IM-Mail for Accel Platform 2017 Spring リリースノート 第7版 2019-12-01

7. 制限事項

7.1. IM-Mail(メールサービス部分)と intra-mart Accel Platform のパスワードポリシーは一致させる必要があります。

7.2. マネージャを使用せずにアカウント、プロファイルの更新を行っている場合、アカウント同期処理は行われません。

  • IM-Mail(intra-mart 部分)と IM-Mail(メールサービス部分)のアカウント同期処理は intra-mart Accel Platform の各マネージャ(アカウント、
    ユーザ、会社・組織、ライセンス、アプリケーションライセンス)のリスナ・伝播機能で行っているため、マネージャを使用せずにアカウント、
    プロファイルの更新を行っているアプリケーションの機能がある場合、アカウント同期処理は行われません。

7.3. リスナ、im-propagation によるアカウント同期でエラーが発生した場合、エラー詳細は画面上に表示されません。

  • アカウント、ユーザ、会社・組織、ライセンス、アプリケーションライセンスの各リスナを呼び出しているマネージャを利用してい
    る既存の API によってはエラーの内容にかかわらずエラーメッセージが固定で表示されます。
    この場合、アカウント同期で発生したエラー詳細はログに出力され、画面上には表示されません。

7.4. アカウントそのものの変更、ドメインの変更はできません。

  • 一旦、該当のアカウントを削除し新規登録してください。

7.5. アカウント連携においては IM-Mail(メールサービス部分)のアカウント連携 API の仕様に準拠します。

7.6. アカウント連携の電話番号項目は、数値および’-‘(ハイフン)のみ有効です。

7.7. IM-Mailの設定ファイルに不備があった場合、 intra-mart Accel Platform の各機能で処理時(登録・更新・削除等)にエラーが発生する場合があります。

7.8. IM-Mail(メールサービス部分)のメールサービスコントロールパネル(旧プロビジョニングシステム)において、必ず設定を行ってください。

  • IM-Mail(メールサービス部分)のメールサービスコントロールパネル(旧プロビジョニングシステム)において、以下の設定を行う必要があります。
    (設定が行われていない場合、IM-Mail の一部機能が利用できない/連携データに不整合が生じます)

    ■グループ情報の「全般的な機能」項目(グループ管理 > 検索 > グループ情報)
    ・パスワードを変更 → チェックオフに設定

7.9. 「ポータル 移行モジュール」によって、IM-Mail Ver.7.1 の未読ポートレット・データはそのままコピーされます。

  • コピーされた IM-Mail Ver.7.1 の未読ポートレットは、ページ種別、URL、ポートレットの高さなどが IM-Mail for Accel Platform と異なっています。
    そのため、intra-mart Accel Platform 上で利用することは推奨されません。

7.10. IM-Mail for Accel Platform 2014 Spring(Ver 8.0.2)は、IM-Mail(メールサービス部分)新基盤のみ連携可能です。

7.11. IM-Mail for Accel Platform 2014 Spring(Ver 8.0.2)からIM-Mail(メールサービス部分)側の仕様変更により、正規アドレスは廃止されました。

7.12. IM-Mail for Accel Platform 2014 Spring(Ver 8.0.2)からエイリアスの操作は行えなくなりました。

  • エイリアスの追加や削除はメールサービスコントロールパネル(旧プロビジョニングシステム)で実施してください。

7.13. IM-Mail for Accel Platform 2014 Spring(Ver 8.0.2)からIM-Mail(メールサービス部分)側の仕様変更により、組織に関する情報は連携されなくなりました。

  • 主所属組織は同期されません。

7.14. 同期対象でない項目については、直接メールサービスコントロールパネル(旧プロビジョニングシステム)で設定してください。

7.15. 未読ポートレットで利用しているIMAP接続を未読ポートレットでのデータ取得以外に利用することはできません。

  • クライアントからの接続で利用する場合は、別途有償オプションが必要です。

7.16. IM-Mail(メールサービス部分)との連携においては、仕様上の制限により、1件あたり約15~60秒ほど処理時間がかかります。

  • 例:2000件のユーザ情報を更新する場合、処理に約31.5時間かかります。
    本制限については、IM-Mail(メールサービス部分)側での改善を検討します。

7.17. IM-Mail(メールサービス部分)とアカウント同期する場合は、メールアドレス文字数、利用可能文字に制限があります。

  • メールアドレス文字数、利用可能文字文字に関する制限事項は下記の通りです。
    ■文字数:
    [メールアカウント@メールドメイン]アカウントと@とドメイン全て含めて最大64文字です。
    ■利用可能文字:
    半角英数字(a-z or 0-9)
    記号 _(アンダーライン)、-(ハイフン)、.(ドット)、=(等号)、~(波ダッシュ)
    ■その他制約事項:
    最初の1文字目は半角英数字(a-z or 0-9)です。
    ※下記のアカウントはご利用いただけません。
    ・@の直前にドット“.”がついたアカウント
    ・ドット“.”が2つ以上連続したアカウント
    ・システムアカウント、「postmaster」、「galsync」、
    「ka-group-01」、「ka-group-02」、「ka-group-03」、「ka-group-04」

7.18. IM-Mail(メールサービス部分)とアカウント同期する場合は、パスワード文字数、利用可能文字に制限があります。

  • パスワード文字数、利用可能文字文字に関する制限事項は下記の通りです。
    ■文字数:
    半角6文字以上64文字以内
    ■利用可能文字:
    半角英数字:a-z or A-Z or 0-9)
    記号:$(ドル記号)、+(プラス)、,(カンマ)、-(ハイフン)、/(スラッシュ)、=(イコール)、@(アットマーク)、
    [(始め大括弧)、](終わり大括弧)、^(ハット)、_(アンダーライン)、{(始め中括弧)、}(終わり中括弧)~(波ダッシュ)
    ■その他制約事項:
    大文字・小文字の区別があります。

7.19. パスワード保存方式が「ハッシュ化」の場合、 IM-Mail for Accel Platform を利用できません。

  • IM-Mail for Accel Platform では、メールサーバであるEnterpriseMailとアカウント情報の同期を行います。
    パスワード保存方式が「ハッシュ化」の場合、アカウントのパスワードが取得できないため同期が正常に行えません。

7.20. IM-Mail(メールサービス部分)とアカウント同期する場合は、ユーザコードの文字数に制限があります。

  • ユーザコードの文字数に関する制限事項は下記の通りです。
    ■文字数:
    半角64文字以内