タイムスタンプ処理サーバ での作業¶
タイムスタンプ処理サーバ での作業内容を説明します。タイムスタンプ処理サーバ を複数台 用意する場合は、各サーバに以下の作業を実施してください。
タイムスタンプライブラリの配置¶
タイムスタンプライブラリ(TimeStampClient.jar、pdftstamp-1.0.7.jar)を任意のパスに配置します。各jar ファイルは、CD-ROMの imart/client フォルダにあります。
環境変数の設定¶
タイムスタンプ処理サーバ に管理者権限(Administrator)のあるユーザでログインしてください。 以下の環境変数を設定します。通常、システム環境変数に設定いただければ問題ありません。
環境変数名 設定内容 CLASSPATH % タイムスタンプライブラリの配置フォルダ%
JDKのインストール¶
タイムスタンプ処理サーバ に管理者権限(Administrator)のあるユーザでログインしてください。以下は参考としてJDK.Ver.7.x の前提で記述しています。基本は intra-mart Accel Platform で使用するJDKのバージョンと合わせてください。 JDKをダウンロードします。JDKのインストーラは、オラクル社のサイトからダウンロードできます。 ダウンロードしたインストーラから、インストールを行います。インストールに関する詳細は、オラクル社のサイトを参照してください。インストール完了後に、コマンドラインに以下を入力しリターンキーを押します。
> java -version コマンドラインにJavaのバージョン情報が表示されたら、インストールは成功です。
Tomcat のインストール¶
タイムスタンプ処理サーバ に管理者権限(Administrator)のあるユーザでログインしてください。以下は参考としてTomcat.Ver.7.x の前提で記述しています。 Tomcatのインストーラをダウンロードします。http://tomcat.apache.org/ (2016年4月 現在) ダウンロードしたインストーラから、インストールを行います。インストールに関する詳細は、該当ドキュメントを参照してください。 各サーバの環境に合わせて、Tomcatを適宜 設定してください。CLASSPATHを下記のとおりに設定してください。
サービス起動の場合{Tomcatのインストールパス}bintomcat7w.exeを実行
設定箇所 設定内容 [Java]タブのClasspath欄 %CLASSPATH% バッチ起動の場合{Tomcatのインストールパス}bincatalina.batを開きCLASSPATHを修正して保存する
設定箇所 設定内容 CLASSPATH %CLASSPATH% Tomcatのポート番号は Resinサーバ のポート番号と衝突しないようにしてください。Tomcatのポート番号は %CATALINA_HOME%/conf/server.xml にて設定できます。コラム
Tomcatは、Ver.7.x / 8.x で検証しています。 他のアプリケーションサーバ上で稼動させる場合は、個別に営業までご相談ください。
warファイルのデプロイ¶
CD-ROMの imart/server フォルダを開き、pdftimestamp.war ファイルを、TomcatのWEBアプリケーション配置ディレクトリにコピーします。通常は %CATALINA_HOME%/webapps です。コラム
複数台の タイムスタンプ処理サーバ を用意している場合は、すべての タイムスタンプ処理サーバ に対して実施してください。 Tomcat 7.x / 8.x にて検証しています。左記以外の環境で稼働する場合は、個別に営業までお問い合わせください。
注意
warファイルのデプロイ時には、WEBアプリケーションサーバ(Tomcat等)を停止してください。
Tomcat の起動¶
- Tomcatを起動してください。
コラム
Tomcat起動中のログに異常(Exceptionなど…)がないことを確認ください。 管理者権限(Administrator)のあるユーザでの起動が必須です。