5. システム要件¶
当バージョンにおけるシステム要件は次の通りです。
5.1. intra-mart Accel Platform のサーバ要件¶
- intra-mart Accel Platform 2021 Spring (Standard Edition、Advanced Edition、Enterprise Edition)
 - 利用する intra-mart Accel Platform の サーバ要件 に準じます。( Red Hat Enterprise Linux 、および、 Amazon Linux を除く)
 
注意
IM-PDFCoordinator for Accel Platform は、 Red Hat Enterprise Linux 、および、 Amazon Linux での構築をサポートしません。
注意
IM-PDFCoordinator for Accel Platform は、 スタンドアローン構成 のみ対応しています。
注意
次のバージョンは必ず正しい組み合わせで運用してください。
異なる組み合わせはサポート対象外です。
- intra-mart Accel Platform のバージョン
 - IM-PDFCoordinator for Accel Platform のバージョン
 - 連携エンジン PDFメイクアップ のバージョン
 
連携エンジンの詳細なバージョンについては、「 IM-PDFCoordinator for Accel Platform セットアップガイド 」-「 連携エンジンバージョン 」を参照してください。
5.2. クライアント要件¶
利用する intra-mart Accel Platform の クライアント要件 に準じます。
注意
IM-PDFCoordinator for Accel Platform を使用して オープンパスワード 、および、 セキュリティパスワード を付与した場合、次のPDF閲覧ソフト、または、ブラウザ上のプラグインで閲覧することが前提です。
| PDF閲覧ソフト | 
|---|
Adobe Acrobat Reader 7以上 
Adobe Acrobat 7以上 
 | 
| OS | ブラウザ | プラグイン | 
|---|---|---|
Windows 10 
 | 
Internet Explorer 11 
Google Chrome 89 以上 
 | 
Adobe Acrobat Reader 
Adobe Acrobat 
Adobe Acrobat Reader 
Adobe Acrobat 
 | 
macOS Catalina 
 | 
Safari 
 | 
Adobe Acrobat Reader 
Adobe Acrobat 
 | 
iOS 14 
 | 
Safari 
 | 
iOS用 Adobe Acrobat Reader | 
iPadOS 14 
 | 
Safari 
 | 
iPadOS用 Adobe Acrobat Reader | 
Android 8.0 以上 
 | 
Google Chrome 
 | 
Android 用 Adobe Acrobat Reader | 
上記以外のPDF閲覧ソフト、および、クライアント要件の組合せは対応していません。
また、 Adobe 製品に起因するトラブルについてはサポートしていません。
注意
セキュリティ機能 の 保存場所制限 、または、 閲覧期限制御 を使用する場合、クライアント要件は次の通りです。
詳細については、「 保存場所制限 ・ 閲覧期限制御 」を参照してください。
| OS | ブラウザ | プラグイン | 
|---|---|---|
| Windows 10 | Internet Explorer 11 | Adobe Acrobat Reader 
Adobe Acrobat 
 | 
上記クライアント要件以外の組合せは対応していません。
注意
intra-mart Accel Platform の クライアント要件 にて Internet Explorer 11 がサポート対象である間は、 IM-PDFCoordinator for Accel Platform のクライアント要件においても Internet Explorer 11 をサポート対象とします。
セキュリティ機能 の 保存場所制限 、および、 閲覧期限制御 は Internet Explorer 11 のブラウザでのみ使用可能な機能であるため、 Internet Explorer 11 がサポート対象である間は機能自体もサポート対象となります。
5.3. ライセンス要件¶
intra-mart Accel Platform を複数台運用する場合、各環境ごとWAR単位でのライセンスが必要です。
連携エンジン PDFメイクアップ の機能単位で、ライセンスが必要です。
ライセンス名 概要 セキュリティ機能 ライセンス セキュリティ機能 を導入するために必要なライセンスです。 マージ機能 ライセンス マージ機能 を導入するために必要なライセンスです。 ページ機能 ライセンス ページ機能 を導入するために必要なライセンスです。 エディット機能 ライセンス エディット機能 を導入するために必要なライセンスです。 
5.4. セキュリティ要件¶
5.4.1. オープンパスワード ・ セキュリティパスワード¶
オープンパスワード を付与した際、設定できるセキュリティの暗号化レベルは次の通りです。
- 40bit RC4
 - 128bit RC4
 - 128bit AES
 
オープンパスワード 、および、 セキュリティパスワード は、PDF閲覧ソフト、または、Webプラグインでの Adobe 製品上での閲覧のみ対応しています。
注意
オープンパスワード と セキュリティパスワード に同一のパスワードを設定した場合、
PDFファイルを開くと付与したセキュリティが必ず解除されます。
そのため、 オープンパスワード と セキュリティパスワード は異なるパスワードを設定してください。
注意
オープンパスワード と セキュリティパスワード を併用して使用することを推奨します。
5.4.2. 保存場所制限 ・ 閲覧期限制御¶
- 保存場所制限 、および、 閲覧期限制御 は Adobe 製品でのみ解読可能な JavaScript を、PDFファイルに埋め込むことで制限をかけています。そのため、保存場所制限 や 閲覧期限制御 を設定したPDFファイルでもダウンロードは可能です。
 - 保存場所制限 は、Webプラグインとして指定する Adobe 製品が認識するURLでチェックをします。
 
注意
保存場所制限 、および、 閲覧期限制御 はブラウザでのみ動作する機能です。PDF閲覧ソフト単体では動作しません。
利用する際は、Webプラグイン、および、 JavaScript の設定が必要です。
注意
画面のキャプチャを制限する機能はありません。
注意
保存場所制限 、および、 閲覧期限制御 はPDFの規格とは異なる形でセキュリティを付与します。
そのため、Webプラグインのバージョンアップにより、機能が正常に動作しなくなる恐れがあります。
保存場所制限 、および、 閲覧期限制御 は補助的な位置づけのため、セキュリティ強度の高い オープンパスワード 、および、 セキュリティパスワード と併用して使用することを推奨します。