IOWebDOC のインストール¶
IOWebDOC とは¶
IOWebDOC は、PDFファイル作成ランタイム(実行モジュール)です。
IM-PDFDesigner は、 IOWebDOC と連携してPDFファイルを作成します。
注意
古いバージョンの IOWebDOC がインストールされている場合は、 古いバージョンをアンインストールしてから、新しいバージョンをインストールしてください。
フォルダ構成¶
IOWebDOC のインストーラが同梱されているフォルダ構成を説明します。
フォルダ名 | ファイル名 | 内容 | |
---|---|---|---|
win64 | webdoc_runtime-x.x.x-win64.zip | Windows Server (64 bit)版
IOWebDOC セットアップファイル
|
|
lnx64 | webdoc_runtime-x.x.x-linux64.tar | Red Hat Enterprise Linux (64 bit)版
IOWebDOC セットアップファイル
|
|
tool | webdoc_tool-x.x.x-win32.zip / webdoc_tool-x.x.x-win64.zip | IOWebDOC レイアウトデザインツール
|
|
JavaIF | iowebdoc.jar | IOWebDOC Java I/F |
【重要】 IOWebDOC (1.9.x) と IOWebDOC (3.x.x) について¶
IOWebDOC は、
- IOWebDOC (1.9.x)
- IOWebDOC (3.x.x)
の2種類から選択できます。
IOWebDOC (1.9.x) と IOWebDOC (3.x.x) の違い¶
- 扱えるデータの文字コードが異なります。 IOWebDOC (1.9.x) はMS932(SJIS)です。 IOWebDOC (3.x.x) はUnicode(UCS-2)です。設定方法は後述しておりますので、手順に従って設定してください。
- 帳票エンジン( IOWebDOC )の製品バージョン / 帳票エンジン( IOWebDOC )のインストーラそのものが異なります。
- 帳票レイアウトファイル(dlf/iod/def/clf/ddl等…)の形式が異なります。後述しておりますので、保存する際に IOWebDOC (3.x.x) に対応した形式で保存してください。
IOWebDOC (1.9.x) と IOWebDOC (3.x.x) の判別方法¶
Windows環境の場合
帳票エンジン( IOWebDOC )がインストールされたマシンにログインし、コマンドプロンプトから以下のコマンドを実行します。
C:\> iowebver
IOWebDOC 64bit Version x.x.x.x ← 実際はダイアログに表示されます。
バージョン番号が、1.x.x.x の場合は、 IOWebDOC (1.9.x) 、
バージョン番号が、3.x.x.x の場合は、 IOWebDOC (3.x.x) です。
Linux環境の場合
帳票エンジン( IOWebDOC )がインストールされたマシンにログインし、ターミナルから以下のコマンドを実行します。
# $IODOC/bin/iowebver
# IOWebDOC 64bit Version x.x.x.x
バージョン番号が、1.x.x.x の場合は、 IOWebDOC (1.9.x) 、
バージョン番号が、3.x.x.x の場合は、 IOWebDOC (3.x.x) です。
【重要】 IOWebDOC (1.9.x) と IOWebDOC (3.x.x) どちらをインストールすべきかの判断基準¶
IOWebDOC (1.9.x) をインストールする場合 | 既存システムのリプレースまたはバージョンアップで、以前より IM-PDFDesigner for Accel Platform を利用しているシステムの場合
|
日本国内のみでの利用であり、文字コードとしてMS932の範囲内の利用で問題がないシステムの場合
|
|
IOWebDOC (3.x.x) をインストールする場合 | IM-PDFDesigner for Accel Platform を利用したシステムを新規に構築する場合 |
UNICODE文字の出力が必須のシステムの場合
|
入力ファイルのエンコーディング¶
IOWebDOC (3.x.x) では、入力ファイルにUnicodeやShiftJISが利用できます。 エンコーディングがUnicodeの場合は、実装水準1に対応しています。 なお、実装水準1に結合文字は含まれません。 入力ファイルの文字は、次に示すエンコーディングを使用して変換します。 入力ファイルに対するエンコーディングを間違えると、文字化けが起きたり空白が出力されたりする場合があります。
入力ファイル | エンコーディング |
---|---|
帳票ファイル (IODファイル) | UTF-8、ShiftJIS |
マッピング (CDDファイル) | ロケールに対応する文字コード |
データファイル (DAT、CSV) | UTF-16、UTF-8、ロケールに対応する文字コード |
環境設定ファイル | UTF-16、UTF-8、ロケールに対応する文字コード |
その他注意事項¶
IOWebDOC のインストール¶
各オペレーティングシステム別にインストールを行います。