intra-mart Accel GroupMail 管理者操作ガイド 第7版 2018-12-01

4. ジョブネット操作編

ここでは、intra-mart Accel GroupMail で提供するジョブネットについて説明します。

4.1. 期限切れメール削除ジョブネット

保存期間(月数)を超過したメールを削除します。
実行するジョブは以下になります。
● 期限切れメール削除ジョブ:保存期間(月数)を超過したメールを削除状態にします。
● メール削除ジョブ    :送信(保存)者、宛先が全て削除状態のメールを削除します。
● ユーザ使用量更新ジョブ :最新の状態でユーザ使用量を更新します。

■ 実行パラメータ
パラメータキー 説明 デフォルト値
commit-count 数値
ジョブのコミットを行う件数
0の場合は最後にコミットします。
0

注意

このジョブは複数のテーブルの複数のレコードを更新する必要があるため、commit-count が大きい場合
ジョブと画面操作と同時に実行された場合にデータベースのデッドロックを引き起こす可能性があります。
(一方のトランザクションがエラーとなりロールバックされます)
ジョブと画面操作が並行して実行されることが想定される場合は commit-countを1に設定して運用してください。

4.2. 期限切れ添付ファイル削除ジョブネット

保存期間(月数)を超過した添付ファイルを削除します。
実行するジョブは以下になります。
● 期限切れ添付ファイル削除ジョブ:保存期間(月数)を超過した添付ファイルを削除します。
● データサイズ更新ジョブ    :最新の状態でデータサイズ(メール情報のデータ量合計)を更新します。
● ユーザ使用量更新ジョブ    :最新の状態でユーザ使用量を更新します。

■ 実行パラメータ
パラメータキー 説明 デフォルト値
commit-count 数値
ジョブのコミットを行う件数
0の場合は最後にコミットします。
0
check_absence 真偽値
添付ファイルの存在検証実行有無
true : 添付ファイルの存在検証を実行する
false : 添付ファイルの存在検証を実行しない
true

注意

このジョブは複数のテーブルの複数のレコードを更新する必要があるため、commit-count が大きい場合
ジョブと画面操作と同時に実行された場合にデータベースのデッドロックを引き起こす可能性があります。
(一方のトランザクションがエラーとなりロールバックされます)
ジョブと画面操作が並行して実行されることが想定される場合は commit-countを1に設定して運用してください。

4.3. 利用者環境設定情報インポートジョブネット

利用者環境設定情報のインポートを実行します。
実行するジョブは以下になります。
● 利用者環境設定情報インポートジョブ:利用者環境設定情報のインポートを行います。

■ 実行パラメータ
パラメータキー 説明 デフォルト値
file 文字列
インポートするCSVファイルのパス
パブリックストレージからの相対パス
(空文字列)
comit-count 数値
コミットを行う件数
0の場合は最後にコミットします。
0
validate-date 真偽値
インポートするデータの検証有無
true : データ検証する
false : データ検証しない
true
delimiter-code 文字列 CSVファイルの項目区切り文字 (半角カンマ)

注意

このジョブは複数のテーブルの複数のレコードを更新する必要があるため、commit-count が大きい場合
ジョブと画面操作と同時に実行された場合にデータベースのデッドロックを引き起こす可能性があります。
(一方のトランザクションがエラーとなりロールバックされます)
ジョブと画面操作が並行して実行されることが想定される場合は commit-countを1に設定して運用してください。

4.4. 利用者環境設定情報置換インポートジョブネット

利用者環境設定情報の置換インポートを実行します。
実行するジョブは以下になります。
● 利用者環境設定情報一括削除ジョブ :利用者環境設定情報の一括削除を行います。
● 利用者環境設定情報インポートジョブ:利用者環境設定情報のインポートを行います。

■ 実行パラメータ
パラメータキー 説明 デフォルト値
file 文字列
インポートするCSVファイルのパス
パブリックストレージからの相対パス
(空文字列)
comit-count 数値
コミットを行う件数
0の場合は最後にコミットします。
0
validate-date 真偽値
インポートするデータの検証有無
true : データ検証する
false : データ検証しない
true
delimiter-code 文字列 CSVファイルの項目区切り文字 (半角カンマ)

注意

このジョブは複数のテーブルの複数のレコードを更新する必要があるため、commit-count が大きい場合
ジョブと画面操作と同時に実行された場合にデータベースのデッドロックを引き起こす可能性があります。
(一方のトランザクションがエラーとなりロールバックされます)
ジョブと画面操作が並行して実行されることが想定される場合は commit-countを1に設定して運用してください。

4.5. 利用者環境設定情報エクスポートジョブネット

利用者環境設定情報のエクスポートを実行します。
実行するジョブは以下になります。
● 利用者環境設定情報エクスポートジョブ:利用者環境設定情報のエクスポートを行います。

■ 実行パラメータ
パラメータキー 説明 デフォルト値
file 文字列
エクスポートするCSVファイルのパス
パブリックストレージからの相対パス
(空文字列)
fetch-count 数値 データベースからデータを読み込む件数 5000
delimiter-code 文字列 CSVファイルの項目区切り文字 (半角カンマ)
newline-code 文字列 CSVファイルの改行文字列 \r\n(CRLF)

4.6. 添付ファイル保存位置是正ジョブネット

Accel Groupmail ver 8.0.0, 8.0.1, 8.0.2 で発生する添付ファイルの保存先に関する不具合によって発生してしまった
保存先の不正な添付ファイルの位置を是正するジョブネットです。
特に問題が発生していない場合、このジョブネットを実行する必要はありません。

このジョブを実行すると、ストレージサービス上で不正な位置にある添付ファイルを正しい位置に移動、または
データベース上削除されているもののストレージサービス上に残ったままになっている添付ファイルを削除します。
これらの移動や削除が発生した場合

STORAGE_SERVICE%/groupmail-backup-yyyyMMdd-HHmm

というバックアップフォルダを作り、元のファイルの位置と同等のパスに複製します。
実施後、問題がなければこのバックアップフォルダは手動で削除してください。

注意

このジョブネットを実行する前に、ストレージ領域のバックアップを取得しておくことを強く推奨します。

コラム

このジョブネットは ver 8.0.1-PATCH_001 以降、ver 8.0.2-PATCH_001 以降 で利用できます。


実行するジョブは以下になります。
● 添付ファイル保存位置是正ジョブ:不正な位置に保存されている添付ファイルを元の想定の場所に移動します。

■ 実行パラメータ

特にありません