要があります。

9.2.28. 利用する端末、ブラウザによって inputmode で指定したソフトウェアキーボードの見た目が異なります。

利用する端末、ブラウザによって inputmode で指定したソフトウェアキーボードの見た目が異なります。

9.2.29. バーコードリーダー、QR コードリーダーエレメントを利用する場合、https でのアクセスが必要です。

バーコードリーダー、QR コードリーダーエレメントを利用する場合、https でのアクセスが必要です。
カメラを有効にした際に、権限を求められることがあります。許可することで利用可能です。

9.2.38. iOS・iPadOS の Safari で日付入力を表示したとき、min, max の指定が動作しません。

iOS・iPadOS の Safari で日付入力を表示したとき、min, max の指定が動作しません。

9.2.39. iOS・iPadOS の Safari で、音声または動画を再生・一時停止するアクションアイテムを1つのアクションに対して複数設定した場合、一部しか動かない場合があります。

iOS・iPadOS の Safari を利用しているとき、以下のアクションアイテムを1つのアクションに対して複数設定した場合、1つのコンテンツ(音声・動画)しか再生されない場合があります。
  • 音声または動画を再生する
  • 音声または動画を再生・一時停止する