IM-PDFDesigner for Accel Platform トラブルシューティング 第2版 2019-12-01

3. 情報収集

障害に対する原因を特定するための情報を収集します。

3.1. エラーメッセージ

障害が発生した際に画面上に表示されたエラーメッセージを確認します。障害の発生パターンを整理します。

  • どのような操作を行った場合に発生したのか。
  • 再現性があるのか。
  • 再現性がある場合、どのような条件で発生するのか。(特定のフロー/ユーザ)

3.2. 例外ログ

エラーメッセージが表示された際には、プログラム上の例外ログが出力されている可能性があります。事象発生時の例外ログの内容を確認してください。

  • Application Serverにおける事象発生時の例外ログの内容を確認してください。
  • Application Serverにデプロイされている intra-mart Accel Platform の機能に応じて異なるログが出力されます。

3.3. スレッドダンプ

例外ログが発生せず、障害が発生している場合、プログラムの処理が途中で止まっている可能性があります。実行中スレッドのスタックトレースであるスレッドダンプを取得することで原因を特定します。

  1. Application Serverが起動しているOS上のプロセスを特定します。

  2. 下記のコマンドの出力結果を取得します。

    jstack [Application Serverが起動しているOS上のプロセスID]