6.2.1. 基本的な画面レイアウト¶
本章では、全ての構成要素を含んだ画面レイアウトを用いて、画面構成を説明します。 構成要素の組み合わせによる画面レイアウトの方法は、テーマを使って画面レイアウトを行う で説明します。
6.2.1.2. 6 つの構成要素、4 つのパーツ名¶
6 つの構成要素は、本書では 4 つのパーツに分類します。 パーツ名の詳細は、 テーマからみた画面の 4 つのパーツ にて行います。
| No | 場所 | HTML 要素 | パーツ名 | 配置内容 | 
|---|---|---|---|---|
| ① | ヘッダー | <body>配下の<header> | head | メニュー、My Menu | 
| ② | 画面タイトル | <body> | body | 画面タイトル | 
| ③ | ツールバー | <body> | body | 処理アイコン、処理リンク(アイコンのみ、アイコン+リンク、リンクのみ) | 
| ④ | コンテンツエリア | <body> | body | 入力フォーム、一覧、ボタン等 | 
| ⑤ | フッター | <body>配下の<footer> | footer | コピーライト | 
| ⑥ | ヘッド情報 | <head> | head | 文書のヘッダ情報です。画面上に表示されません。 | 
HTML 構造は以下の通り出力されます。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11  | <html>
  <head>⑥ヘッド情報</head>
  <body>
    <header>①ヘッダー</header>
    <div>
     ③ツールバー
     ④コンテンツエリア
    </div>
    <footer>⑤フッタ</footer>
  </body>
</html>
 | 
注意
基本的な構成要素の実装例で触れますが、開発者は、 ①のヘッダー、⑤のフッターをコーディングする必要はありません。 html タグや body タグ等のタグも不要です。 テーマを使って画面レイアウトを行う で詳しく説明します。
6.2.1.3. 基本的な構成要素の実装例¶
実際に intra-mart Accel Platform では、以下のようにコーディングします。 ①のヘッダー、⑤のフッター、⑥のヘッダ情報、html タグや body タグは、「テーマ」が自動的に生成します。
注意
「テーマ」の機能を使用して、ヘッダーやフッターの有無をレイアウト指定できます。 テーマを使って画面レイアウトを行う で詳しく説明します。
- HTML 実装例
 
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33  | <!-- ⑥head タグ-->
<imart type="head">
  <title>画面名</title>
  <script>
    function hoge(){
      doSomething();
    }
  </script>
</imart>
<!-- ②画面タイトル -->
<div class="imui-title">
  <h1>画面タイトル</h1>
</div>
<!-- ③ツールバー -->
<div class="imui-toolbar-wrap">
  <div class="imui-toolbar-inner">
    <!-- ツールバー左側 -->
    <ul class="imui-list-toolbar">
      <!-- 戻る -->
      <li><a href="#" class="imui-toolbar-icon" title="戻る"><span class="im-ui-icon-common-16-back"></span></a></li>
    </ul>
    <!-- ツールバー右側 -->
    <ul class="imui-list-toolbar-utility">
      <li><a href="#" class="imui-toolbar-icon" title="最新情報"><span class="im-ui-icon-common-16-refresh"></span></a></li>
    </ul>
  </div>
</div>
<!-- ④コンテンツエリア -->
<div class="imui-form-container">
</div>
 | 
- JavaScript 実装例
 
1 2 3  | function init(request) {
  doSomething();
}
 | 
コーディング内容
No 場所 配置内容 ① ヘッダー テーマが自動的に生成します。明示的にコーディングする必要はありません。 ② 画面タイトル <h1>に、画面タイトルを入力します。 ③ ツールバー ツールバー を参照してください。 ④ コンテンツエリア body 部分 を参照してください。UIモジュール や独自に用意した表などのコンポーネントを配置します。 ⑤ フッター テーマが自動的に生成します。明示的にコーディングする必要はありません。 ⑥ ヘッド情報 - テーマが自動的に生成します。画面上表示されていませんが、head タグが出力されています。
 - title タグに画面名を記述してください。
 - 必要に応じて、script 、 link タグなどを記述してください。
 
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