5. システム要件¶
当バージョンにおけるシステム要件は次の通りです。
5.1. サーバ要件¶
5.1.1. intra-mart Accel Platform ( スタンドアローン構成 )¶
- intra-mart Accel Platform 2021 Spring (Standard Edition、Advanced Edition、Enterprise Edition)
- 利用する intra-mart Accel Platform の サーバ要件 に準じます。
注意
intra-mart Accel Platform ( スタンドアローン構成 )は、連携エンジン IOWebDOC 3.x 、または、 IOWebDOC 1.x が必要です。
そのため、連携エンジンを動作させるための要件が、サーバ要件に追加となります。
追加となる要件については「 追加で必要なメモリ容量・ディスク容量について 」を参照してください。
5.1.2. PDF帳票サーバ ( 分散構成 )¶
種別 | 製品名 |
---|---|
オペレーティングシステム | Windows Server 2012 日本語版(64bit)
Windows Server 2012 R2 日本語版(64bit)
Windows Server 2016 日本語版(64bit)
Windows Server 2019 日本語版(64bit)
Red Hat Enterprise Linux 7.x(64bit)
Red Hat Enterprise Linux 8.x(64bit)
Amazon Linux 2
|
ハードウェア | 各OSの安定稼動が可能となるPC |
クラウドサービス | Amazon Elastic Compute Cloud(Amazon EC2)
Microsoft Azure Virtual Machines
|
必要メモリ容量(JVM) | 推奨する最小構成 2GB 以上 |
JDK | Oracle JDK 8
Oracle JDK 11
OpenJDK 11
Amazon Corretto 11
|
Web Application Server | Apache Tomcat 8.5.x
Apache Tomcat 9.0.x
|
注意
PDF帳票サーバ で使用するJDKのバージョンは、 intra-mart Accel Platform で使用するJDKのバージョンと揃えてください。
注意
PDF帳票サーバ ( 分散構成 )は、連携エンジン IOWebDOC 3.x が必要です。
そのため、連携エンジンを動作させるための要件が、サーバ要件に追加となります。
追加となる要件については「 追加で必要なメモリ容量・ディスク容量について 」を参照してください。
5.1.3. 追加で必要なメモリ容量・ディスク容量について¶
連携エンジン IOWebDOC を動作させるために、対象サーバにメモリ容量、および、ディスク容量が追加で必要です。
必要な容量については、次の通りです。
種別 | 製品名 |
---|---|
必要メモリ容量(連携エンジン) | 4GB以上 |
必要ディスク容量(連携エンジン) | 次の合計値
|
注意
一時ファイルを作成するために必要な空きディスク容量は、ファイルの大きさや利用頻度によって異なります。
IM-PDFDesigner for Accel Platform は、次の一時ディレクトリを使用します。
- オペレーティングシステムの一時ディレクトリ
- Javaの一時ディレクトリ(java.io.tmpdir)
- intra-mart Accel Platform の一時ディレクトリ
一時ディレクトリの空き容量が不足している場合、PDF帳票の出力に失敗する可能性があります。
5.3. 帳票デザインツール要件¶
種別 | 製品名 |
---|---|
オペレーティングシステム | Windows 8.1 Update 日本語版(32bit、64bit)
Windows 10 日本語版(32bit、64bit)
|
帳票デザインツール | IOWebDOC 1.x
IOWebDOC 3.x
|
注意
帳票デザインツールの詳細なバージョンについては「 IM-PDFDesigner for Accel Platform セットアップガイド 」-「 帳票デザインツール・連携エンジンバージョン 」を参照してください。
5.4. ライセンス要件¶
1ライセンス分の IM-PDFDesigner for Accel Platform には、次のライセンスがそれぞれ1つずつ含まれます。
ライセンス名 | 概要 |
---|---|
帳票デザインツールライセンス | 帳票デザインツールを導入するために必要なライセンスです。 |
連携エンジンライセンス | 連携エンジンを導入するために必要なライセンスです。 |
システム構成によって必要なライセンス数が異なります。
IM-PDFDesigner for Accel Platform と IM-PDFDesigner FullPack for Accel Platform とでライセンス体系が異なります。
5.4.1. IM-PDFDesigner for Accel Platform¶
IM-PDFDesigner for Accel Platform はWARファイル単位のライセンスです。ただし、 IM-PDFDesigner for Accel Platform を導入するサーバごとに、最低でも1つのライセンスが必要です。そのため、「WARファイル数」と「サーバ数」の最大値が必要なライセンス数になります。
コラム
構成ごとに必要となるライセンスの例は、次の通りです。
- 1サーバで3WARファイルの場合は、3ライセンス必要です。
- 2サーバで2WARファイルの場合は、2ライセンス必要です。
- 3サーバで1WARファイルの場合は、3ライセンス必要です。
IM-PDFDesigner for Accel Platform は スタンドアローン構成 のみ対応します。 分散構成 は対応していません。
CPU数、および、コア数には依存しません。
5.4.2. IM-PDFDesigner FullPack for Accel Platform¶
- IM-PDFDesigner FullPack for Accel Platform は、インストール単位( 連携エンジン IOWebDOC をインストールする数)のライセンスです。
- スタンドアローン構成 では、インストールする 連携エンジン IOWebDOC は1つであるため、必要なライセンスは1つとなります。
- REST機能を使用して 分散構成 とする場合、PDF帳票サーバごとに 連携エンジン IOWebDOC をインストールする必要があるため、PDF帳票サーバ分のライセンスが必要です。
- WARファイル数、CPU数、および、コア数には依存しません。
5.5. 言語(帳票)¶
帳票に対応している言語は次の通りです。
- 日本語
- 英語
- 中国語(簡体字)
注意
連携エンジン IOWebDOC 1.x は中国語(簡体字)に対応していません。中国語(簡体字)を使用する場合は IOWebDOC 3.x を導入してください。
5.6. フォント(帳票)¶
帳票に対応しているフォントは次の通りです。
日本語の場合
- MS 明朝
- MS ゴシック
- IPA明朝
- IPAゴシック
英語の場合
- Courier New
中国語(簡体字)の場合
- SimHei
注意
Linux では次のフォントは利用できません。
- MS 明朝
- MS ゴシック
注意
連携エンジン IOWebDOC 1.x は中国語(簡体字)のフォントに対応していません。中国語(簡体字)のフォントを使用する場合は IOWebDOC 3.x を導入してください。
5.7. データファイルの文字コード¶
IM-PDFDesigner for Accel Platform のAPIで扱うデータファイルの文字コードは UTF-8(BOMあり) です。
コラム
データファイルの形式は次の通りです。
- CSV形式
- DAT形式
DAT形式は IM-PDFDesigner for Accel Platform 独自のデータファイル形式です。
注意
BOM(バイトオーダーマーク)が必要です。
注意
連携エンジン IOWebDOC 3.x が対応しているデータファイルの文字コードは UTF-8(BOMあり) です。
エンコーディングが UTF-8(BOMあり) の場合は、実装水準1に対応しています。また、結合文字は含まれません。
注意
連携エンジン IOWebDOC 1.x は UTF-8 に対応していません。 IOWebDOC 1.x が対応しているデータファイルの文字コードは Shift_JIS です。
注意
intra-mart Accel Platform では UTF-8 以外の文字コードは対応していません。